VK-8 システム・プログラム (Ver.2.04)
VK-8 システム・プログラムは、VK-8 を最新バージョンにアップデートするために使用するプログラムです。
<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
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バージョンの確認方法
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変更内容
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アップデートに必要なもの
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アップデートにおける注意点
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
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アップデート手順
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バージョンの確認方法
~ ダウンロードをする前に、システム・ファームウェアのバージョンをチェックしてください。 ~
- Version2 以降のバージョンは、以下の操作で確認できます。
※ アンプタイプに "TYPE IV" が表示されていましたら、Version2 になっています。
- “VIBRATO AND CHORUS の [ ON ] ボタン”を押した状態で本体の電源を入れ、“VIBRATO AND CHORUS の [ ON ] ボタン”から手を離さずに、VIBRATO AND CHORUS 「 V-2 」の LED と、1/PIANO ~ 8/BRASS ボタンの LED、あわせて、9 箇所の LED の点灯状態を確認します。
VIBRATO AND CHORUS [ V-2 ] の LED および [ 6/CHOIR ]ボタンの LED の2つが点灯していたら、Version 2.04 にアップデートされています。
※ 他の LED の点灯状態については、確認の必要がありません。
- VIBRATO AND CHORUS [ ON ] ボタンから手を離すと、通常に使用できる状態になります。
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変更内容
[ Ver.2.04 ]
- OTHER TONES LEVEL つまみを操作したときに、MIDI コントロール・チェンジの「ボリューム」(コントローラー・ナンバー7)を OTHER TONES MIDI CH. で指定したチャンネルで MIDI OUT より送信するよう修正しました
[ Ver.2.03 ]
- 特定の条件下で、アザー・トーンが鳴り続けることがある点を修正しました。
- EV-7 を使用したときにエクスプレッションが最大値になりにくい点を修正しました。
[ Ver.2.02 ]
- 特定の操作においてパーカッションの音量が小さくなってしまうことがあった点を修正しました。
- REVERB LEVEL, OVERDRIVE, LEAKAGE, TONE, OTHER TONES LEVEL, ハーモニック・バーのメモリ-されている設定が実際の操作子の位置に変わってしまう可能性があったため、より安定動作するように改善しました。
[ Ver.2.01 ]
- 特定の条件下で Preset を選び演奏していると、ハーモニック・バーの設定が実際のバー位置の値に変わってしまうことがまれにありましたので、これを修正しました。
[ Ver.2.00 ]
- ロータリーサウンドが VK-88 相当にクオリティ・アップしました。
- アンプタイプに「 TYPE IV 」が追加されました。
- 回転スピーカーを接続時の ROTARY SOUND [ ON ] ボタンの働くが変わりました。
※詳しくは、「 」をご参照ください。
◆補足説明書 PDF
Version2 での変更点の説明を PDF 形式で収録しています。
「 VK-8 バージョン2について 」
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アップデートに必要なもの
VK-8 にシステム・プログラムをインストールするために、以下のものが必要になります。
- VK-8 本体
- スタンダード MIDI ファイルを正常に送信できる MIDI シーケンサーまたは、簡易 SMF プレーヤが動作可能なコンピュータ
- MIDI インターフェイス + MIDI ケーブル
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アップデートにおける注意点
- このシステム・プログラムを、VK-8 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデートを行うと本体内に記憶されている PRESET データが失われます。VK-8 の本体に PRESET を記憶している場合には、バルク・ダンプを行って外部シーケンサに PRESET データのバックアップを行っておいてください。(バルクダンプの操作手順は、VK-8 取扱説明書 「 VK-8 の設定を外部シーケンサーに保存する(バルク・ダンプ)」をご参照ください。)
- このシステム・プログラムでのアップデートは、手順どおりに実施すれば特に問題ありませんが、万一、アップデート作業中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合には VK-8 のシステムが破壊され使用できなくなることがあります。そのような場合には、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するインストールの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
vk8_sys_v204.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip 形式のアーカイブ・ファイルになっていますので、解凍してください。解凍が終了すると、12 個のスタンダード MIDI ファイル( VK820401.mid ~ VK820412.mid )が入った vk8_sys_v204 フォルダが現れます。
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アップデート手順
下記の手順に従って、システム・プログラムを VK-8 へインストールしてください。
インストールにはスタンダード MIDI ファイルを正常に再生できる MIDI シーケンサーが必要になります。
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アップデートが完了するまで、途中で絶対に電源を切らないでください。 |
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アップデートする前に他のアプリやスクリーンセーバーは終了してください。また、スタンダード MIDI ファイル再生中はマウスを操作しないでください。 |
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アップデートを行うと本体内に記憶されている PRESET データが失われます。VK-8 の本体に PRESET を記憶している場合には、バルク・ダンプを行って外部シーケンサに PRESET データのバックアップを行っておいてください。(バルクダンプの操作手順は、VK-8 取扱説明書 「 VK-8の設定を外部シーケンサーに保存する(バルク・ダンプ)」をご参照ください。) |
- 電源が切れていることを確認し、VK-8 の KEYBOARD IN とシーケンサーの MIDI OUT を、MIDI ケーブルで接続します。
- VK-8本 体の ROTARY SLOW/FAST ボタンと ROTARY ON ボタンを同時に押しながら電源を入れます。
- すべてのスタンダード MIDI ファイル ( VK820401.mid ~ VK820412.mid ) をファイル名の番号順にシーケンサーで再生します。
【簡易 SMF プレーヤ「 UpdSMF 」を使った作業例】
- 「 UpdSMF 」 アイコンをダブルクリックします。
- 「 MIDI Out Device 」で MIDI 出力のデバイスを選択します。
- 【 Windows 版 / Mac OS X 版の場合】
「 SMF Path 」 に、解凍されたスタンダード MIDI ファイルが存在するフォルダ名を指定します。右の [ Path ] ボタンで探すこともできます。
【 Mac OS 9 版の場合】
「 SMF Folder 」 に、解凍されたスタンダード MIDI ファイルが存在するフォルダ名を指定します。右の [ Select ] ボタンでフォルダを指定してください。
- [ ScanSMF ] ボタンを押します。
※ Mac OS 9 版 / Mac OS X 版では、この操作は必要ありません。
- フォルダ内全てのスタンダード MIDI ファイルを再生の対象としますので、アップデートに不要なスタンダード MIDI ファイルはフォルダから削除しておいてください。
- [ Send ] ボタンをクリックすると、登録されたスタンダード MIDI ファイルを、名前の順番に再生します。
- すべてのスタンダード MIDI ファイルの再生が終了するまで、しばらくお待ちください。
(およそ 10 分程度の時間がかかります。)
→再生中は ROTARY ON ランプが MIDI インジケーターとして働き、進行にしたがってプリセットの1から8までのランプが順に点灯します。プリセット8のランプが点滅しているときは書込み中です。書込みをしている間は、絶対に本機の電源を切らないでください。
- すべてのスタンダード MIDI ファイルの再生が終了し書き込みが完了すると、パネル上のすべてのランプが点灯します。
- 電源を切り、もう一度電源を入れます。
- 必要であれば、最初に行った PRESET のバックアップデータを本体に戻します。
ダウンロードファイル
Windows Vista / Windows XP / Windows Me / Windows 2000 / Windows 98 / Mac OS X / Mac OS用