SONAR 8.3.1 PRODUCER 日本語版(ソフトウェア用)アップデータ
このアップデータは、お使いのコンピュータにインストールされている SONAR 8 PRODUCER 日本語版を、バージョン 8.3.1 にアップデートします。本アップデーターはバージョン 8.0、8.0.2 に対して適用します。アップデータを実行する前に、インストールされている SONAR のバージョンを確認して下さい。
■このアップデータは、SONAR に付属する各コンポーネント(プラグインなど)もアップデートします。アップデート後に、製品付属のインストール・ディスクからコンポーネントを追加インストールした場合は、再度このアップデータを実行してください。アップデートされるコンポーネントに関しては、アップデートされる主要なコンポーネントを参照してください。
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目次
SONAR 8 PRODUCER のアップデート順について
- SONAR 8 PRODUCER のアップデータには、ソフトウェア用、追加コンテンツ用の 2 つがあります。
必ず最初にソフトウェアをアップデートした後、追加コンテンツデータを実行して下さい。
- 手順は以下の通りです。
- ソフトウェア、追加コンテンツの 2 つのアップデータをダウンロードします。
- 全てのアプリケーションを終了します。
- ソフトウェア、追加コンテンツの順にアップデータを実行します。
- アップデート後、最初に SONAR 8.3.1 を起動すると
"個人設定ファイルを作成します。この処理は初回起動時のみ行われます。OKをクリックして開始して下さい。" ダイアログが現われますので [OK] を押します。
アップデート方法
- Windows を起動します。
- Windows のエクスプローラなどから、ダウンロードしたアップデータ "Producer831Patch.exe" を実行します。
- 画面の指示に従ってアップデートを進めてください。
※ お使いの環境によっては、アップデートの途中で進行状況表示のグラフが止まり、処理に数分かかる場合がありますが、そのままお待ちください。
※ アップデートに関する重要な情報が記載されていますので、更新された Readme.rtf を必ずお読みください。Readme.rtf は、SONAR のメニューからヘルプ|README.RTF を表示を実行するとご覧いただけます。
アンインストールについて
このアップデータのみをアンインストールすることはできません。製品付属の取扱説明書に記載されている方法で、SONAR をアンインストールしてください。
SONAR のバージョン確認方法
お使いの SONAR のバージョンは、以下の手順で確認できます。
- SONAR を起動します。
- メニューからヘルプ|SONAR についてを選択します。
- バージョン情報が記されたダイアログが表示されます。
SONAR 8.3.1 の修正ポイント
SONAR 8.3.1 では、バージョン 8.0、8.0.2 から次のポイントが変更/修正されました。
外部インサートエフェクト
- 外部インサートエフェクトの遅延時間をテストした値を使うようになりました。
- 多チャンネルの外部インサートエフェクトを使ったときの同期性能を向上しました。
- 外部インサートエフェクトを使った状態でスクラブ機能ができるようになりました。
- 再生中に外部インサートエフェクトを削除したときにクラッシュする問題を解決しました。
- グルーブクリップが含まれたトラックに外部インサートエフェクトを使ったときにクラッシュする問題を解決しました。
- 外部インサートエフェクトを含むプロジェクトでドライバーモードを ASIO から WDM に変更したときにクラッシュする問題を解決しました。
- 外部インサートエフェクトのオートメーションを操作したときにクラッシュする問題を解決しました。
- バス上に外部インサートエフェクトを使ったときに遅延オフセットの値を表示するようにしました。
インストゥルメント・トラック
- クリップをインストゥルメント・トラックにドロップしたときに表示されない問題を解決しました。
- インストゥルメント・トラックを分離、結合およびサイドチェインを使ったときの安定性を向上しました。
一般的な問題
- クリップを移動する際、正常にスナップ点に移動しないことがあった問題を解決しました。
- カーソル位置表示機能がオンでクリップの端に正常に動作しない問題を解決しました。
- VST プラグインに対してプリセットをセーブ、ロードした際に SONAR がクラッシュする事があった問題を解決しました。
- コンソールビュー内でストリップを非表示にしている際の安定性を向上しました。
- センド・アシスタントの設定でプリ・フェーダーへのセンドができるようになりました。
- リアルタイムバウンス中やエクスポート中にオーディオがドロップアウトすることがあった問題を解決しました。
- 再生・録音中の録音待機状態 変更機能の動作と信頼性を向上しました。
- ユーザーが定義した ACT MIDI コントローラープリセットがプラグインプリセットリストに表示されなかった問題を解決しました。
- 奇数コア CPU (例えば 3 コア) 環境において CPU メーターが正常に表示され、SONAR が正しく動作するように解決しました。
- インストゥルメント・トラックが含まれているプロジェクトで間違ったトラックに V-Vocal のミュート/ソロが機能する問題を解決しました。
- 64 ビット・コンピューターで MIDI タイプ 1 のファイルを正しく開けない問題を解決しました。
SONAR 8.3.1の新機能
SONAR 8.3.1 では、バージョン 8.0、8.0.2 から次のポイントが機能追加されました。
プラグインの遅延補正 (PDC) を無効にする設定を追加しました
- 録音、再生時中にプラグインを使ったリアルタイム演奏を行ったときに遅延補正による影響を受けなくする設定を追加しました。
マルチ・プロセッサーの負荷バランスを改善しました
- SONAR のオーディオエンジンをマルチ・プロセッサーでさらなるパフォーマンスを発揮できるようにしました。
- CPU メーターの表示値を適正にしました。
カーソル位置表示機能を拡張しました
- グリッドにスナップの設定をしているときにはカーソル表示をグリッドライン合わせて最適位置を表示するようにしました。
- クリップの選択ツールを使ったときに、以下のように動作するようになりました: + クリップの先頭または左あたりをクリックしたとき - カーソル位置表示がクリップの先頭を示します。
+ クリップの末尾または右あたりをクリックしたとき - カーソル位置表示がクリップの末尾を示します。
グリッドにスナップの機能を拡張しました
- グリッドにスナップの設定を保存できるようにしました
再生・録音中に録音待機状態の機能を拡張しました
- 「入力に固定オプション」を追加しました。プロジェクトで入力指定されているポートを固定化することでCPUの負荷を低減します。
外部インサートエフェクトを機能拡張しました
- 外部インサートエフェクトと内蔵プラグインを同時使用したときの同期性能が向上しました。
- ループ時の同期性能が向上しました。
- 複数の外部インサートエフェクトが使えるようになりました。
- マルチコアのコンピューターでの安定性が向上しました。
全オーディオエフェクトのバイパス機能
- プロジェクトで使われている全オーディオエフェクトをバイパスする機能が追加されました。
クリップグループの分割機能が拡張されました
- すでにあるクリップを分割したときに、自動的に新たなクリップを作成できるようになりました。
クリップの分割オプションの追加
- 左側 (デフォルト) - 分割後に分割されたクリップの左側が選択されます。
- 右側 - 分割後に分割されたクリップの右側が選択されます。
- 両方 - 分割後に分割されたクリップの両側が選択されます。
- なし - 分割後にクリップが選択されません。
オーディオデバイスが変更されたときに知らせる機能が追加されました
- プロジェクトを立ち上げたときにプロジェクトで設定されていたオーディオデバイスのポート、ドライバーモードの変更によりポートが見つからなかった場合に警告を表示するようになりました。
アップデートされる主要なコンポーネント
- SONAR 8 本体プログラムおよび関連ドキュメント
- オーディオエフェクト
- コントロールサーフェス
- Cakewalk Publisher
- Cakewalk Audio Finder
Cakewalkは、米国 Cakewalk, Inc. の米国における登録商標です。
SONAR は、米国 Cakewalk, Inc. の商標です。
Microsoft、Windows、Windows Vista は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
Windows(R) の正式名称は、Microsoft(R) Windows(R) operating system です。
文中のその他の商標や登録商標は、それぞれの会社に属します。
ダウンロードファイル
Windows 7 / Windows Vista / Windows XP用