TR-8S System Program (Ver.3.00)


バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
  1. [ UTILITY ] ボタンを押して、 MENU 画面を呼び出します。
  2. [ VALUE ] つまみで INFORMATION : Version を選択して、[ ENTER ] を押します。
    ディスプレイに、現在のバージョンを表示します。

※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。

変更内容
[ Ver.3.00 ] 2023/09
機能追加
  • INST LIST に CR-78 の ACB TONE を追加しました。
    Category Name Type
    BD CR78 Bass ACB
    SD CR78 Snare ACB
    RS CR78 Rim Shot/CL ACB
    CH/OH CR78 Hi-Hat ACB
    CC/RC CR78 Cymbal ACB
    CC/RC CR78 Metallic ACB
    PERC1 CR78 Low Conga ACB
    PERC1 CR78 Low Bongo ACB
    PERC1 CR78 High Bongo ACB
    PERC2 CR78 Claves/RS ACB
    PERC3 CR78 Maracas ACB
    PERC3 CR78 Tamb 1/2 ACB
    PERC4 CR78 Cowbell ACB
    PERC5 CR78 Guiro 1/2 ACB
  • INST LIST に Coarse パラメーターでピッチを制御可能な ACB TONE を追加しました 。
    Category Name Type
    BASS 808 Chromatic Bs ACB
  • TR EDITOR が上記アップデートに対応しました。
  • TR EDITOR に解像度の低いパソコンに対応するコンパクト・モードを追加しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • 軽微な不具合。
[ Ver.2.51 ] 2022/10
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • 特定の操作でフリーズすることがある。
[ Ver.2.50 ] 2022/08
機能追加
詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 TR-8S リファレンス・マニュアル」をご覧ください。
  • 音色を変更できる FM MODEL INST を追加しました。
    FM MODEL INST
    Category Name Type
    BD FM Kick Model FM
    SD FM Snare Model FM
    TOM FM Tom Model FM
    HC FM Clap Model FM
    CC_RC FM Cymbal Model FM
    PERC1 FM Perc Model FM
  • REVERB、DELAY、Master FX に以下のタイプを追加しました。
    REVERB HA-DOU
    DELAY PITCH SHFT
    MASTER FX FATTENER
    MASTER FX VINYL SIM
  • プロバビリティー、マスター・プロバビリティー の機能を追加しました。
  • ランダム・オール・インスト、ランダム・インスト の機能を追加しました。
  • STEP LOOP 時に、STEP を連打演奏する機能を追加しました。
  • TR EDITOR が上記アップデートに対応しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • 軽微な不具合。
[ Ver.2.03 ] 2021/09
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • 再生中に VARIATION を切り替えると、その瞬間に別の VARIATION の音が再生される事がある。
[ Ver.2.02 ] 2021/04
管理の都合でバージョン番号を更新しました。
製品仕様に影響する変更はありません。
[ Ver.2.01 ] 2021/01
不具合修正
  • パターンを変更すると、MIDI 同期がずれることがある不具合を修正しました。
[ Ver.2.00 ] 2020/08
機能追加
詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 TR-8S リファレンス・マニュアル」をご覧ください。
  • FM 音源を追加しました。
    詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 TR-8S Preset INST Tone List 」をご覧ください。
  • プリセット・パターンとプリセット・キットを追加しました。
    ※追加キット、パターンをロードするためには、アップデート後にファクトリー・リセットが必要です。
    「■音色データの更新」の手順に従い、ファクトリー・リセットする項目(「 ALL 」または「 KIT 」「 PTN 」)を選択して、ファクトリー・リセットを実行してください。
  • RELOAD 機能を追加しました。
  • INST FX に、“SATURATOR”、“FREQ SHIFT”、“RING MOD”、“SPREAD”を追加しました。
  • DELAY に、“Reverb Send”を追加しました。
  • INST FX に、CTRL のショートカットを追加しました。
[ Ver.1.13 ] 2019/09
不具合修正
  • ユーザー・サンプルをインポートすると、無音のユーザー・サンプルができることがある不具合を修正しました。
[ Ver.1.11 ] 2018/12
機能追加
  • サウンド・プレビュー時に、USB ポートにもサウンドを出力する仕様に変更しました。
  • Serato DJ Pro Ver.2.1.1 以降に対応しました。Serato DJ Pro 上の楽曲と同期再生が可能となります。 ( 2019/02 )
    詳しくは、[ 取扱説明書] の「 Serato DJ / Roland TR 接続ガイド」をご覧ください。

    ※この機能を利用するには Serato DJ Pro に対応した DJ コントローラーが必要になります。
    ※ DJ コントローラーとして、Roland DJ-202 / DJ-505 / DJ-808 はお使い頂けません。
[ Ver.1.10 ] 2018/08
機能追加
詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 TR-8S リファレンス・マニュアル」をご覧ください。
  • STEP LOOP 機能を追加しました。
  • ユーザー・サンプルのインポート時にサウンド・プレビュー機能を追加しました。
不具合修正
  • パターンをキットと共にインポートする際に、エラーや異なるキットが読み込まれることがある不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.1.05 ] 2018/05
不具合修正
  • OPTIMIZE ( ユーザー・サンプル領域の最適化 ) を行うと、ユーザ・サンプルが正しく鳴らなくなることがある不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.1.04 ] 2018/04
不具合修正
  • タップ・テンポが動作しない不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.1.03 ] 2018/04
機能改善
  • いくつものレベル・フェーダーを同時に操作した際のパフォーマンスを改善しました。
  • PATTERN 変更時に伴って発生する KIT の切り替えに要する時間とタイミングを改善しました。
  • ASSIGNABLE OUT/TRIGGER OUT 端子からトリガー・アウトを出力する際のパルス波形を改善しました。
  • その他、細かな動作改善を行いました。
不具合修正
  • 外部クロック動作時に、エフェクトが正しくテンポ同期しない不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.1.02 ] 2018/03
機能追加
  • パターンやキットをインポート/エクスポートする機能を追加しました。
  • 複数のサンプルを一括してインポートする機能を追加しました。
  • パソコンから SD カードへ直接読み書きできる「ストレージ・モード」を追加しました。
不具合修正
  • フィル・インのエディット中に、他のバリエーションが再生されることがある不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。

アップデートに必要なもの
TR-8S のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
  • TR-8S 本体
  • USB ケーブル
  • USB 2.0 端子を備えたパソコン( Windows または Mac )
  • SD カード ( あらかじめ TR-8S でフォーマットされたもの )

アップデート作業における注意点
  • このシステム・プログラムを、TR-8S 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
  • アップデート中は TR-8S の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや TR-8S 本体が破損する恐れがあります。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
tr8s_sys_v300.zip をダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、「 tr8s_sys_v300 」フォルダが現われます。

アップデート手順
【ご注意】
  • 解凍してできたファイルのファイル名は変更しないでください。
  • アップデート中は TR-8S の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや TR-8S 本体が破損する恐れがあります。

下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを TR-8S へインストールしてください。
※「バックアップ」「工場出荷時の設定に戻す」「復元」の操作手順については、[ 取扱説明書 ] もご覧ください。

STEP 1: SD カードにデータをバックアップする (BACKUP)
  1. [ UTILITY ] ボタンを押します。
  2. [ VALUE ] つまみで「 UTILITY:Backup 」を選びます。
  3. [ ENTER ] ボタンを押します。
  4. 必要に応じて名前を変更します。
  5. [ ENTER ] ボタンを押します。
    確認画面が表示されます。
  6. 実行するときは、[ VALUE ] つまみで「 OK 」を選び、[ ENTER ] ボタンを押します。

STEP 2: TR-8S をアップデートする
  1. TR-8S の SD カード・スロットに SD カードが挿入されていないことを確認してください。
    ※ SD カードが挿入されている場合は、SD カードを取り出します。
  2. [ SHIFT ] ボタンを押しながら電源を入れます。
    ※ディスプレイに「 ==== update ==== 」と表示されます。
  3. TR-8S とパソコンを USB ケーブルで接続します。
  4. パソコン側で「 TR-8S 」ドライブを開きます。
  5. 「 tr8s_sys_v300 」フォルダ内の TR8S_UP.BIN を、「 TR-8S 」ドライブへコピー(ドラッグ&ドロップ)します。
    ※「 tr8s_sys_v300 」フォルダごとコピーしないでください。
  6. コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しを行います。
    [ Windows の場合 ]
    マイコンピュータの「 TR-8S 」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
    [ Mac の場合 ]
    「 TR-8S 」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
  7. USB ケーブルを抜きます。
    ディスプレイに「 Updating... 」と表示されてアップデートが開始されます。
  8. アップデートが終了すると、ディスプレイに「 Update Finished. 」と表示されます。
  9. 電源をオフにしてください。
    これでアップデート作業は完了しました。次回の起動時から新しいシステム・プログラムで動作します。
    バージョンの確認方法をご覧の上、バージョンが更新されていることを確認してください。

    アップデート後、最初に電源を入れるとディスプレイに「 Updating Panel 」と表示されることがあります。
    「 Updating Panel 」と表示された場合は、ディスプレイに「 Completed 」と表示されるまで待ってから再度電源を入れ直して下さい。

【 SD カードでアップデートする場合】
SD カードで TR-8S をアップデートすることもできます。
SD カードでアップデートする場合は、TR-8S に USB ケーブルを接続しない状態で行なってください。

以下の手順でアップデートを行ってください。
  1. SD カードを TR-8S でフォーマットしてください。
  2. アップデート用ファイルTR8S_UP.BINを SD カードのルートディレクトリ(開いてすぐの階層)にコピーしてください。
  3. TR-8S の電源を切り、SD カードを TR-8S 本体の SD カード・スロットに挿入します。
  4. [ SHIFT ] ボタンを押しながら TR-8S の電源を入れます。
    ディスプレイに「 Updating... 」と表示されてアップデートが開始されます。
  5. アップデートが終了すると、ディスプレイに「 Update Finished. 」と表示されます。
  6. 電源をオフにしてください。

    アップデート後、最初に電源を入れるとディスプレイに「 Updating Panel 」と表示されることがあります。
    「 Updating Panel 」と表示された場合は、ディスプレイに「 Completed 」と表示されるまで待ってから再度電源を入れ直して下さい。

STEP 3: 工場出荷時の設定に戻す (FACTORY RESET)
  1. [ UTILITY ] ボタンを押します。
  2. [ VALUE ] つまみで「 UTILITY:Factory Reset 」を選びます。
  3. [ ENTER ] ボタンを押します。
  4. [ VALUE ] つまみで「 ALL 」を選び、[ ENTER ] ボタンを押します。
    確認画面が表示されます。
  5. 実行するときは、[ VALUE ] つまみで「 OK 」を選び、[ ENTER ] ボタンを押します。
  6. ディスプレイに「 Completed. Turn off power. 」と表示されたら、TR-8S の電源を入れ直します。

STEP 4: SD カードにバックアップしたデータを復元する (RESTORE)
  1. [ UTILITY ] ボタンを押します。
  2. [ VALUE ] つまみで「 UTILITY:Restore 」を選びます。
  3. [ ENTER ] ボタンを押します。
    RESTORE 画面が表示されます。
  4. [ VALUE ] つまみでリストアするファイルを選びます。
  5. [ ENTER ] ボタンを押します。
    確認画面が表示されます。
  6. 実行するときは、[ VALUE ] つまみで「 OK 」を選び、[ ENTER ] ボタンを押します。

STEP 5: ■音色データの更新
TR-8S のアップデートでプリロードのパッチ/パフォーマンスの音色データが更新されている場合、「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」を実行することで最新の音色データをロードすることができます。
「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」は、ファクトリー・リセットする項目を選ぶことができます。詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」をご覧ください。
※「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」を実行すると、TR-8S 上の音色データ/設定は失われます。
「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」を実行する前に、「 SD カードにデータをバックアップする ( BACKUP ) 」で必要なデータを SD カードに保存してください。
  1. [ UTILITY ] ボタンを押して、カーソル・ボタンで "Factory Reset" を選択して [ ENTER ] を押します。
  2. [ VALUE ] つまみでファクトリー・リセットする項目を選びます。
    ※「 ALL 」または「 KIT 」、「 PTN 」を実行した場合には、選んだ項目に応じて作成したプリセットや TR-8S の設定も工場出荷時の状態に戻りますのでご注意ください。
    • すべての TR-8S の設定/キット/パターンを工場出荷時の状態に戻す場合は「 ALL 」を選びます。
    • キットを工場出荷時の状態に戻したいときは、「 ALL 」または「 KIT 」を選びます。
    • パターンを工場出荷時の状態に戻したいときは、「 ALL 」または「 PTN 」を選びます。
    • TR-8S の設定はそのままに、キットやパターンのみを工場出荷時の状態に戻す場合は、「 KIT 」または「 PTN 」を選びます。
  3. [ ENTER ] ボタンを押します。
  4. 「 Factory Reset? 」と表示されますので、[ ENTER ] ボタンを押します。
    ファクトリー・リセットが終了すると、「 Completed. Turn off power. 」と表示されます。
  5. TR-8S の電源を入れ直します。