TR-6S System Program (Ver.2.00)
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
- [ UTILITY ] ボタンを押して、 MENU 画面を呼び出します。
- [ VALUE ] つまみで INFORMATION : Version を選択して、[ VALUE ] つまみを押します。
ディスプレイに、現在のバージョンを表示します。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
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変更内容
[
Ver.2.00 ] 2023/09
機能追加
- INST LIST に CR-78 の ACB TONE を追加しました。
Category |
Name |
Type |
BD |
CR78 Bass |
ACB |
SD |
CR78 Snare |
ACB |
RS |
CR78 Rim Shot/CL |
ACB |
CH/OH |
CR78 Hi-Hat |
ACB |
CC/RC |
CR78 Cymbal |
ACB |
CC/RC |
CR78 Metallic |
ACB |
PERC1 |
CR78 Low Conga |
ACB |
PERC1 |
CR78 Low Bongo |
ACB |
PERC1 |
CR78 High Bongo |
ACB |
PERC2 |
CR78 Claves/RS |
ACB |
PERC3 |
CR78 Maracas |
ACB |
PERC3 |
CR78 Tamb 1/2 |
ACB |
PERC4 |
CR78 Cowbell |
ACB |
PERC5 |
CR78 Guiro 1/2 |
ACB |
- INST LIST に Coarse パラメーターでピッチを制御可能な ACB TONE を追加しました 。
Category |
Name |
Type |
BASS |
808 Chromatic Bs |
ACB |
- TR EDITOR が上記アップデートに対応しました。
- TR EDITOR に解像度の低いパソコンに対応するコンパクト・モードを追加しました。
[
Ver.1.50 ] 2022/08
機能追加
- 音色を変更できる FM MODEL INST を追加しました。
FM MODEL INST
Category |
Name |
Type |
BD |
FM Kick Model |
FM |
SD |
FM Snare Model |
FM |
TOM |
FM Tom Model |
FM |
HC |
FM Clap Model |
FM |
CC_RC |
FM Cymbal Model |
FM |
PERC1 |
FM Perc Model |
FM |
- REVERB、DELAY、Master FX に以下のタイプを追加しました。
REVERB |
HA-DOU |
DELAY |
PITCH SHFT |
MASTER FX |
FATTENER |
MASTER FX |
VINYL SIM |
- プロバビリティー、マスター・プロバビリティー の機能を追加しました。
- ランダム・オール・インスト、ランダム・インスト の機能を追加しました。
- STEP LOOP 時に、STEP を連打演奏する機能を追加しました。
- TR EDITOR が上記アップデートに対応しました。
[
Ver.1.03 ] 2021/11
機能改善
- USB Audio 経由で ExtIn が入力できるようになりました。
[
Ver.1.02 ] 2021/09
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
- 再生中に VARIATION を切り替えると、その瞬間に別の VARIATION の音が再生される事がある。
[
Ver.1.01 ] 2021/01
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
- パターンを変更すると、MIDI 同期がずれることがある。
- AIRA Link に接続すると、雑音が混入することがある。
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アップデートに必要なもの
TR-6S のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
- TR-6S 本体
- USB ケーブル
- USB 2.0 端子を備えたパソコン( Windows または Mac )
- SD カード ( あらかじめ TR-6S でフォーマットされたもの )
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、TR-6S 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート中は TR-6S の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや TR-6S 本体が破損する恐れがあります。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
tr6s_sys_v200.zip をダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、「 tr6s_sys_v200 」フォルダが現われます。
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アップデート手順
【ご注意】
- 解凍してできたファイルのファイル名は変更しないでください。
- アップデート中は TR-6S の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや TR-6S 本体が破損する恐れがあります。
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを TR-6S へインストールしてください。
※「バックアップ」「工場出荷時の設定に戻す」「復元」の操作手順については、[
取扱説明書 ] もご覧ください。
STEP 1: SD カードにデータをバックアップする (BACKUP)
- [ UTILITY ] ボタンを押します。
- [ VALUE ] つまみで「 UTILITY:Backup 」を選びます。
- [ VALUE ] つまみを押します。
- 必要に応じて名前を変更します。
- [ VALUE ] つまみを押します。
確認画面が表示されます。
- 実行するときは、[ VALUE ] つまみで「 OK 」を選び、[ VALUE ] つまみを押します。
STEP 2: TR-6S をアップデートする
- TR-6S の SD カード・スロットに SD カードが挿入されていないことを確認してください。
※ SD カードが挿入されている場合は、SD カードを取り出します。
- [ SHIFT ] ボタンを押しながら電源を入れます。
※ディスプレイに「 ==== update ==== 」と表示されます。
- TR-6S とパソコンを USB ケーブルで接続します。
- パソコン側で「 TR-6S 」ドライブを開きます。
- 「 tr6s_sys_v200 」フォルダ内の TR6S_UP.bin を、「 TR-6S 」ドライブへコピー(ドラッグ&ドロップ)します。
※「 tr6s_sys_v200 」フォルダごとコピーしないでください。
- コピーが完了したら、[ TEMPO ] ボタンを押します。
ディスプレイに「 Updating... 」と表示されてアップデートが開始されます。
- アップデートが終了すると、ディスプレイに「 Update Finished. 」と表示されます。
- 電源をオフにしてください。
これでアップデート作業は完了しました。次回の起動時から新しいシステム・プログラムで動作します。
バージョンの確認方法をご覧の上、バージョンが更新されていることを確認してください。
アップデート後、最初に電源を入れるとディスプレイに「 Updating Panel 」と表示されることがあります。
「 Updating Panel 」と表示された場合は、ディスプレイに「 Completed 」と表示されるまで待ってから再度電源を入れ直して下さい。
【 SD カードでアップデートする場合】
SD カードで TR-6S をアップデートすることもできます。
※
SD カードでアップデートする場合は、TR-6S に USB ケーブルを接続しない状態で行なってください。
以下の手順でアップデートを行ってください。
- SD カードを TR-6S でフォーマットしてください。
- アップデート用ファイルTR6S_UP.binを SD カードのルートディレクトリ(開いてすぐの階層)にコピーしてください。
- TR-6S の電源を切り、SD カードを TR-6S 本体の SD カード・スロットに挿入します。
- [ SHIFT ] ボタンを押しながら TR-6S の電源を入れます。
ディスプレイに「 Updating... 」と表示されてアップデートが開始されます。
- アップデートが終了すると、ディスプレイに「 Update Finished. 」と表示されます。
- 電源をオフにしてください。
アップデート後、最初に電源を入れるとディスプレイに「 Updating Panel 」と表示されることがあります。
「 Updating Panel 」と表示された場合は、ディスプレイに「 Completed 」と表示されるまで待ってから再度電源を入れ直して下さい。
STEP 3: 工場出荷時の設定に戻す (FACTORY RESET)
- [ UTILITY ] ボタンを押します。
- [ VALUE ] つまみで「 UTILITY:Factory Reset 」を選びます。
- [ VALUE ] つまみを押します。
- [ VALUE ] つまみで「 ALL 」を選び、[ VALUE ] つまみを押します。
確認画面が表示されます。
- 実行するときは、[ VALUE ] つまみで「 OK 」を選び、[ VALUE ] つまみを押します。
- ディスプレイに「 Completed. Turn off power. 」と表示されたら、TR-6S の電源を入れ直します。
STEP 4: SD カードにバックアップしたデータを復元する (RESTORE)
- [ UTILITY ] ボタンを押します。
- [ VALUE ] つまみで「 UTILITY:Restore 」を選びます。
- [ VALUE ] つまみを押します。
RESTORE 画面が表示されます。
- [ VALUE ] つまみでリストアするファイルを選びます。
- [ VALUE ] つまみを押します。
確認画面が表示されます。
- 実行するときは、[ VALUE ] つまみで「 OK 」を選び、[ VALUE ] つまみを押します。
STEP 5: ■音色データの更新
TR-6S のアップデートでプリロードのパッチ/パフォーマンスの音色データが更新されている場合、「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」を実行することで最新の音色データをロードすることができます。
「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」は、ファクトリー・リセットする項目を選ぶことができます。詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」をご覧ください。
※「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」を実行すると、TR-6S 上の音色データ/設定は失われます。
「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」を実行する前に、「 SD カードにデータをバックアップする ( BACKUP ) 」で必要なデータを SD カードに保存してください。
- [ UTILITY ] ボタンを押して、カーソル・ボタンで "Factory Reset" を選択して [ VALUE ] つまみを押します。
- [ VALUE ] つまみでファクトリー・リセットする項目を選びます。
※「 ALL 」または「 KIT 」、「 PTN 」を実行した場合には、選んだ項目に応じて作成したプリセットや TR-6S の設定も工場出荷時の状態に戻りますのでご注意ください。
- すべての TR-6S の設定/キット/パターンを工場出荷時の状態に戻す場合は「 ALL 」を選びます。
- キットを工場出荷時の状態に戻したいときは、「 ALL 」または「 KIT 」を選びます。
- パターンを工場出荷時の状態に戻したいときは、「 ALL 」または「 PTN 」を選びます。
- TR-6S の設定はそのままに、キットやパターンのみを工場出荷時の状態に戻す場合は、「 KIT 」または「 PTN 」を選びます。
- [ VALUE ] つまみを押します。
- 「 Factory Reset? 」と表示されますので、[ VALUE ] つまみを押します。
ファクトリー・リセットが終了すると、「 Completed. Turn off power. 」と表示されます。
- TR-6S の電源を入れ直します。