TD-30 システム・プログラム (Ver.1.13)
<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
<お知らせ>
弊社製品と Windows Vista を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2017.04.03 )
【重要】
TD-30 システム・プログラム Ver.1.10 以降を PC と USB 接続して利用する場合は、必ず以下の USB ドライバをご利用ください。
※ TD-30 USB MIDI Driver では、動作しません。
TD-30 Driver for Windows 10
TD-30 Driver for Windows 8 / 8.1
TD-30 Driver for Windows 7 / Vista / XP
TD-30 Driver for macOS 10.13
TD-30 Driver for macOS 10.12
TD-30 Driver for OS X 10.11
TD-30 Driver for OS X 10.10
TD-30 Driver for OS X 10.9
TD-30 Driver for OS X 10.8
TD-30 Driver for Mac OS X 10.4 / 10.5 / 10.6 / 10.7
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バージョンの確認方法
- [ SETUP ] ボタンを押します。
[ SETUP ] ボタンが点灯し、SETUP A 画面が表示されます。
- [ F5 ] ボタンを押して、SETUP C 画面を表示させます。
- [ F4 ] ( INFO ) ボタンを押します。
INFO 画面が表示されます。
- [ F5 ] ( VERSION ) ボタンを押します。
ディスプレイに、現在のバージョンを表示します。
- バージョンを確認したら、TD-30 の電源を切ります。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
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変更内容
[ Ver.1.13 ]
[ 機能追加 ]
[ 機能改善 ]
- HI-HAT が MIDI 情報を受けたときの振る舞いを改善しました。
TD-30 で HI-HAT Edge (Rim) の "Closed" の Note No. を入力した場合に、HI-HAT Bow (Head) の音は鳴らさず、HI-HAT Edge の音が鳴るように改善しました。
[ Ver.1.12 ]
[ 機能追加 ]
[ 不具合修正 ]
- パッド・スイッチ機能を「 USER 」に設定した時、「 AMBIENCE SW 」と「 MFX SW 」が選択できない不具合を修正しました。
- 1 メッセージのサイズが極端に大きいステムエクスクルーシブを受信すると、ハングアップする不具合を修正しました。
[ Ver.1.10 ]
- USB オーディオ に対応しました。
※ 詳しくは、「 TD-30 バージョン1.10 で追加された機能 ( TD-30_l_V110_j02_W.pdf ) 」をご覧ください。
- Roland Wireless Connect ( WNA1100-RL ) に対応しました。
※ 詳しくは、「 ワイヤレス LAN 機能について ( TD-30_l_wireless_j01_W.pdf ) 」をご覧ください。
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アップデートに必要なもの
TD-30 にシステム・プログラムをインストールするために、以下のツールが必要になります。
- TD-30 本体
- USB メモリー( M-UF2G ) あらかじめ TD-30 でフォーマットされたもの
- USB メモリーが使用できるコンピューター( Windows または Mac )
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、TD-30 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- インストール中は絶対に電源を切らないでください。動作中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合、TD-30 のシステムが破壊され使用できなくなることがあります。この場合は、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するインストールの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
td30_sys_v113.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後ダブルクリックして解凍してください。解凍が終了すると、アップデートに必要なデータを納めた td30_sys_v113 フォルダが現れます。
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アップデート手順
【重要】
アップデートを行う前に、あらかじめユーザー・データのバックアップを行ってください。
アップデート終了後にバックアップしたデータをロードすることにより、元の状態に戻すことができます。
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを TD-30 へインストールしてください。
Step 1:TD-30 USB MIDI Driver のアンインストール
お使いのコンピューターに TD-30 USB MIDI Driver がインストールされている場合は、TD-30 USB MIDI Driver をアンインストールしてください。
[ Windows をお使いの場合 ]
- すべての USB ケーブルをはずした状態で Windows を起動します。
( キーボード、マウスを除く )
- アンインストールを行う前にすべてのアプリケーションを終了してください。
- 「コントロール パネル」を開いて、「プログラムの追加と削除」をクリックします。
- 一覧の中から、TD-30 USB MIDI Driver を選択して、「変更と削除」をクリックします。
- 「インストールされている TD-30 USB MIDI Driver をアンインストールします。」と表示されますので、[ OK ] をクリックします。
※ その他のメッセージが表示された場合は、そのメッセージの内容にしたがってください。
- 「アンインストールを完了しました。」と表示されますので、[ OK ] をクリックして Windows を再起動します。
[ Mac をお使いの場合 ]
- すべての USB ケーブルをはずした状態でコンピューターを起動します。
( キーボード、マウスを除く )
- 「 Uninstaller 」をダブルクリックします。
- 「 TD-30 USB MIDI ドライバを削除します。」と表示されますので、[ アンインストール ] をクリックします。
※ その他のメッセージが表示された場合は、そのメッセージの内容にしたがってください。
- 「ドライバを削除します。よろしいですか?」と表示されますので、[ OK ] をクリックします。
- パスワードの入力を求めるダイアログが表示されますので、パスワードを入力し、[ OK ] をクリックします。
- 「アンインストールが完了しました。」と表示されますので、[ 再起動 ] をクリックしてコンピューターを再起動します。
※ コンピュータが再起動されるまでに時間がかかる場合があります。
Step 2:アップデート用 USB メモリーの初期化
※ USB メモリーを初期化すると、USB メモリーに保存されている内容はすべて消えてしまいます。
- TD-30 の電源を入れます。
- USB メモリーを「 USB MEMORY 端子」に接続します。
- [ USB MEM ] ボタンを押します。
[ USB MEM ] ボタンが点灯し、USB MEMORY A 画面が表示されます。
- [ F5 ] ( A<>B ) ボタンを押します。
USB MEMORY B 画面が表示されます。
- [ F4 ] ( FORMAT ) ボタンを押します。
USB FORMAT 画面が表示されます。
- [ F5 ] ( FORMAT ) ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
初期化を中止するときは、[ F1 ] ( CANCEL ) ボタンを押します。
- [ F5 ] ( EXECUTE ) ボタンを押します。
フォーマットが実行されます。
Step 3:全体の設定をUSBメモリーにバックアップする ( SAVE )
- TD-30 の電源を入れます。
- USB メモリーを「USB MEMORY 端子」に接続します。
- [ USB MEM ] ボタンを押します。
[ USB MEM ] ボタンが点灯し、USB MEMORY A 画面が表示されます。
- [ F1 ] ( SAVE ) ボタンを押します。
USB SAVE 画面が表示されます。
- [ - ] [ + ] ボタンまたはダイヤルで、設定を保存するバックアップ番号を選びます。
設定が保存されていないバックアップ番号には、バックアップ名の前に「*」が表示されます。
- [ F5 ] ( SAVE ) ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
※中止するときは[ F1 ] ( CANCEL ) ボタンを押します。
- [ F5 ] ( EXECUTE ) ボタンを押します。
USB メモリーに設定が保存されます。
Step 4:アップデート用 USB メモリーの作成
- USB メモリーをパソコンの USB 端子に接続します。
- あらかじめ解凍した td30_sys_v113 フォルダ内のすべてのファイルを、USB メモリーのルートディレクトリ ( 開いてすぐの階層 ) にコピーします。
※「 td30_sys_v113 」フォルダごとコピーしないでください。
- USB メモリーとコンピューターの接続を、以下の方法で取り外します。
[ Windows をお使いの場合 ]
画面右下のタスクバーに表示されている「デバイスの取り外し」で USB メモリーとの接続を解除してから、USB メモリーを取り外します。
[ Mac をお使いの場合 ]
USB メモリーのアイコンをゴミ箱に捨てて USB メモリーとの接続を解除してから、USB メモリーを取り外します。
Step 5:アップデート方法
アップデート中は絶対に電源を切らないでください。
- TD-30 の電源が切れた状態で、USB メモリーを「 USB MEMORY 端子」に差し込みます。
- [ USB MEM ] ボタンを押しながら、TD-30 の電源を入れます。
[ USB MEM ] ボタンは、ディスプレイに「Please Wait...」と表示されるまで押し続けてください。
- しばらくすると、アップデートの確認画面が表示されます。
※ Prog1、Prog2、Prog3 のすべてが表示され、同じバージョンであることを確認してください。
- [ USB MEM ] ボタンを押すと、アップデートが開始されます。アップデートを中止する場合は、TD-30 の電源を切ってください。
※アップデートが完了するまでに約 2 分かかります。完了するまで絶対に電源を切らないでください。
- 「 Update Completed. 」と表示されたら、アップデート完了です。
- 電源を切ってください。
- USB メモリーを取り外してから本体の電源を入れ、バージョンが更新されていることを確認してください。
Step 6:出荷時の設定に戻す ( F RESET )
- [ SETUP ] ボタンを押します。
[ SETUP ] ボタンが点灯し、SETUP A 画面が表示されます。
- SETUP A 画面で、[ F4 ] ( F RESET ) ボタンを押します。
FACTORY RESET 画面が表示されます。
- [ F5 ] ( F RESET ) ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
※ファクトリー・リセットを中止する場合は、[ F1 ] ( CANCEL ) ボタンを押します。
- [ F5 ] ( EXECUTE ) ボタンを押します。
ファクトリー・リセットが実行されます。
ファクトリー・リセットが完了すると、オート・オフ機能画面が表示されます。
- 電源を切ってください。
Step 7:バックアップ・データを USB メモリーから読み込む ( LOAD )
- TD-30 の電源を入れます。
- USB メモリーを「 USB MEMORY 端子」に接続します。
- [ USB MEM ] ボタンを押します。
[ USB MEM ] ボタンが点灯し、USB MEMORY A 画面が表示されます。
- [ F2 ] ( LOAD ) ボタンを押します。
USB LOAD 画面が表示されます。
- [ - ] [ + ] ボタンまたはダイヤルで、読み込む設定のバックアップ番号を選びます。
- [ F5 ] ( LOAD ) ボタンを押します。
確認画面が表示されます。
※中止するときは [ F1 ] ( CANCEL ) ボタンを押します。
- [ F5 ] ( EXECUTE ) ボタンを押します。
USB メモリーからバックアップ・データが読み込まれます。