TD-12 System Program (Ver.1.11)

TD-12 System Program は、TD-12 を最新バージョンにアップデートするために使用するプログラムです。

<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
 
バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください~
  1. TD-12 の電源を入れます。
  2. [ SETUP ] - [ F3 ( CONTROL ) ] - [ F5 ( VERSION ) ] の順に押します。
    バージョン確認画面が表示されます。
  3. バージョンを確認したら、TD-12 の電源を切ります。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。

変更内容
[ Ver.1.11 ]
  • CY-13R をライドシンバルとして使用した場合、チョーク奏法をしても、ボウ、ベルの音がミュートされない動作を改善しました。

[ Ver.1.10 ]
  • 最新のパッドに対応
  • ハイハットのオープン/クローズのレスポンスを改良
  • V エディット機能の強化
  • その他の機能追加
 
変更点についての詳細は、以下をご覧ください。
TD-12 Ver1.1 の機能追加/改良と仕様変更について
 
アップデート作業における注意点
  • このシステム・プログラムを、TD-12 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
  • アップデート作業を行う前に、あらかじめユーザー・データを他の MIDI 機器などに保存してください(バルク・ダンプ)。
    不慮の事故が発生してユーザー・データが失われたときに、バルク・ダンプしたデータをロードすることにより、元の状態に戻すことができます。手順の詳細は、TD-12 の取扱説明書をご参照ください。
  • アップデート動作中は TD-12 の電源を絶対に切らないでください。
    このアップデートを行うと、スタンダード MIDI ファイルで新しいバージョンのシステム・プログラムを受信した後、まずシステム・プログラムを消去し、次に新しいバージョンのシステム・プログラムを書き込みます。動作中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合など、システム・プログラムが消去された状態ではその TD-12 は使用できなくなります。そのような場合には、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するインストールの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご容赦ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
 
アップデートに必要なもの
TD-12 をアップデートするために、以下のものが必要です。
  • スタンダード MIDI ファイルを正常に送信できる MIDI シーケンサーまたは、簡易 SMF プレーヤが動作可能なコンピューター
  • MIDI インターフェイス+ MIDI ケーブル
※本アップデート・ソフトのようなシステム・エクスクルーシブ・メッセージを大量に含んだ SMF を正常に再生できず、バージョンアップができない MIDI シーケンス・ソフトがありますので、簡易 SMF プレーヤのご使用をおすすめします。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
td12_smf_v111.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
解凍すると、「 td12_smf_v111 」フォルダが現れ、その中に 64 個のスタンダード MIDI ファイル ( p00001.mid - p00064.mid ) が現れます。
 
アップデート手順
※ アップデートを実行している間は、TD-12 の電源を絶対に切らないでください。本体が正常に起動しなくなる可能性があります。
※ 正常に処理が終了すれば本体メモリーの内容は残りますが、あらかじめバックアップを行うことをおすすめします。
  1. 電源が切れていることを確認し、TD-12 の MIDI IN と MIDI インターフェイスの MIDI OUT を、MIDI ケーブルで接続します。
  2. [ SETUP ] と [ REC ] を押しながら、TD-12 の電源を入れます。
    TD-12 が SMF 受信待ちの状態になります。
     
    TD-12 MIDI UPDATER
     
    Please send SMF datafiles.
    Keep power ON.
     

     

     
  3. 「 Please send SMF data files. 」と表示されたら、64 個のスタンダード MIDI ファイル ( p00001.mid - p00064.mid ) を番号順にシーケンサーで再生します。
     
    TD-12 MIDI UPDATER
     
    Receiving : 01/64
    Keep power ON.
     

     
【簡易 SMF プレーヤ「 UpdSMF 」を使った作業例】  
  1. 「 UpdSMF 」アイコンをダブルクリックします。
  2. 「 MIDI Out Device 」で MIDI 出力のデバイスを選択します。
  3. 「 SMF Path 」に、解凍された SMF が存在するフォルダ名を指定します。
    右の [ Path ] ボタンで探すこともできます。
  4. [ ScanSMF ] ボタンを押します。
    ※ Mac OS X 版では、この操作は必要ありません。
    ※ フォルダ内全てのスタンダード MIDI ファイルを再生の対象としますので、アップデートに不要なスタンダード MIDI ファイルはフォルダから削除しておいてください。
     
  5. 「 Send 」ボタンをクリックすると、登録されたスタンダード MIDI ファイルを、名前の順番に再生します。
     
  1. すべてのファイルを受信すると、古いシステム・プログラムの消去と新しいシステム・プログラムの書き込みが始まります。
     
    TD-12 MIDI UPDATER
    Writing Flash Memory.
    Keep power ON.

    It will take approx. 3 minutes.

     

     
  2. 正常にアップデートが終了すると、TD-12 が自動的に再起動します。
  3. 「バージョンの確認方法」をご覧の上、バージョンが更新されていることを確認してください。

ダウンロードファイル
Windows 7 / Windows Vista / Windows XP / Mac OS X用