SYSTEM-8 System Program (Ver.1.32)
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、SYSTEM-8 のシステム・ファームウェアのバージョンをチェックしてください。~
- [ MENU ] ボタンを押して、 MENU 画面を呼び出します。
- カーソル・ボタンで VERSION INFO を選択して、[ ENTER ] を押します。
ディスプレイに、現在のバージョンを表示します。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
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変更内容
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Ver.1.32 ] 2022/06
機能追加
- JUPITER-4 PLUG-OUT に対応しました。
不具合修正
- 特定の操作をするとフリーズする不具合を修正しました。
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Ver.1.31 ] 2021/02
機能追加
- JUNO-60 PLUG-OUT に対応しました。
不具合修正
- JUNO-106 使用時、鍵盤を押した状態で POLY から MONO/UNISON へ切り替えると、鍵盤を離しても音が鳴ったままになる不具合を修正しました。
- MODEL を JUPITER-8 とそれ以外で切り替えた際、ARPEGGIO 動作が正しく切り替わらないことがある不具合を修正しました。
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Ver.1.30 ] 2018/08
機能追加
- JX-3P PLUG-OUT を [ PLUG-OUT 3 ] ボタンにプリロード搭載しました。
※ JX-3P PLUG-OUT をロードするためには、アップデート後にファクトリー・リセットが必要です。「■音色データの更新」の手順に従い、ファクトリー・リセットする項目(「 ALL 」または「 PLUG-OUT 3 」)を選択して、ファクトリー・リセットを実行してください。
※ [ PLUG-OUT 3 ] ボタンに別の PLUG-OUT が存在する場合は、その PLUG-OUT を消去した後に [ PLUG-OUT 3 ] を選び直すと JX-3P PLUG-OUT がロードされます。PLUG-OUT の消去手順は、[ 取扱説明書 ] の「 SYSTEM-8 リファレンス・マニュアル - PLUG-OUT の消去機能 ( PLUG-OUT REMOVE )」をご覧ください。
不具合修正
- パッチ・インポート時に、異なるパッチがインポートされることがある不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
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Ver.1.20 ] 2018/06
機能追加
詳しくは、[
取扱説明書 ] の「リファレンス・マニュアル」をご覧ください。
- オシレーターに 2 種類のバリエーションを追加しました ( FM x 2 )。
- フィルターに 5 種類のバリエーションを追加しました ( JUPITER-8、JUNO-106、フォルマント x 2、ハーモニクス )。
- ステップ・シーケンサーにオーバーダブ・モードを追加しました。
不具合修正
- パフォーマンスの保存を正しく行えないことがある不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
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Ver.1.12 ] 2017/04
不具合修正
- [ UTILITY ] - [ EXPORT ] が正常に完了しないことがある不具合を修正しました。
- [ UTILITY ] - [ EXCHANGE ] を実行すると、パッチ・データが破損することがある不具合を修正しました。
- 体験版のソフトウェア・シンセサイザーがプラグアウトされているとき、パッチ・データが破損することがある不具合を修正しました。
- ディレイを外部 MIDI クロック (MIDI, USB) にテンポ同期させていると、ノイズが出ることがある不具合を修正しました。
- 「 MODEL:SYSTEM-8 」として動作時、「 MONO:ON 」でポルタメントを操作すると発音が消えることがある不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
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Ver.1.11 ] 2016/12
機能追加
- JUNO-106 PLUG-OUT を [ PLUG-OUT 2 ] ボタンにプリロード搭載しました。
※ JUNO-106 の音色データをロードするためには、アップデート後にファクトリー・リセットが必要です。「■音色データの更新」の手順に従い、ファクトリー・リセットする項目(「 ALL 」または「 PLUG-OUT 2 」)を選択して、ファクトリー・リセットを実行してください。
- エフェクト設定画面をメニュー内に追加しました。あわせて DELAY/CHORUS, REVERB についての詳細設定パラメーターを追加しました。
- FILTER VARIATION 3 に SYSTEM-1 フィルターを追加しました。
- パッチにテンポを記憶するモードを追加しました(システム設定内「 PATCH TEMPO 」)。
機能改善
- つまみ操作時のディスプレイ表示を固定して、[ VALUE ] つまみで微調整できるようにしました(パラメーター名 / VALUE 表示中に [ ENTER ] ボタンを押す)。
- [ VOCODER ] ボタンを押しながら DELAY/CHORUS, REVERB セクションのつまみを操作して INPUT 用エフェクトの各パラメーターを変更できるようにしました。
- パート・エディット(パフォーマンス・モード)の KEY RANGE 設定時、[ SHIFT ] ボタンを押しながら鍵盤を押すことでもキー・レンジの設定ができるようにしました。
- TEMPO Adjust 画面でタップ・テンポによるテンポ設定を可能にしました( [ SHIFT ] ボタンを押しながら [ ENTER ] を押す)。
- その他、細かな動作改善を行いました。
不具合修正
- パッチの MONO 設定が、パフォーマンス・モードで反映されない不具合を修正しました。
- SH-101 PLUG-OUT Software Synthesizer をプラグアウトして使用する際の不具合を修正しました。
- Sub OSC Type を OSC3/SUB OSC セクションの波形つまみで選択できない。
- FILTER セクションの [ ENV ] つまみのインジケーターが点灯しない。
- AMP セクションの [A] [D] [S] [R] スライダーのインジケーターが VCA MODE の設定に追随しない。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
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Ver.1.02 ] 2016/09
機能改善
- パッチ/パフォーマンス・データの新規追加(一部入れ替え)を行い、並びを一新しました( JUPITER-8 PLUG-OUT プリロードのパッチを含む)。
- パッチ/パフォーマンス・データの並び替え(エクスチェンジ)やイニシャライズ機能を追加しました。
- SD カード上のバックアップ/エクスポート・ファイルの削除機能を追加しました。
- その他、細かな動作改善を行いました。
不具合修正
- FACTORY RESET:EXCEPT PLUG-OUT の実行でパフォーマンスが空になる不具合を修正しました。
- FACTORY RESET:SYSTEM-8 PATCH が選択できない不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
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アップデートに必要なもの
SYSTEM-8 のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
- SYSTEM-8 本体
- USB ケーブル
- USB 2.0 端子を備えたパソコン( Windows または Mac )
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、SYSTEM-8 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート中は SYSTEM-8 の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや SYSTEM-8 本体が破損する恐れがあります。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
system8_sys_v132.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、「 system8_sys_v132 」フォルダが現われます。
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アップデート手順
【ご注意】
- 解凍してできたファイルのファイル名は変更しないでください。
- アップデート中は SYSTEM-8 の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや SYSTEM-8 本体が破損する恐れがあります。
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを SYSTEM-8 へインストールしてください。
- SYSTEM-8 の SD カード・スロットに SD カードが挿入されていないことを確認してください。
※ SD カードが挿入されている場合は、SD カードを取り出します。
- LFO の [ KEY TRIG ] ボタンを押しながら電源を入れます。
※ディスプレイに「 ==== update ==== 」と表示されます。
- SYSTEM-8 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
- パソコン側で「 SYSTEM-8 」ドライブを開きます。
- 「 system8_sys_v132 」フォルダ内の SYSTEM8_UP.BIN を、「 SYSTEM-8 」ドライブへコピー(ドラッグ&ドロップ)します。
※「 system8_sys_v132 」フォルダごとコピーしないでください。
- コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しを行います。
[ Windows の場合 ]
マイコンピュータの「 SYSTEM-8 」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
[ Mac の場合 ]
「 SYSTEM-8 」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
- USB ケーブルを抜きます。
ディスプレイに「 Updating... 」と表示されてアップデートが開始されます。
- アップデートが終了すると、ディスプレイに「 update finished. 」と表示されます。
- 電源をオフにしてください。
これでアップデート作業は完了しました。次回の起動時から新しいシステム・プログラムで動作します。
バージョンの確認方法をご覧の上、バージョンが更新されていることを確認してください。
アップデート後、最初に電源を入れるとディスプレイに「 Updating Panel 」と表示されることがあります。
「 Updating Panel 」と表示された場合は、ディスプレイに「 Completed 」と表示されるまで待ってから再度電源を入れ直して下さい。
【 SD カードでアップデートする場合】
SD カードで SYSTEM-8 をアップデートすることもできます。
以下の手順でアップデートを行ってください。
- SD カードを SYSTEM-8 でフォーマットしてください。
- アップデート用ファイルSYSTEM8_UP.BINを SD カードのルートディレクトリ(開いてすぐの階層)にコピーしてください。
- SYSTEM-8 の電源を切り、SD カードを SYSTEM-8 本体の SD カード・スロットに挿入します。
- LFO の [ KEY TRIG ] ボタンを押しながら SYSTEM-8 の電源を入れます。
ディスプレイに「 Updating... 」と表示されてアップデートが開始されます。
- アップデートが終了すると、ディスプレイに「 update finished. 」と表示されます。
- 電源をオフにしてください。
アップデート後、最初に電源を入れるとディスプレイに「 Updating Panel 」と表示されることがあります。
「 Updating Panel 」と表示された場合は、ディスプレイに「 Completed 」と表示されるまで待ってから再度電源を入れ直して下さい。
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音色データの更新
SYSTEM-8 のアップデートでプリロードのパッチ/パフォーマンスの音色データが更新されている場合、「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」を実行することで最新の音色データをロードすることができます。
「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」は、ファクトリー・リセットする項目を選ぶことができます。詳しくは、[
取扱説明書 ] の「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」をご覧ください。
※「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」を実行すると、SYSTEM-8 上の音色データ/設定は失われます。
「工場出荷時の設定に戻す ( FACTORY RESET )」を実行する前に、以下の機能で必要なデータを SD カードに保存してください。
- SD カードにデータをバックアップする ( BACKUP )
- [ MENU ] ボタンを押して、MENU 画面を呼び出します。
- カーソル・ボタンで UTILITY を選択して、[ ENTER ] を押します。
- カーソル・ボタンで FACTORY RESET を選択して、[ ENTER ] を押します。
- [ VALUE ] つまみでファクトリー・リセットする項目を選びます。
※「 ALL 」または「 EXCEPT PLUGOUT 」を実行した場合には、選んだ項目に応じて PLUG-OUT 1 ~ 3 のパッチや SYSTEM-8 の設定も工場出荷時の状態に戻りますのでご注意ください。
・PLUG-OUT 1 ~ 3 を含むすべての SYSTEM-8 の設定/パッチ/パフォーマンスを工場出荷時の状態に戻す場合は「 ALL 」を選びます。
・パフォーマンスを工場出荷時の状態に戻したいときは、「 ALL 」または「 EXCEPT PLUGOUT 」を選びます。
・SYSTEM-8 の設定はそのままに、パッチのみを工場出荷時の状態に戻す場合は、出荷時パッチに戻したいモデルに応じて「 SYSTEM-8 PATCH、PLUG-OUT 1、PLUG-OUT 2、PLUG-OUT 3 」を選びます。
- [ ENTER ] ボタンを押します。
- 「 Factory Reset? 」と表示されますので、[ ENTER ] ボタンを押します。
- ファクトリー・リセットが終了すると、「 Completed. Turn off power. 」と表示されます。
- SYSTEM-8 の電源を入れ直します。