SYSTEM-1m システム・プログラム (Ver.1.30)
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、SYSTEM-1m のシステム・プログラムのバージョンをチェックしてください。~
- [ LEGATO ] ボタンを押しながら電源を入れます。
[ LFO KEY TRIG ] ボタンが点滅します。
- SYSTEM-1m パネル表示で以下の 4 つが点灯しない場合は、アップデートを実施してください。
- LFO の [ 波形つまみ ] が点灯
- LFO の [ FADE TIME ] つまみが点灯
- LFO の [ FILTER ] つまみが点灯
- OSC 1 の [ COLOR ] つまみが点灯
- バージョン確認を終えたら、ボタン操作をせずにそのまま SYSTEM-1m の電源を切ります。
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変更履歴
[ Ver.1.30 ] 2016/11
[ Ver.1.21 ]
仕様変更
- ヘッドホン出力を適正レベルに調整しました。これに伴い、BOOST モードが不要になりました。
[ Ver.1.20 ]
- 詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 SYSTEM-1m Ver.1.2 取扱説明書」( SYSTEM-1m_j04_W.pdf )をご覧ください。
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アップデートに必要なもの
SYSTEM-1m のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
- SYSTEM-1m 本体
- AC アダプター
- USB ケーブル
- USB 2.0 端子を備えたパソコン( Windows または Mac )
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、SYSTEM-1m 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
sys1m_sys_v130.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、「 sys1m_sys_v130 」フォルダが現われます。
■【重要】
データ・バックアップ/リストア
Ver.1.30 へのアップデートを行うと、SYSTEM-1m 本体のパッチ・メモリーに保存されていたデータはすべて初期化されます。
これまでに作成したデータを残しておきたい場合は、「バックアップ手順」に従ってデータのバックアップを行った後にアップデートを行ってください。
アップデート終了後、「リストア手順」に従ってデータのリストアを行うと、バッチ・メモリーの内容を元に戻すことができます。
バックアップ手順
- [ LFO KEY TRIG ] ボタンを押しながら電源を入れます。
- SYSTEM-1m とパソコンを USB ケーブルで接続します。
- パソコン側で「 SYSTEM-1M 」ドライブを開きます。
「 SYSTEM-1M 」ドライブの BACKUP フォルダ内に各シーンメモリのバックアップ・ファイルがあります。
- これらバックアップ・ファイルをパソコンへコピーします。
SYSTEM-1M : SYSTEM1M_PATCH1.PRM - SYSTEM1M_PATCH8.PRM
PLUGOUT : PLUGOUT_PATCH1.PRM - PLUGOUT_PATCH8.PRM
※ PLUGOUT_xxx.PRM ファイルは、SYSTEM-1m をプラグアウト・シンセサイザーとして使用した場合にのみ表示されます。
- コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、USB ケーブルを抜きます。
[ Windows の場合 ]
マイコンピュータの「 SYSTEM-1M 」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
[ macOS / OS X の場合 ]
「 SYSTEM-1M 」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
- 電源をオフにします。
リストア手順
- [ LFO KEY TRIG ] ボタンを押しながら電源を入れます。
- SYSTEM-1m とパソコンを USB ケーブルで接続します。
- パソコン側で「 SYSTEM-1M 」ドライブを開きます。
- 「 SYSTEM-1M 」ドライブの RESTORE フォルダ内にバックアップ・ファイルをコピーします。
- コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、USB ケーブルを抜きます。
[ Windows の場合 ]
マイコンピュータの「 SYSTEM-1M 」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
[ Mac OS X の場合 ]
「 SYSTEM-1M 」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
- LFO [ FILTER ] つまみと OSC 1 [ COLOR ] つまみの点滅が完全に終わってから電源をオフにします。
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アップデート手順
【ご注意】
- 解凍してできたファイルのファイル名は変更しないでください。
- アップデート中は SYSTEM-1m の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや SYSTEM-1m 本体が破損する恐れがあります。
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを SYSTEM-1m へインストールしてください。
- FILTER [ LPF TYPE ] ボタンを押しながら電源を入れます。
LFO [ LFO KEY TRIG ] ボタン、OSC 2 [ RING ] ボタン、MIXER [ OSC TYPE ] ボタン、MIXER [ NOISE TYPE ] ボタンが点滅します。
- SYSTEM-1m とパソコンを USB ケーブルで接続します。
LFO [ LFO KEY TRIG ] ボタンだけが点滅します。
- パソコン側で「 SYSTEM-1M 」ドライブを開きます。
- 「 sys1m_sys_v130 」フォルダ内の SYSTEM1M_UPD.BIN を、「 SYSTEM-1M 」ドライブへコピー(ドラッグ&ドロップ)します。
※「 sys1m_sys_v130 」フォルダごとコピーしないでください。
- コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しを行います。
[ Windows の場合 ]
マイコンピュータの「 SYSTEM-1M 」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
[ macOS / OS X の場合 ]
「 SYSTEM-1M 」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
- USB ケーブルを抜きます。
OSC 2 [ RING ] ボタンが点灯します。
- OSC 2 [ RING ] ボタンを押すと、アップデートが開始されます。
- アップデートが終了すると、LFO [ LFO KEY TRIG ] ボタン、OSC 2 [ RING ] ボタン、MIXER [ OSC TYPE ] ボタン、MIXER [ NOISE TYPE ] ボタンが点滅します。
- 電源をオフにしてください。
バージョンの確認方法をご覧の上、バージョンが更新されていることを確認してください。
- アップデートが完了したら、以下の手順でファクトリー・リセットを行ってください。
- MEMORY [ WRITE ] ボタンを押しながら、LFO [ LFO KEY TRIG ] ボタンを押します。
LFO [ LFO KEY TRIG ] ボタンが点滅します。
- もう一度 MEMORY [ WRITE ] ボタンを押しながら、LFO [ LFO KEY TRIG ] ボタンを押します。
パネルの表示が全て点滅します。パネルの点滅が終わればファクトリー・リセットは完了です。