SPD-SX PRO System Program (Ver.2.00)
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バージョンの確認方法
ファイルをダウンロードする前に、SPD-SX PROのシステム・プログラムのバージョンを確認してください。
- [MENU]ボタンを押します。
MENU画面が表示されます。
- カーソル・ボタンで「SYSTEM」を選びます。
- カーソル・ボタンで「SYSTEM INFO」を選び、[ENTER]ボタンを押します。
SYSTEM INFO - VERSION画面が表示されます。
- VERSIONタブで、現在のバージョンを確認します。
※ 最新バージョンが表示された場合は、アップデートの必要はありません。
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変更内容
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Ver.2.00]2026/04
機能追加
- SPD-SXバックアップ・ファイル対応
SPD-SXのバックアップ・ファイルから、任意のKITおよびKITに紐づくサンプルを読み込めるようになりました。
※SPD-SX でバックアップ・ファイルを作成する際には、必ず「ALL」で作成してください。「KIT+SETTINGS」で保存したバックアップ・ファイルはSPD-SX PROに読み込むことができません。
※エフェクトやアウトプットの設定を読み込むことはできません。詳細は マニュアルをご覧ください。
- タイム・ストレッチ機能を追加
リアルタイム/オフラインの2種類のタイム・ストレッチ機能を追加しました。リアルタイムのタイム・ストレッチでは、ウェーブの再生テンポをキット・クリックのテンポに同期できます(Tempo Sync機能)。オフラインのタイムストレッチは高品位であることが特徴で、WAVE EDIT画面で[SHIFT]ボタン+[F3](TIME STRETCH)から実行できます。
(注1)Tempo Sync機能を使うには、ウェーブに正しいテンポを設定しておく必要があります。ご自身でインポートしたウェーブごとに正しいテンポを設定してください。Tempo Detect機能またはマニュアルでのテンポ入力が可能です
(注2)SPD-SX PROをVer.2.00にアップデートしても、工場出荷時にプリロードされているコンテンツには正しいテンポは設定されません。正しいテンポを設定するには、"SPD-SX PRO FACTORY RESTORE DATA for System Program Ver.2.00 以降"をロードする必要があります。なお、この操作を行うとSPD-SX PROは工場出荷時の状態に戻るため、実施する前に必ずバックアップをとってください。ロード後は、ループ・フレーズごとに最適なTEMPOが設定され、ワンショット・サンプルには一律でTEMPO 120が設定されます。
- キット別マスター・エフェクト対応
マスター・エフェクトをキットごとに設定できるようになりました。
- TRIGGER INをミュートする機能を追加
アコースティック・ドラムに接続されたドラム・トリガー(RT-30Kなど)の信号を、パッドを叩くだけでミュートできるようになりました。
ハイブリッド・ドラムとアコースティック・ドラムを簡単に切り替えて演奏することが可能になります。
※CONTROL SETUPの機能のひとつです。
- DJ Drop Mute機能を追加
SPD-SX PRO から出力する音声(バッキング・トラックなど)を、バックグラウンドで再生したまま一時的にミュートできるDJ Drop Mute機能を追加しました。DJ Drop Mute(Pre-FX)を使用すると、ミュート中にマスター・エフェクトのディレイ成分のみを残すといった演奏も可能です。
※CONTROL SETUPの機能のひとつです。
- OUTPUT/EFFECTS画面の操作性向上
OUTPUT/EFFECTS画面でエフェクト・タイプ名を表示されるようになり、エフェクト・タイプの変更も可能になりました。
- エフェクト・タイプに通し番号を追加
快適にエフェクト・タイプを選択できるように、エフェクト・タイプの先頭に通し番号を追加しました。
- キット切り替え時のループ停止設定を追加
従来はキットを切り替えても、ループ再生中のフレーズはそのまま再生され続けていましたが、新たにキット切り替え時にフレーズのループ再生を停止できる設定を追加しました。
(PAD EDIT(1/5)画面で「Loop ON(Mute on KitChg)」に設定)
- キット・クリックのテンポ調整機能を追加
パッドを叩いて、キット・クリックのテンポを速く/遅く調整できるようになりました。スティックを持ったままテンポ調整が可能です。
タイム・ストレッチのTempo Sync機能と組み合わせることで、キット・クリックのテンポに同期しながらタイム・ストレッチ量を調整できます。
※CONTROL SETUPの機能のひとつです。
- パッドの出力をPHONESおよびMASTER OUTに出力しない設定を追加
パッドごとに、PHONESおよびMASTER OUTから音を出さない設定が可能になりました。
従来、PHONESには必ず音が出力されていましたが、DIRECT OUTにだけ音を出したい場合や、サイドチェイン用のコントロール信号としてキックを使用する際にPHONESとMASTER OUTにその音を出したくない場合に便利です(OUTPUT / EFFECTS画面やOUTPUT ASSIGN - PAD OUTPUT画面でOUTPUTを"OFF"に設定してください)
- パネルLED明るさ調整に対応
操作パネルのLEDの明るさを調節できるようになりました(Panel Brightness機能)。
- MIDIインジケーター表示を追加
MIDI IN/OUTのインジケーターをKIT画面およびMIDI関連の画面に追加しました。
- キット画面の背景画像設定に対応
お好みの画像をキット画面の背景に設定できるようになりました(PAD VIEW(F1)がOFFのとき)。
- KIT LIST表示に対応
KIT画面で[F3]KIT LISTを表示できるようになりました。
- パラメーターの一括設定に対応
パラメーターの値を複数のパッドに一括でコピーできるようになりました。(PAD EDIT画面で[SHIFT]ボタン+[F4](SET ALL))
- コピー機能の拡張
コピー対象として、EFFECTS、PAD DIRECT OUT、TRIG IN SETTINGS、SET LISTの4項目を追加しました。
- バックアップ名の自動記憶
最後に使用したBackup Nameを自動的に記憶するようになりました(BACKUP→SAVE)
- セット・リスト表示状態の記憶
電源を切った際のセット・リスト表示/非表示の状態を記憶するようになりました。
- ショートカットの追加
[SHIFT]ボタンを押しながら[START/STOP]ボタンを押すとKIT CLICK画面を開くことができるようになりました。
- PAD EDIT(1/5)- PLAY TYPE 画面のグラフにベロシティ表示を追加
レイヤーの Fade Point/Fade End をより設定しやすくするため、グラフの横にベロシティを表示するようにしました。
- Trig Typeの追加
以下のTrig Typeを追加しました。
また、Trig Type にカーソルを合わせて ENTER ボタンを押すことで、Trig Type をリストから選択できるようになり、検索性が向上しました。
「KD-22」「KD-222」「KD-20」「KD-18」「KD-180L」「KD-12」「KDQ-8」「PDA120」「PDA100」「PDA140F」「PD-12X」「PD-12P」「PD-10X」「PD-10P」「PD-10H」「PD-8H」「PDQ-8S」「PDQ-8」「CY-14R-T」「CY-12C-T」「CYQ-12」
- DWe および WT-10 のワイヤレス接続(DrumLink)を最適化する新機能を追加
- RF Scan 機能:キットを使用している周辺の電波状況をスキャンし、最適なチャンネルを自動で設定します。
- RF Alert 機能:周囲の電波干渉を検出し、干渉が発生した場合はディスプレイに通知を表示してチャンネル変更を推奨します。
※ RF Scan および RF Alert 機能を使用する場合は、PC アプリ「DWe Control」Ver.1.7.0 以上を使用して DrumLink Hub をアップデートしてください。
- SPD-SX PRO App Ver.2.00対応
SPD-SX PRO App Ver.2.00に対応しました。
パッドのレイヤーをクリックすると、アサインされているサンプルがWAVE LISTで自動的に選択されるAUTO SELECT機能や、本体の電源を切らずにパラメーターを書き込めるWRITEボタンなどを追加しています。
仕様変更
- KIT画面表示が左右ボタンで循環する仕様を廃止しました。
- KIT画面の[F3]にあった「Pad Progress Type」を、SYSTEM → OPTION → [F4](UI CUSTOM)に移動しました。
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Ver.1.20]2025/05
機能追加
- SPD-SX PROにWT-10(Wireless Trigger Adapter) / DH-10(DrumLink Hub)を接続し、V-Drums パッドやシンバルをワイヤレス接続できるようになりました(対応するV-Drums パッドやシンバルは、WT-10の製品ページをご覧ください)
- SPD-SX PROに DWe(DW ブランドのコンバーチブル・ドラム)のパッドをワイヤレス接続できるようになりました
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Ver.1.11]2024/12
仕様変更
- Auto Off の初期値が「20分」になりました。
※ 仕様や操作の詳細は、[ 取扱説明書 ] をご覧ください。
不具合修正
- 外部パッドの Input Mode を TRIGx2 に設定して演奏したとき、稀に誤発音することがある不具合を修正しました。
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Ver.1.10]2023/06
機能追加
- Roland Cloud配信のサウンド・コンテンツに対応しました。
- SPD-SX PRO APP ver1.10に対応しました。
- Audio In Typeパラメーターを追加しました。
- Tx Start/Stopパラメーターを追加しました。
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アップデートに必要なもの
SPD-SX PROのシステム・プログラムをアップデートするには、以下が必要です。
- SPD-SX PRO
- USBメモリー(あらかじめSPD-SX PROでフォーマットされたもの、最大容量32GB )
- USBメモリーが使用できるパソコン(Windows、Mac)
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アップデート作業における注意点
- 本アップデートが正常に行われた場合は、本体メモリーの内容が失われることはありませんが、 不慮の事故を防ぐためアップデート作業を行う前に本体メモリーの内容を USBメモリーに保存しておくことをおすすめします。詳しくは、リファレンス・マニュアルの「USBメモリーに本体の設定すべてをバックアップする(SAVE)」の項をご覧ください。
- このシステム・プログラムは、SPD-SX PRO以外の製品には使えません。他の製品に使うと、データやシステムを破損する可能性があります。
- アップデート中は、SPD-SX PROの電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムやSPD-SX PRO本体を破損する恐れがあります。
- システム・プログラムを入手できない、またはアップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口にご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
- 画面下部にあるソフトウェア使用許諾契約を確認し、「同意する」にチェックを入れます。
- 「ダウンロード」ボタンをクリックして、システム・プログラム(spdsxpro_sys_v200.zip)をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを解凍します。
- Windows:ファイルを右クリックして「すべて展開」を選び、「展開」をクリックします。
- macOS:ファイルをダブルクリックして解凍します。
「spdsxpro_sys_v200」フォルダーが表示されます。
- 「spdsxpro_sys_v200」フォルダーを開き、「SPDSXPRO_UPA.BIN」をUSBメモリーのドライブを開いてすぐの階層(USBメモリーのルート・ディレクトリー)にコピーします。
※ 解凍後のフォルダー内に表示される「SPDSXPRO_UPA.BIN」をダブルクリックしたり、ファイル名を変更したりしないでください。
※ 解凍したフォルダーごとコピーしないようご注意ください。
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アップデート手順
注意
アップデート中は、SPD-SX PROの電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムやSPD-SX PRO本体が破損する恐れがあります。
- SPD-SX PROの電源をオフにします。
- 「SPDSXPRO_UPA.BIN」をコピーしたUSBメモリーを、SPD-SX PROのUSB MEMORY端子に接続します。
- [START/STOP]ボタンを押しながら、SPD-SX PROの電源をオンにします。
※ ディスプレイに「PROGRAM UPDATER」と表示されるまで、[START/STOP]ボタンは押したままにしてください。
バージョンが表示され、自動的にアップデートが始まります。
- ディスプレイに「Please turn off the power.」と表示されたら、SPD-SX PROの電源をオフにします。
- USB MEMORY端子からUSBメモリーを取り外します。
- SPD-SX PROの電源を入れて、最新バージョンにアップデートされていることを確認します。