SP-606 システム・プログラム・アップデート(Ver.1.11) for Windows

SP-606システム・プログラムは、SP-606を最新バージョンにアップデートするために使用するプログラムです。( for Windows)

<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
 
バージョンの確認方法
変更内容
アップデートに必要なもの
アップデート作業における注意点
ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
アップデート手順
 
バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
  1. 本体の電源を入れます。
  2. [ MENU ] を押して Top Menu 画面 を表示させます。
  3. 「 1:SYSTEM 」 が選択されている状態で [ ENTER ]を押して、SYSTEM 画面 に入ります。
  4. [ FUNC ]を押しながら、[ F1 ]( INFO )を押して、SYSTEM INFO 画面 に入ります。
  5. ここで[ F2 ]( VER )を押すと 、バージョン・ナンバーが表示されます。
    (最新バージョンにすでになっていた場合には、アップデートの必要はありません。)
 
変更内容

[ Ver.1.11 ][ Ver.1.10 ][ Ver.1.09 ][ Ver.1.07 ][ Ver.1.05 ][ Ver.1.04 ]
    • V-LINK 機能強化し、 motion dive .tokyo performance package に対応しました。
      詳しくは、以下のPDFファイルをダウンロードしてご確認ください。

      バージョンアップに伴う取扱説明書の訂正

      ※ファイル内容を確認するには、別途「 Acrobat Reader 」という専用のソフトウェアが必要です。 「 Acrobat Reader 」をお持ちでないときは、以下 URL から無料でダウンロードできます。

       http://www.adobe.com/jp/
       
    • “1ステップのみ記録されたソングを再生すると、2 回目のリピート時のみ記録したのと異なるパターンが演奏されることがあった点を修正しました。
    • エンコーダーを非常にゆっくり回した際に、まれに値が大きく変化したり逆方向に変化したりすることがあった点を対策しました。
    • MIDI 同期の際にスレーブに設定すると、演奏がずれることがあった点を修正しました。
    • 512 MB / 256 MB のコンパクト・フラッシュ使用時、SYSTEM INFO 画面のCARD 容量と SAMPLING INFO 画面の REMAIN が正しく表示されない点を修正しました。
    • パターン作成の際に Beat:2/4 に設定すると Meas:1 を選択できなくなる点を修正しました。
      (取扱説明書 P.54 記載の Beat の選択値( 1/4 ~ 32/4 )は誤りで、正しくは 2/4 ~ 32/4 です。)
    • プレイ画面表示の際に、[ MENU ] を押しながら“Value ダイヤル”を操作しただけで、“出力レベル(マスター・レベル画面)”を変更することができるよう、改善しました。
    • “EXT SEQ SAMPLING”時に、設定した“Beat”の拍単位でサンプリングがされるよう、改善しました。
    • “SWING”の設定において、“Position”で設定したとおりに動作するよう、修正しました。
 
アップデートに必要なもの
SP-606 にシステム・プログラムをインストールするために、以下のツールが必要になります。
  • SP-606 本体
  • コンパクトフラッシュ対応カード・リーダー/ライター
    ( SP-606 を CF カード・リーダー/ライターとして使うこともできます。(取扱説明書 P.85 ))
  • 上記のカード・リーダー/ライターを使用可能で、以下の OS が動作しているコンピューター
    Windows Me / 2000 / XP、Mac OS 9
    Mac OS X はご使用いただけません。
  • SP-606 で初期化した 32 MB 以上のコンパクトフラッシュ・カード
 
アップデート作業における注意点
  • このシステム・プログラムを、SP-606 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
  • アップデート作業を行う前に、あらかじめユーザー・データのセーブを行うことをおすすめします。不慮の事故が発生してユーザー・データが失われたときには、セーブしたデータをロードすることにより、元の状態に戻すことができます。操作は、取扱説明書 P.70 に沿って行ってください。
  • SP-606 のアップデート動作中には、SP-606 の電源を絶対に切らないでください。動作中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合、SP-606 のシステムが破壊され、使用できなくなることがあります。そのような場合には、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
  • このアップデート作業に Mac OS X はご使用いただけません。システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するインストールの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
 
ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
[ Windows をお使いの場合]

  • SP606_111.EXE を適当なフォルダにダウンロードしてください。
    ダウンロードしたファイルは自己解凍型ファイルになっていますので、エクスプローラからアイコンをダブルクリックして解凍してください。解凍が終了すると、「 DCOAPL.BIN 」が入った「 SP606_111 」フォルダが現れます。

アップデート手順
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを SP-606へインストールしてください。
  1. コンピューターとカード・リーダー/ライターを使用可能な状態にします。
  2. メモリー・カードをカード・リーダー/ライターへ挿入します。
  3. 解凍したフォルダ内の「 DCOAPL.BIN 」ファイルを、メモリー・カードのルートフォルダの中へコピーします。
  4. SP-606 の電源を切っておきます。
  5. 手順 3. でコピー済みのメモリー・カードを下記の方法でメモリー・カード・リーダー/ライターから取り出し、SP-606 のカード・スロットへ挿入します。

    【メモリー・カードの安全な取り出し方】
    [ Windows をお使いの場合 ]
    画面右下のタスクバーに表示されているデバイスの取り外しで、カード・リーダー/ライターとの接続を解除(停止)します。その後、メモリー・カードをカード・リーダー/ライターから取り出します。
  6. SP-606 の電源を入れます。
  7. SP-606 が自動的にアップデートを行ないます。(アップデート中は、パッド [1],[5],[9],[13],[14],[15],[16],[12],[8],[4],[3],[2], の LED が 1つずつ順番(右回り)に連続点灯していきます。)
  8. 約 1 分後に正常にアップデートが終了すると、パッド [1],[5],[9],[13],[14],[15],[16],[12],[8],[4],[3],[2], の LED が 同時に点滅します。
  9. SP-606 の電源を切って、メモリー・カードを取り出します。
  10. メモリー・カードを SP-606 から取り出し、電源を入れ直した後、SP-606 が最新バージョンになっているかを確認してください。

    【ご注意】
    アップデートに使用したメモリー・カード を SP-606 で通常使用する場合は、「手順 3 」でコピーした 「 DCNAPL.BIN 」ファイルを必ず消去してください。消去せずに SP-606 に挿入すると、SP-606 が起動する度にアップデートが行われてしまいます。

ダウンロードファイル
Windows Vista / Windows XP / Windows Me / Windows 2000 / Windows 98用