SP-404 システム・プログラム・アップデート(Ver.1.05) for Mac OS
SP-404システム・プログラムは、SP-404を最新バージョンにアップデートするために使用するプログラムです。(Mac OS版)
■
バージョンの確認方法
■
変更内容
■
アップデートに必要なもの
■
アップデート作業における注意点
■
ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
■
アップデート手順
■
バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
- [ MARK ] を押しながら、電源を入れます。
→ディスプレイにバージョン情報が表示されます。
(最新バージョンの場合、アップデートは必要ありません。)
■
変更内容
[ Ver.1.05 ][ Ver.1.04 ][ Ver.1.02 ]
-
- Resampling のスタンバイ中に、Protect がかかった Bank の Sample に対しても [ GATE ] / [ LOOP ] / [ REVERSE ] が効いてしまう不具合を修正しました。
- Truncate がメモリー不足で実行できなくてもエラー表示をしない不具合を修正しました。
- [ PATTERN SELECT ], [ START / END / LEVEL ], [ TIME /BPM ] が点灯している時に、Send / Return Mode の表示を“S.on”“S.oF”と正しく表示されるように修正しました。
- 特定条件のサンプルをWAV形式でエクスポートした際に実際の演奏時間より短い長さのオーディオファイルができあがることがあった点を修正しました。
- デジタル・レベル(内部処理レベル)の調整機能を追加しました。
操作方法 |
[ CANCEL ] ボタンを押しながら [ START / END / LEVEL ] ボタンを押したままの状態で、「 CTRL 3 / MFX 」つまみを回します。 |
設定値 |
-3dB, 0dB, 3dB, 6dB, 9dB, 12dB ※ 電源投入時は、常に 0dB に設定されます。 |
- [ MFX ] ボタンを押しながら 「 CTRL 3/MFX 」 つまみで MFX を選択する際に、パッドの点灯でも MFX の変更を確認できるようにしました。
- リサンプリング実行中に、「 CTRL 3 / MFX 」つまみで MFX の値が変更できるようにしました。
- メモリー・カード挿入時に MIDI 同期モードの設定が工場出荷時の状態に戻ってしまう点を修正しました。
- “LO-FI ”でサンプリングしたサンプルをオーディオファイルとしてエクスポートした際にも、本体で発音するのと同様な LO-FI 感が正しく再現されるように修正しました。
- プロテクトされたパターンを消去しようとした際に、プロテクトされていることを示す 「 Prt 」が正しく表示されるように修正しました。
- パターンを作成時にリアルタイム・イレースを多用すると再生時に無駄な小節が付加される場合があった点を修正しました。
■
アップデートに必要なもの
SP-404 にシステム・プログラムをインストールするために、以下のツールが必要になります。
- SP-404 本体
- コンパクトフラッシュ対応カード・リーダー/ライター
- 上記のカード・リーダー/ライターを使用可能で、以下の OS が動作しているコンピューター
Mac OS 9
※ Mac OS X はご使用いただけません。
- SP-404 でフォーマットした 32 MB ~ 1 GB のメモリー・カード(コンパクトフラッシュ)
※通常、正常にお使いいただけていても、アップデートの際にのみ正常に動作しないコンパクト・フラッシュがございます。必ず、こちらの「 SP-404 コンパクトフラッシュ動作確認情報」に掲載されている「動作確認済コンパクトフラッシュ 」をお使いください。
■
アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、SP-404 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート作業を行う前に、あらかじめユーザー・データのセーブを行うことをおすすめします。不慮の事故が発生してユーザー・データが失われたときには、セーブしたデータをロードすることにより、元の状態に戻すことができます。操作は、取扱説明書 P.40 に沿って行ってください。
- アップデート作業中は SP-404 に付属の AC アダプターを接続してください。決して電池での電源供給で作業しないでください。また、アップデート動作中には SP-404 の電源を絶対に切らないでください。動作中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合、SP-404 のシステムが破壊され、使用できなくなることがあります。そのような場合には、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
- このアップデート作業に MacOS X はご使用いただけません。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するインストールの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
■
ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
[ Macintosh をお使いの場合 ]
- SP404_105.sit を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Stuffit アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後 Stuffit Expander などで解凍してください。解凍が終了すると、「 DCOAPL.BIN 」と「 DCOAPL2.BIN 」が入った「 SP404_105 」フォルダが現れます。
■
アップデート手順
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを SP-404 へインストールしてください。
- コンピューターとカード・リーダー/ライターを使用可能な状態にします。
- メモリー・カードをカード・リーダー/ライターへ挿入します。
- 解凍したフォルダ内のアップデート用ファイル「 DCOAPL.BIN 」と「 DCOAPL2.BIN 」 を、メモリー・カードのルート(1番上の階層)にコピーします。
- メモリー・カードを下記の方法でメモリー・カード・リーダー/ライターから取り出します。
【メモリー・カードの安全な取り出し方】
[ Macintosh をお使いの場合]
カード・リーダー/ライターのドライブ・アイコンをゴミ箱に捨てます。その後、メモリー・カードをカード・リーダー/ライターから取り出します。
- SP-404 の電源を切っておきます。
- 上で作成したメモリー・カードを SP-404 のカード・スロットへ挿入します。
- SP-404 の電源を入れると、自動的にアップデートが始まります。(アップ デート中は PAD が順に点灯し、ディスプレイで処理時間をカウントダウンします。)
- ディスプレイの表示が "000" になるとアップデートは終了です。(処理時間 約 30 秒)。
SP-404 の電源を切って、メモリー・カードを取り出します。
電源を入れ直した後、SP-404 が最新バージョンになっているかを確認してください。
【ご注意】
アップデートに使用したメモリー・カード を SP-404 で通常使用する場合は、コピーした 「 DCOAPL.BIN 」ファイルと「 DCOAPL2.BIN 」ファイルを必ず消去してください。
消去せずに SP-404 に挿入すると、SP-404 が起動する度にアップデートが行われてしまいます。
ダウンロードファイル
Mac OS用