RD-800 システム・プログラム(Ver.1.04)
RD-800 システム・プログラムは、RD-800 を最新バージョンにアップデートするために使用するプログラムです。
<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
<お知らせ>
弊社製品と Windows Vista を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2017.04.03 )
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
- [ DEC ] と [ INC ] を押しながら電源をオンにします。
※「 1.04 」以上が表示されましたら、本アップデートを行う必要はありません。
- バージョンを確認したら、RD-800 の電源を切ります。
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変更内容
[ Ver.1.04 ]
機能追加
- トーン選択とライブ・セット選択において、テン・キー入力機能を追加しました。
詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 RD-800 取扱説明書 操作ガイド - 音色を選ぶ(トーン/ライブ・セット)」もしくは「 RD-800 バージョン1.04 追加マニュアル」をご覧ください。
- ONKYO 社製 UWF-1 ワイヤレス LAN アダプター に対応しました。
不具合修正
- トーン番号 0367 「 PizzicatoStr 」において、一部の鍵域の音がモノラルで発音される不具合を修正しました。
- Modulation FX、 Tremolo / Amp Simulator、Delay の各エフェクト・パラメーターで、リズムのテンポと同期させているとき、テンポを上げていくと急に同期のテンポが遅くなる不具合を修正しました。
- 「 RD Driver 」を使用して RD-800 と USB MIDI 接続を行う場合、PC 側の 設定ダイアログ・ボックス「コンピュータ負荷を軽く」にチェックを入れると正しく接続できない不具合を修正しました。
- 「 RD Driver 」を使用して RD-800 と USB MIDI 接続を行う場合、Windows 8.1 の一部の PC 環境で正しく接続できない不具合を修正しました。
[ Ver.1.03 ]
- 内部処理を改善しました。
※ 製品仕様に影響する変更はございません。
[ Ver.1.02 ]
不具合修正
- TW-Organ 音色の Percussion Volume の設定値 ( Soft / Normal ) の各状態において、パーカッションの音とハーモニック・バーの音の音量バランスが正しく動作していない不具合を修正しました。
- 複数のレイヤーで TW-Organ 音色を使っている状態でトーンを切り替えた後に、TW-Organ 音色のレイヤーの音量が変わらなくなることがある不具合を修正しました。
- レイヤー ( Lower ) で Sympathetic Resonance が効かないことがある不具合を修正しました。
- リズム切替時にプログラム・ナンバーやバンク・セレクトの MIDI 情報を出力しないよう修正しました。
- MIDI Control 画面で CC1(User Control Change 1 Number)や CC2(User Control Change 2 Number)を切り替えた時には、コントロール・チェンジ・メッセージを出力しないように修正しました。
- Live Set File Copy でコピー元のライブ・セット・ファイルに "ALL" を選んでコピーした場合で、同じ名前のライブ・セット・ファイルがあった時に、上書きの確認をせずにコピーを実行してしまう不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
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アップデートに必要なもの
RD-800 をアップデートするために、以下のツールが必要になります。
- RD-800 本体
- USB メモリー ( M-UF1G / M-UF2G )あらかじめ RD-800 でフォーマットされたもの
- USB メモリーが使用できるコンピューター( Windows または Mac )
- アップデート用ファイル(このページからダウンロードします)
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アップデート作業における注意点
- 本アップデートが正常に行われた場合は、RD-800 が記憶している設定が消えることはありませんが、不慮の事故を防ぐため、アップデート作業を行う前に本体メモリーに保存した内容を USB メモリーに保存しておくことをおすすめします。
手順の詳細は、取扱説明書の以下の項目をご覧ください。
- システム設定を保存する
- 音色の設定をライブ・セットに保存する ( ライブ・セット・ライト )
- ライブ・セット・ファイルをコピーする ( Live Set File Copy )
- このシステム・プログラムを、RD-800 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート中は絶対に電源を切らないでください。動作中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合、RD-800 のシステムが破壊され使用できなくなることがあります。この場合は、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
rd800_sys_v104.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、アップデートに必要なデータを納めた rd800_sys_v104 フォルダが現れます。
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アップデート手順
●アップデート用 USB メモリーの作成
- アップデート用のファイル「 R055_UPA.BIN 」を USB メモリーのルートディレクトリ(開いてすぐの階層)にコピーしてください。
●アップデート方法
- 本体の電源が入っていないことを確認し、USB メモリーを USB MEMORY/WLAN ADAPTOR 端子に接続します。
- [ WRITE ] を押しながら、本体の電源を入れます。
「 start update. 」と表示されてアップデートが始まります。
「 update finished. 」と表示されたら、システムアップデートは終了です。
※アップデートには、2 分程度かかります。
※「 update finished. 」と表示されるまでは、電源を切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。故障の原因になります。
- 本体の電源を切り、USB メモリーを抜きます。