RD-700SX システム・プログラム(Ver.1.07) for Macintosh
RD-700SXシステム・プログラムは、RD-700SXを最新バージョンにアップデートするために使用するプログラムです。( for Macintosh)
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バージョンの確認方法
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変更内容
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アップデートに必要なもの
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アップデート作業における注意点
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
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アップデート手順
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
- パネルの左端にある VOLUME スライダの上の [ V-LINK ] ボタンを押しながら 電源を ON して、バージョン・ナンバーが画面に現れるまで 10 秒程度 [ V-LINK ] ボタンを押しつづけます。
(通常の状態にするには、再度電源を入れなおします)
※バージョンが 1.07 以上の場合は、本アップデートは行わないでください。
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変更内容
[ Ver.1.07 ][ Ver.1.06 ][ Ver.1.05 ][ Ver.1.04 ]
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- 鍵盤演奏をしながら Zone Level を変更すると、ごくまれに音が鳴り続ける点を修正しました。
- ごくまれに USB - MIDI 間の送信が止まる点を修正しました。
- MacOS X とのストレージ接続の解除後、再接続ができなくなる点を修正しました。
- 「ステップ・フランジャー」で、特定の RATE で早い動作をすることがある点を修正しました。
- 「 Superior Grand/Superior Grd 」の音色で L / MONO 接続して演奏した場合、特定の鍵だけ不自然に聞こえる点を修正しました。
- まれに音量が小さくなることがあった点を修正しました。
- 以下の音色を SETUP に記憶した際にモジュレーション操作による音色変化が得られなかった点を修正しました。
078:Perc.Organ1
079:Perc.Organ2
- ONE TOUCH PIANO モードで特定の順番で押鍵した後、MONO モードの音色を演奏すると、鳴りっぱなしになることがあった点を修正しました。
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アップデートに必要なもの
RD-700SX にシステム・プログラムをインストールするために、以下のツールが必要になります。
- RD-700SX 本体
- RD USB Driver をインストールし、以下の条件を満たしたコンピューター
・ Windows 98, 98SE, Me, 2000, XP を搭載した PC
・ Mac OS X 以降の Macintosh
- USB ケーブル
- 簡易 SMF プレイヤー
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アップデート作業における注意点
- 本アップデートが正常に行われる場合は、RD-700SX の SETUP データや内蔵フラッシュメモリー ( Storage ) にあるファイル類がなくなることはありませんが、不慮の事故を防ぐため、アップデート作業を行う前にSETUPデータやファイル類を、お使いの PC / Mac に保存しておくことをお勧めします。
(取扱説明書 P.87 セットアップ・ファイルをメモリーに保存する)
(取扱説明書 P.105 コンピューターとファイルのやりとりをする)
- インストール中は絶対に電源を切らないでください。システムが破壊され、使用できなくなることがあります。この場合は、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するインストールの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご容赦ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
[ Macintosh をお使いの場合 ]
- RD700sx_107.sit と 簡易 SMF プレーヤ「 UpdSMF 」( ダウンロード:MacOS X 版 )を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Stuffit アーカイブのファイル、および自己解凍型ファイルになっていますので、ダウンロード後 Stuffit Expander などにより解凍してください。解凍が終了すると、rd700sx_v107.mid ファイル(システム・プログラム)、および UpdSMF が入った UpdSMF_10 フォルダが現れます。
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アップデート手順
- 下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを RD-700SXへインストールしてください。
- アップデートの実行中は、RD-700SX の電源を絶対に切らないでください。
- コンピュータの電源を投入します。
( RD USB Driver がインストールされていない場合は、取扱説明書 P.106 をご覧の上、インストールしておいてください。)
- RD-700SX 本体のパネル右上の [ EDIT ] ボタンと [ NUM LOCK ] ボタンを押しながら本体の電源を投入します。
LCD には次のような画面が表示されます。
- コンピュータと RD-700SX 本体を USB ケーブルで接続します。
- コンピュータ上の簡易 SMF プレイヤー“UpdSMFj.exe” ( Mac の場合は“UpdSMF”)を起動します。
- UpdSMF を以下のように設定します。
[MIDI OUT Device]
-> Roland RD を選択します。
[SMF Path]
->アップデート用 SMF の Path( rd700sx_v107.mid ファイルが存在するフォルダ名)を指定します。
[Scan SMF]
->ここをクリックして、リスト欄に "rd700sx_v107mid"と 表示されるのを確認します。
- 以上の設定が完了したら UpdSMF の [ Send ] をクリックします。
データ転送が開始されると RD 本体の LCD が点滅し始めます。( 1 ~ 2 分程度かかります)
※転送が開始したら RD の電源を切ったり USB ケーブルを抜いたりしないでください。
- データ転送が完了すると Program ROM への書込み状態に移行します。
ROM への書込み中には LCD に以下の画面が表示されパネル上の LED が全点灯します。
※書き込み中は絶対に電源を切らないでください。システムが破壊され、 使用できなくなることがあります。この場合は、お求めの販売店、または、 ローランド・サービス・ステーション までご相談ください。
- 約 1 分後、書込みが完了すると LCD は以下の画面を表示し、パネル上の LED が点滅します。
- 上記画面と LED の点滅を確認したら USB ケーブルを抜き、RD 本体の 電源を切ります。
- 最後にもう一度、バージョンを確認して、1.07 になっていることを確認します。
ダウンロードファイル
Mac OS X用