R-09HR システム・プログラム (Ver.3.02)
R-09HR システム・プログラムは、R-09HR を最新バージョンにアップデートするために使用するシステム・プログラムです。
<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
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バージョンの確認方法
ダウンロードをする前に、R-09HR のバージョン をチェックしてください。
- R-09HR 本体の電源をオフにします。
- R-09HR の電源を再度オンにして、起動時の画面左隅に現われるバージョン番号を確認してください。
※すでに最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
※アップデートは、どのバージョンからでも行うことができます。
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変更内容
[ Ver.3.02 ]
- 不具合修正
- 以下の不具合を修正しました。
- 一部の SD カード で、再生時に音飛びが発生する症状を解消しました。
[ Ver.3.01 ]
- 不具合修正
- 以下の不具合を修正しました。
- 特定の SD カードで、データが再生できなくなる症状を解消しました。
- 特定のディレクトリ構造でリネーム処理を行うと、本体がフリーズする症状を解消しました。
[ Ver.3.00 ]
- 機能改善
- 以下の機能を追加しました。
- 日本語表示に対応しました。
- リハーサル機能を追加しました。
- ファイル編集機能にトリム処理、MP3 変換を追加しました。
- エコモードを追加しました。
- プレビュー・モニターの音量を改善しました。
- 不具合修正
- 以下の不具合を修正しました。
- リミッターがまれに誤動作することがありました。
- 録音時、サンプリング周波数を切替えた際、ごく稀にノイズが発生することがありました。
[ Ver.2.01 ]
- 不具合修正
- 以下の不具合を修正しました。
- Windows 7, MacOS X v10.6 でスリープから復帰した際に、認識されなくなる。
- SD カードの状態や種類によって、Divide 機能が正常に動作しない場合がある。
[ Ver.2.00 ]
[ Ver.1.06 ]
- 不具合修正
以下の不具合が解消されました。
- Ver.1.05 において、使用している SD カードによっては、起動時にオープニング表示で停止してしまうことがありました。
- Mac に接続したとき、使用している SD カードによっては、Mac 側に認識されないことがありました。
- 機能改善
- 外部入力を使用しているとき、ゲインを上げた際のノイズ特性を改善しました。
[ Ver.1.05 ]
- 使用状況によってはリミッター動作時にノイズが発生することがありましたが、これを軽減しました。
- SD カードのアクセス方法を改善、互換性を向上させました。
[ Ver.1.04 ]
- 32 GB の SDHC ( High Capacity ) メモリーカードへの録音/再生が可能になりました。
- サンプリング周波数 88.2 kHz, 96 kHz での録音/再生における S/N 比がさらに向上しました。
[ Macintosh をご使用の方へ] MacOS 9 環境では SDHC メモリーカードを使用できません。ファイル破損など予期せぬ現象が発生しますので、MacOS 9 の Macintosh へは接続しないでください。
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アップデートに必要なもの
R-09HR のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
- R-09HR 本体
- R-09HR 付属 USB ケーブル
- 対応確認済み SD メモリーカード1枚( R-09HR 付属の SD メモリーカードを推奨)
※ R-09HR でフォーマットされたもので、2MB 以上の空きがあることが必要です。
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、R-09HR 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート作業中は R-09HR に付属の AC アダプターを接続してください。決して電池での電源供給で作業しないでください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
- r09hr_sys_v302.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、R09HR_PRG.UPD が現われます。
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アップデート手順
アップデートの手順は、以下のとおりです。
- アップデートが完了するまで、途中で絶対に R-09HR 本体の電源を切らないでください。
- アップデートにより、ディスプレイのコントラスト、レコーディングの形式、表示言語などの設定が初期化されます。重要な設定は事前にメモしておくことをおすすめします。
- R-09HR の電源をオフを確認します。
- R-09HR に SD メモリーカードをセットします。
- R-09HR の電源をオンにします。
- R-09HR とコンピューターをUSBケーブルで接続します。
→R-09HR がコンピューターに認識されます。
- あらかじめ解凍した R09HR_PRG.UPD を、R-09HR のルートディレクトリにコピーします。
- R-09HR とコンピューターの接続を以下の方法で取り外します。
[ Windows をお使いの場合]
画面右下のタスクバーに表示されている「デバイスの取り外し」で、R-09HR との接続を解除してから、R-09HR とコンピューターを接続している USB ケーブルを取り外します。
[ Macintosh をお使いの場合]
R-09HR の SD メモリーカードのアイコンをゴミ箱に捨ててから、R-09HR とコンピューターを接続している USB ケーブルを取り外します。
- R-09HR の電源をいったんオフにします。
- [ REC ] ボタンを押しながら電源をオンにします。
- R-09HR がアップデータを発見すると以下のような画面になります。
Program Update
Found R09HR_PRG.UPD
PROG:3.01 → 3.02
UPdate, Push [REC] |
- "PROG: 3.01" のところに、ご使用の R-09HR の現在のバージョンが表示されます。
- 上記のような画面が出るまでに、一瞬、"-- no card--"、"--no update file--" のような表示が出ることがありますが、異常ではありません。
- すでに、"PROG: 3.02" となっている場合、アップデートの必要はありません。[ POWER ] ボタンを押して、電源をオフにしてください。
- SD メモリーカードが認識できていないときは "-- no card--"、また、SD メモリーカード上にアップデータが見つからないときは "--no update file--" と表示されます。このときはいったん電源をオフにして前の手順に戻り、SD メモリーカード、アップデータを確認してください。
- [ REC ] ボタンを押します。
→以下の表示が現われ、アップデート処理が自動的に進んで行きます。
Program Update
Flash Erase
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アップデートには、30 秒程かかります。
【ご注意】
上記が表示されている間は、決して R-09HR の電源をオフにしたり、SD メモリーカードを抜いたりしないでください。
- アップデートが完了すると以下が表示されます。
Program Update
Complete!!
OFF, Push [POWER] |
- 電源ボタンを押して、電源をオフにしてください。
これでアップデート作業は完了しました。次回の起動時から新しいシステムプログラムで動作します。
バージョンの確認方法をご覧の上、バージョンが更新されていることを確認してください。
バージョンが更新されていることが確認できたら、再度 R-09HR をコンピューターに接続して、R-09HR のルートディレクトリから R09HR_PRG.UPD を消去するか、R-09HR 本体でSDメモリーカードをフォーマットしてください。
※アップデートすると設定が初期化され、英語表示になります。日本語表示されていた場合は、再度「表示言語を切り替える( Language )」設定を行ってください。