R-07 システム・プログラム( Ver.1.112 )


バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、R-07 のシステム・ファームウェアのバージョンをチェックしてください。~
  1. [ MENU ] ボタンを押して、 MENU 画面を呼び出します。
  2. [ ▼/▲ ] ボタンで「 16 情報 」を選択して、[ ● (REC) ] ボタンを押します。
    「情報」が表示されます。
  3. [ ▼/▲ ] ボタンで「 VERSION 」を表示します。
    R-07 の現在のバージョンが表示されます。
  4. バージョン確認を終えたら、R-07 の電源を切ります。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。

変更内容
[ Ver.1.112 ] 2024/03
機能追加
【 R-07 本体】
  • ヘッドホン使用時の音量を制限する機能を追加しました。
    (大音量で長時間録音/再生する場合に、聴力を損なう恐れがあるため)
    ヘッドホン使用時、音量を 55 以上にすると「音量を上げますか?聴力を損なう恐れがあります。」メッセージが表示されます。
    音量を 55 以上にしている状態でヘッドホンを PHONES 端子に接続すると「音量を維持しますか?聴力を損なう恐れがあります。」メッセージが表示されます。
    メッセージに「No」を選び、[ ● (REC) ] ボタンを押すと、音量は最大 54 に制限されます。
    メッセージに「Yes」を選び、[ ● (REC) ] ボタンを押すと、音量制限はその後、連続再生 20 時間に渡って解除されます。
  • 設定の初期化(P.40)をする際 [ MENU ] →「Bluetooth」→「リモコン」→「時計合わせ」の値を「ON」にするようにしました。
【 R-07 Remote 】
  • R-07 本体でヘッドホン使用時、音量を制限する機能を追加しました。
    (大音量で長時間録音/再生する場合に、聴力を損なう恐れがあるため)

[ Ver.1.100 ] 2019/03
機能追加
詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 R-07 システム・プログラム Ver.1.10 で追加された機能」をご覧ください。
【 R-07 本体】
  • パソコンや iPhone, iPad に USB 接続して、USB オーディオ・インターフェースとして使えます。
    対応 OS は、以下の通りです。
    Windows 7, Windows 8.1, Windows 10
    OS X 10.10, OS X 10.11, macOS 10.12, macOS 10.13, macOS 10.14
    iOS 11, iOS 12

    ※サンプルレート「 44.1 kHz / 48.0 kHz 」のみ対応しています。
    ※ Android には対応しておりません。
  • 「録音モード」を 2xWAV (デュアル・レベル・レコーディング) としたとき、小さいほうの音の大きさを変えることができます。
  • Bluetooth/Information 画面に接続している Bluetooth A2DP 機器の CODEC 名称を表示するようになりました。
【 R-07 Remote 】
  • モバイル機器にインストールしたアプリ「 R-07 Remote 」からの操作で、最大 4 台の R-07 を同時に操作できます。
    複数の R-07 を同時に録音開始することもできます。
  • Apple Watch で再生操作ができるようになりました。

機能改善
【 R-07 Remote 】
  • iPhone がスリープ状態でも Apple Watch からの操作を可能にしました。
  • R-07と R-07 Remote の接続性を向上しました。

不具合修正
【 R-07 本体】
  • USB 接続時の転送速度が遅くなることがある不具合を修正しました。
  • 録音モードが「 2xWAV (デュアル・レベル・レコーディング) 」の時、リハーサル機能が動作しない不具合を修正しました。

R-07 Remote を利用する場合
R-07 Remote の新機能を利用する場合は、R-07 Remote アプリのアップデートが必要です。
iOS 版
R-07 Remote は Ver.1.1.2 以上にアップデートしてお使いください。
※ R-07 Remote Ver.1.1.2 は、iOS 11 以降でお使い頂けます。

Android 版
R-07 Remote は Ver.1.1.2 以上にアップデートしてお使いください。
※ R-07 Remote Ver.1.1.2 は、Android 5 以降でお使い頂けます。

[ Ver.1.090 ] 2018/07
不具合修正
  • 長時間録音を行った場合に、再生できないファイルが生成されることがある不具合を修正しました。

アップデートに必要なもの
R-07 のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
  • R-07 本体
  • マイクロ USB ケーブル (充電専用のものはお使いになれません)
  • USB 2.0 端子を備えたパソコン( Windows または Mac )

アップデート作業における注意点
  • このシステム・プログラムを、R-07 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
r07_sys_v1112.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、「 r07_sys_v1112 」フォルダが現われます。

アップデート手順
【ご注意】
  • 解凍してできたファイルのファイル名は変更しないでください。
  • アップデートを行う際は、USB 端子から電源を供給する状態で行ってください。
    やむを得ず電池でアップデートを行う際は、電池残量が十分残っていることを確認してから行ってください。
  • アップデート中は R-07 の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや R-07 本体が破損する恐れがあります。
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを R-07 へインストールしてください。
  1. R-07 の電源を入れます。
  2. R-07 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
    R-07 のディスプレイに「 USB モード選択 」と表示されたら、「ストレージ」を選択して [ ● (REC) ] ボタンを押します。
    R-07 とパソコンが接続されると、R-07 のディスプレイには「接続中です」と表示されます。
  3. パソコン側で「 R-07 」ドライブを開きます。
  4. 「 r07_sys_v1112 」フォルダ内の R-07.UPD を、「 R-07 (リムーバブルディスクもしくは NO NAME) 」ドライブのルートディレクトリ(開いてすぐの階層)へコピー(ドラッグ&ドロップ)します。
    ※「 r07_sys_v1112 」フォルダごとコピーしないでください。
  5. コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しを行います。
    [ Windows の場合 ]
    マイコンピュータの「 R-07 」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
    [ macOS / OS X の場合 ]
    「 R-07 」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
  6. USB ケーブルを抜きます。
  7. R-07 の電源を一度オフにしてください。
     
  8. もう一度、R-07 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
    ( USB ケーブルを接続して、USB 端子から電源を供給します。)
  9. [ ● (REC) ] ボタンを押しながら、もう一度 R-07 の電源を入れてください。
    ディスプレイに「 Program Update 」と表示されます。
  10. ディスプレイの表示が「Update, Push [REC]」に切り替わったことを確認した後、[ ● (REC) ] ボタンを押すとアップデートが開始されます。
  11. ディスプレイに「 Complete!! 」と表示されたらアップデート完了です。
  12. USB ケーブルを抜きます。
  13. 電源をオフにしてください。

※アップデートは、ルートディレクトリに R-07.UPD を保存した microSD カードを R-07 にセットして行うこともできます。
※アップデートに使う maicroSD カードは、あらかじめ R-07 でフォーマット(初期化)を行ったカードをお使いください。