PCR-300/500/800 システム・プログラム Ver.1.05

このシステム・プログラムは、PCR-300/500/800 を最新バージョンにアップデートするために使用するプログラムです。

<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
 
バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
[ DYNAMIC MAPPING ]ボタンと[ L1 ]ボタンを押しながら電源を入れて下さい。
ディスプレイにバージョンが表示されます。

※バージョン確認後は、必ず電源を入れ直してください。
※ 1.05 の PCR はアップデート不要です。
※アップデートに失敗した場合は FFF と表示されます。
 
変更内容
[ Ver.1.05 ]
特定の条件においてエンコーダーによる値の変更がスムーズに行かない場合がありましたが、修正しました。

[ Ver.1.04 ]
エンコーダー・シミュレート・モードでコントロールマップを切り替えた際、ツマミがセンターから少しでもずれていると、「 INC 」や「 DEC 」のデータが出力される不具合を修正しました。
 
アップデートに必要なもの
この PCR-300 / 500 / 800 のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。  
アップデート作業における注意点(注意)
  • システム・プログラムをアップデートすると、コントロール・マップのデータも工場出荷時の状態に戻ります。コントロール・マップを保存しておきたい場合は、取扱説明書の「コントロール・マップ・データをパソコンに保存する(バルク送信)」をご参照の上、コンピューターに保存してください。
  • このシステム・プログラムでのアップデートは、手順どおりに実施すれば特に問題はありません。アップデートが失敗した場合でも、再度アップデート作業を行うことができます。万が一、アップデートが成功してもシステムが立ち上がらない場合は、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
 
ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
[ Windows をお使いの場合]
PCR_v105.zip と簡易 SMF プレイヤー「 UpdSMF 」( ダウンロード:Windows 版 ) を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたそれぞれのファイルはアーカイブ・ファイルになっていますので、エクスプローラからアイコンをダブルクリックして解凍してください。解凍が終了すると、p00001.mid ファイル(システム・プログラム)を納めた PCR_v105 フォルダと UpdSMFJ.EXE が現れます。

[ Macintosh をお使いの場合]
PCR_v105.sit と 簡易 SMF プレイヤー「 UpdSMF 」( ダウンロード:Mac OS X 版 )を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Stuffit アーカイブのファイル、および自己解凍型ファイルになっていますので、ダウンロード後 Stuffit Expander などにより解凍してください。解凍が終了すると、p00001.mid ファイル(システム・プログラム)を納めた PCR_v105 フォルダと UpdSMF が入った UpdSMF_10 フォルダが現れます。
 
アップデート手順
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを PCR-300 / 500 / 800 へインストールしてください。
  1. PCR 本体の裏面にある、バーコードシールを剥がすとスイッチがあります。PCRupdateFig1.jpg の矢印に従ってスイッチを動かします。
    【ご注意】
    ×印のスイッチには触らないでください。X印のスイッチを切り替えると、PCR の電源が入らない状態になります。この場合、X印のスイッチを元の位置に戻すことで電源が入るようになります。
  2. PCR を USB ケーブルを使ってコンピューターに接続して、PCR 本体の電源スイッチを「 USB 」にします。
  3. PCR 本体のディスプレイに " 104 " と表示されたら [ ENTER ] ボタンを押します。
  4. PCR 本体のディスプレイに " ERAS " と表示されたら [ DYNAMIC MAPPING ] ボタンを押します。
  5. PCR 本体のディスプレイに " SURE " と表示されたら [ C3 ] ボタンを押します。
  6. コンピューターで UpdSMF を起動します。
  7. " MIDI Out Device " で [ 1:EDIROL PCR ] を選択します。
  8. " SMF Path " に p00001.mid ファイルのあるフォルダ名を指定します。
    " Path " をクリックすると探すこともできます。( Mac の場合は " Select " )
  9. " ScanSMF " をクリックします。
    ※ Macintosh ではこの操作は必要ありません。
  10. " Send " をクリックすると、p00001.mid ファイルを再生します。
  11. PCR 本体のディスプレイに " END " と表示されたら、UpdSMF を終了して PCR の電源スイッチを OFF にして下さい。
  12. 手順 1. で動かしたスイッチを、PCRupdateFig2.jpg のように戻します。
    【ご注意】×印のスイッチには触らないでください。
  13. PCR の電源を入れ、ファクトリー・リセットを行って下さい。
    (下記ファクトリー・リセットをご参照下さい。)
 
ファクトリー・リセット手順
  1. [ EDIT ] ボタンを押して、[ EDIT ] ボタンを点灯させます。
  2. ディスプレイに「 EDIT 」と表示されます。
  3. VALUE つまみで「 SYS 」を選び、[ ENTER ] ボタンを押します。
  4. VALUE つまみで「 SY16 」を選び、[ ENTER ] ボタンを押します。
  5. ディスプレイに「 RST 」と表示されて点滅しますので、[ ENTER ] ボタンを押します。
  6. ディスプレイに「 YES 」と表示されて点滅しますので、[ ENTER ] ボタンを押します。

ダウンロードファイル
Windows 8 / Windows 7 / Windows Vista / Windows XP / Mac OS X用