MV-8000 システム・プログラム(Ver.3.54) for Macintosh
MV-8000システム・プログラムは、MV-8000を最新バージョンにアップデートするプログラムです。( for Macintosh)
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バージョンの確認方法
- [ SYSTEM ]-[ F5 ( SysInfo ) ]を押して、SYSTEM INFORMATION 画面の Version 表示をご覧ください。
※最新バージョンになっていた場合、MV-8000 をアップデートする必要はありません。
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変更内容
[ Ver.3.54 ]
不具合修正
- パターン・リストをロードした時に、セーブしたときの状態を再現できないことがある点を修正しました。
- オーディオ・トラック上で最初に再生されるオーディオ・イベントが、時刻 0001-01-000 から 65536 tick 以上離れている場合、再生されない点を修正しました。
機能改善
- オーディオ・トラックに直接長時間録音したオーディオ・イベントを再生したときに生じていた他トラックとの音ずれを軽減しました。
- VGAモード( VGA画面での操作)で、MIDI MMC RECORD STROBE の受信に対応しました。
[ Ver.3.52 ]
- IMPORT 画面でのパッチのプレビュー中 [ QUICK EDIT ] ボタンを押した際に、ごくまれにフリーズすることがあった点を修正しました。
- MIXER( INSTRUMENTS PART )画面のパンの値どおりに音が定位しないことがまれにあった点を修正しました。
[ Ver.3.50 ]
- ミキサー画面でのミキサー操作の記録と再現ができるようになりました。
- トラック・ミュート操作の記録と再現ができるようになりました。
- MFX(マルチエフェクト)の C つまみ操作の記録と再現ができるようになりました。
- ソングやパターンの先頭でMIDI プログラム・チェンジを送信できるようになりました。
- ペンシル・ツールを搭載しました。マウスを使ってノートイベントを入力できるようになりました。
- 値が連続するデータ(コンティニュアス・データ)を入力・編集できるようになりました。
- オーディオ・トラック、インストゥルメンツに 3 バンド・イコライザーを搭載しました。
- インポートする前にパッチの試聴・試奏ができるようになりました。
詳細は、「 MV-8000 Version3.5 取扱説明書」をダウンロードしてご確認ください。
[ Ver.3.03 ]
- オーディオ・フレーズの WAVE / AIFF ファイル書き出し時、Pad Play や Loop Mode の設定に応じて、サンプルを書き出すように変更しました。
- CHOP QUICK ASSIGN ポップアップと PATCH QUICK ASSIGN ポップアップで、Part パラメーターの値をテンキー入力するとフリーズすることがあった点を修正しました。
- SAMPLE MANAGER 画面で複数のサンプルをマークし、パッドへのクイック・アサインを行うと、マークして選んだサンプルと異なるサンプルがアサインされることがあった点を修正しました。
[ Ver.3.01 ]
- PROJECT OPTIMIZE, SAMPLE DELETE / TRUNCATE (Replace が On の場合のみ)を行うとプロジェクトの保存が正常に動作しない場合があった点を修正しました。
[ Ver.3.00 ]
- パターンを使った曲作りができるようになりました。
- 発音タイミングに着目して、ドラム演奏を視覚的に入力、編集できるドラム・グリッド画面が追加されました。
- エフェクトに Analog Modeling Bass が追加されました。
- MV-8000 から画像の出力ができるようになりました。
- オーディオ・トラックへリサンプリングできるようになりました。
※詳細は、「 MV-8000 Version3.0 取扱説明書」をダウンロードしてご確認ください。
【ご注意】
MV-8000 バージョン 3.0 で保存されたプロジェクトは、MV-8000 バージョン 3.0 未満のシステムで使用することはできません。( MV-8000 バージョン 3.0 で保存されたプロジェクトのパッチは、MV-8000 バージョン 3.0 未満のシステムでもインポ使用することができます。)
[ Ver.2.01 ]
- AKAI S3000 用サウンド・ライブラリ CD-ROM からのインポートができない場合があった点を修正しました。
- AKAI MPC2000 のプログラム・インポートで、正しくインポートできないプログラムがあった点を修正しました。
[ Ver.2.00 ]
- 外部 VGA ディスプレイ+マウス操作を可能にするオプション・ボード「 MV8-VGA(別売)」に対応しました。
- サンプリングに関する操作性を改善しました。
・SAMPLING MENU 画面を廃止し、[ SAMPLING ] を押すとすぐに SAMPLING 画面が表示されるようにしました。
・オート・ディバイド機能で分割できるサンプル数が従来の 16 個から 96 個になりました。
・SAMPLING RESULT 画面でのサンプルのプレビュー方法を選択可能にしました。
- インポートに関する操作性を改善しました。
・IMPORT MENU 画面を廃止し、[ IMPORT ] を押すとすぐに IMPORT 画面が表示されるようにしました。
・AKAI MPC2000 / S1000 / S3000 のプログラムやサンプルのインポートを可能にしました。
・複数ファイルを一度にインポートできるようにしました。
- AUDIO PHRASE SAMPLE EDIT 画面を追加しました。
- シーケンス・データの編集に、マージ・トラック/スプリット・ノート /インサート・メジャーの機能を追加しました。
- ベロシティ・パッド操作で、トラックのミュート/ソロを切り替えることができるようにしました。
- ソングを SMF 形式で保存できるようにしました。
- サンプラー部全体の音声出力レベルを調整できるようにしました。
- 以下の現象が発生することがありましたので、対策を行いました。
数十回連続してサンプリングするとフリーズする。
メトロノームについて Output を Beep にして Level を上げているとノイズが発生する。
サンプル・エディット・タイム・ストレッチが意図どおりに実行されない。
※詳細は、「 MV-8000 Version2.0 取扱説明書」をダウンロードしてご確認ください。
【ご注意】
Ver.1.10 以降のシステム・プログラムでセーブしたプロジェクトは、Ver.1.01 では正しくロードできません。(プロジェクトの保存形式が変更されています。)
[ Ver.1.20 ]
- オーディオ CD のインポートにおいて、CD トラック内の任意の区間を指定して取り込むことができるようにしました。
- 外部 MIDI シーケンサーやハードディスク・レコーダーとの、MIDI クロックや MTC による同期運転(スレーブ動作)が可能にしました。※ MTC = MIDI タイムコード
- RECORDING PARAMETER ポップアップの Count In パラメーターに、パッド操作と同時に録音を開始する Wait Note 機能を追加しました。
- SEQUENCE EDIT 画面と PIANO ROLL EDIT 画面で、編集対象をすばやく決めることのできる「クイック・リージョン機能」をつけました。
- SEQUENCE EDIT 画面と PIANO ROLL EDIT 画面で、[ JUMP ] ボタンとカーソル・ボタンの組み合わせですばやく編集コマンドを実行する機能を追加しました。
- FILE UTILITY 画面で、フォルダ単位のコピーとムーブ(移動)ができるようにしました。
- MacOS 9 または MacOS X との USB 接続時、[ F5 ( Disconnect ) ] 操作をしても、USB 接続が解除できない点を修正しました。
[ Ver.1.10 ]
- 外部 MIDI 機器から MV-8000 をマルチティンバー音源として使う機能を追加しました。
- SAMPLE EDIT 画面や AUDIO PHRASE EDIT 画面から行うサンプルの編集操作にトランケート機能を追加しました。
- [ DELETE ]+ベロシティ・パッドの操作で、パーシャルやオーディオ・フレーズだけでなく、使用していたサンプルを削除する機能を追加しました。
- INSTRUMENTS 画面で、パッチを削除する機能を追加しました。
- プロジェクトの保存形式を変更しました。( Ver.1.10 のシステム・プログラムでセーブしたプロジェクトは、Ver.1.01 のシステム・プログラムでは正しくロードできません。)
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補足説明書 PDF
システム・プログラム・アップデートによる機能追加にともなう操作方法の変更などについての以下の補足説明書を、PDF ( Portable Document Format ) 形式で収録しています。この内容を確認するには「 Acrobat Reader 」という専用のソフトウェアが別途必要になります。
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アップデート作業における注意点
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関する操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご容赦ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
[ Macintosh をお使いの場合 ]
- MV8K_354.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後 Stuffit Expander などで解凍してください。解凍が終了すると、MV8000.PRG ファイルが入った MV8K_354 フォルダが現れます。
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アップデート方法について
アップデート方法は、「
MV-8000 のアップデート方法について」をご覧ください。
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アップデートに必要なもの
MV-8000 をアップデートするためには、下記のものを用意してください。
● USB 接続して行う場合
- MV-8000 本体
- 以下の OSが動作しているコンピュータ
Mac OS 9.0.4 以降、または Mac OS X 10.2 以降
- USBケーブル
● CD-R ディスクを使用して行う場合
- MV-8000 本体
- お使いのコンピュータに対応した CD-R/RW ドライブ
- CD-R ディスクに ISO9660 形式で書き込むための CD ライティング・ソフトウェア
- ブランク(空)CD-R ディスク
ダウンロードファイル
Mac OS X / Mac OS用