MC-909 システム・プログラム(Ver.1.23) for Macintosh
MC-909 システム・プログラムは、MC-909 を最新バージョンにアップデートするために使用するプログラムです。(for Macintosh)
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バージョンの確認方法
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変更内容
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アップデートに必要なもの
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アップデート作業における注意点
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
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アップデート方法について
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バージョンの確認方法
- [ MENU ]のボタンを押します。
- ディスプレイ内で“System”が反転した状態で、[ ENTER ]ボタンを押します。
- [ F6( SystemInfo )]ボタンを押し、続けて、[ F4( Version )]ボタン( * )を押すと、ディスプレイ内に“Ver.*.**”と表示されます。
(*)Ver.1.04 以前のバージョンでは、[ F4( Version )]が表示されません。バージョンアップを行ってください。
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変更内容
[ Ver.1.23 ][ Ver.1.22 ][ Ver.1.20 ][ Ver.1.13 ][ Ver.1.11 ][ Ver.1.10 ][ Ver.1.04 ]
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- RPS Setting、RPS Mixer でエディットした内容が WRITE 操作で保存されない点を修正しました。
- Inport BMP 機能、および Realtime Erase 機能を修正しました。
- 安定動作のための各種チューニングを実施しました。
- MC-909 内蔵プリセットに新たなパターン/パッチ/リズムセットを追加しました。パターン数:118、パッチ数:117、リズム・セット数:17、ウェーブ・サンプル数:9
- SRX シリーズ装着時に使用可能な MC-909 専用スペシャルパッチを追加しました。
SRX-01 装着時:リズム・セット:7
SRX-02 装着時:パッチ:10
SRX-03 装着時:パッチ:43, リズム・セット:11
SRX-04 装着時:パッチ:30
SRX-05 装着時:パッチ:72, リズム・セット:10( *MC-909 Ver.1.0より実装済)
SRX-06 装着時:パッチ:24, リズム・セット:4
SRX-07 装着時:パッチ:47, リズム・セット:18
SRX-08 装着時:パッチ:22, リズム・セット:38
SRX-09 装着時:パッチ:82, リズム・セット:23
SRX-10 装着時:パッチ:24
- ソング・エディット機能を強化しました。
ソング・エディットにセットアップ・ミキサー画面が追加されました。これにより、各ステップごとで、レベル、パン、キー・シフト、ミュート、テンポの変更が簡単にできるようになりました。
- サンプル・マシンガン機能を追加しました。
マトリクス・コントロールつまみを回すことで、サンプルを短い範囲で高速ループさせて、マシンガンのように発音させることができます。
- Loop Tune を負の値に設定して保存したサンプルをロードすると Loop Tune 0 になってしまう不具合を修正しました。
- 再生中に MUTE / CONTOROL PART ボタンが ON / OFF できないことがあった点を改善しました。
- パッチ・エディット時に LFO DEPTH つまみ操作時に変化幅が正しくないことがあった点を修正しました。
- SYS-EX を含むパターンの編集作業をおこなうと動作が不安定になる場合があった点を修正しました。
- 空のソングが連続して選択された後にソングを演奏させるとステップが進まなくなることがあった点を修正しました。
- Reverb Type について、Effects Routing 画面のリスト・ウィンドウでの変更ができなかった点を修正しました。
- Arpeggio Edit 画面で TIE の入力時に音が鳴りっぱなしになることがあった点を修正しました。
- PATTERN CALL で選択したパターンの演奏中に、変更したセットアップ・パラメータが元に戻ることがあった点を修正しました。
- 現在のバージョンを確認できる画面を追加しました。
- 電源投入時に最初に選ばれるパターンの選択を可能にしました。
- メトロノーム音の出力先を、MIX / DIR1 / DIR2 から選択可能にしました。
- RPS のリアルタイム・モディファイができるようにしました。
- リアルタイム・レコーディング時の録音方法の選択において [ Replace ] 機能を追加しました。
- パート・ミュート機能に [ Default ] を追加しました。
- パターン・エディットで、エディット内容選択後でもパート選択を可能にしました。
- パターン・エディットに [ Extract a Rhythm Instrument ] 機能を追加しました。
- パターン・エディットの [ ERASE ], [ COPY ] において、特定の CC# を選択できるようにしました。
- サンプル・リスト及びファイル・ユーティリティで、サンプルの複数選択による [ LOAD ], [ ERASE ] 等を可能にしました。
- サンプル・リストから [ Create Rhythm ] ができるようにしました。
- アルペジオ・エディットに [ Step REC ] 機能を追加しました。
- パッチ・エディットで各パラメータのリスト機能を追加しました。
- V-LINK 機能が Edirol V-4 に対応しました。
- 1 パターン当りの最大記憶音数を、約 12,000 音から約 30,000 音に拡張しました。
※全体での最大記憶音数が約 1,300,000 音には変更はありません。
- ミキサー画面に現在演奏しているパターンの小節表示を追加しました。
- チョップで分割されたサンプルは、基本的に連続したサンプル番号で保存されるようにしました。
- クリエイト・リズム実行時の保存先として、ユーザー・エリアとメモリー・カードを選べるようにしました。
- ユーザー・エリアとメモリー・カードの使用状況表示を追加しました。
- ファイル・ユーティリティ画面のメモリ使用状況表示を変更しました。
- マスタリング画面にレベル・メーターを追加しました。
- サンプル・リストの [ SIZE ] を Sample 数表記から KB (キロバイト)表記に変更しました。
- D ビーム・コントローラーの調整パラメーターを追加しました。
- リズム・セットのトーン・コピー時、正しく動作するように修正しました。
- TR-REC 時に特定のスケールにおいて、打ち込みが不可能なエリアが存在するところを修正しました。
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補足説明書 PDF
システム・プログラム・アップデートにより追加された機能やその操作方法についての説明書を PDF ( Portable Document Format ) 形式で収録しています。この内容を確認するには「 Acrobat Reader 」という専用のソフトウェアが別途必要です。
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アップデートに必要なもの
MC-909 のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
- MC-909 本体
- スマートメディア・リーダーを外付けしたスマートメディアにデータを書き込めるコンピューター
- スマートメディア 2 枚
32 MB 以上を 1 枚(プログラム・アップデート用)
※ Mac OS X を利用される場合には、64 MB 以上のスマートメディアをご用意ください。
空き容量 64 MB 以上を1枚(ユーザー・データ・バックアップ用)
※スマートメディアの種類によっては正常にアップデートできない場合があります。アップデートに使用できなかったスマートメディアであっても、実際の使用には支障ありません。
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アップデート作業における注意点
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関する操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご容赦ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
- MC-909 本体のバージョンを Ver.1.20 以降にされた場合、Ver.1.01 までのMC-909 Editor は使用できません。MC-909 Editor も最新バージョンをダウンロードしてご使用ください。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
[ Macintosh をお使いの場合 ]
- MC909_123.sit を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Stuffit アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後 Stuffit Expander などで解凍してください。解凍が終了すると、“Roland”というフォルダが現われます。
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アップデート方法について
ダウンロードファイル
Mac OS X / Mac OS用