M-16DX システム・プログラム Ver.2.00 for Windows
M-16DX システム・プログラムは、お手持ちのM-16DXを最新のバージョンにアップデートします。( for Windows )
■ダウンロードしたファイル(M16DX_200.EXE)に、M-16DX Ver.2.0 を使って SONAR を操作するためのプリセット・ファイル(Edirol M-16DX ALT_EXC.spp)とキーバインド・ファイル(M-16DX_Exc.kbn)も収録されています。
<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
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バージョンの確認方法
M-16DX の電源を入れると、画面右下に現在のシステム・ソフトウェアのバージョンが表示されます。
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更新内容
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Ver.2.00 ]
- DAW コントローラー機能
M-16DX のつまみとスイッチを使って、SONARやLOGIC、Live など、DAW のパラメーターをコントロールすることができます。
ミキサー+オーディオインターフェイス機能に加えて、DAW コントロール機能が追加され、ミキシングからマルチ録音、さらにマスタリングまで、一台で可能になります。
- シーンエディット機能
シーンを呼び出しているときでも、シーンの設定を変更 / 保存できます。
- 本体に記憶できるシーン・メモリーの数を 8 個から 16 個に増加します。今までの 2 倍のメモリーを一発呼び出しが可能、ライブやイベントなどで、更に便利になります。
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Ver.1.22 ]
- ALT OUT ジャックに接続したモニター(スピーカー)からの再生音についても、ルーム・アコースティック・オート・コントロール機能を使って、音響特性の補正ができるようにしました。
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アップデートに必要なもの
※ M-16DX 付属 CD-ROM に収録された USB ドライバ、またはダウンロードした USB ドライバをあらかじめインストールしておきます。
※ MIX コントローラーと I/O モジュールをコントロール・ケーブルで接続しておきます。
○ M-16DX 本体
○ 簡易 SMF プレーヤ「 UpdSMF 」
○ USBケーブル( 1 本)
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アップデート作業における注意点 ( 重要 )
- このシステム・プログラムでのアップデートは、手順どおりに実施すれば特に問題はありません。しかし、所定の手順に従わずに通常のモードでこのアップデートデータを送信するとソングとシステムを破壊してしまい、起動できなくなることがあります。
また、アップデート作業中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合には、システムが破壊され、使用できなくなる事があります。この場合は、弊社サポート窓口にご相談ください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関する操作手順などのお問い合わせには、お答えできません。あらかじめご容赦ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロード手順
- Windows をお使いの場合
M16DX_200.EXE を適当なフォルダにダウンロードしてください。
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圧縮ファイルの解凍方法
- Windows をお使いの場合
ダウンロードしたファイルはアーカイブ・ファイルになっていますので、エクスプローラからアイコンをダブルクリックするか、タスクバーのスタートをクリックして、「ファイル名を指定して実行」を選択し、フォルダ名とファイル名を入力して実行すると、M16DX_200 フォルダがあらわれ、フォルダの中に 9 個のスタンダード MIDI ファイルが現われます。
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フォルダの構成
M16DX_200
+--- M-16DX_v2j ( PDF ファイル)
:M-16DX 2.0 の新しい機能の使い方が書かれています。
+--- M_UPD20
: アップデート用の9個のスタンダード MIDI ファイルが収められています。
+--- M_UTIL20
: SONAR 用セットアップ・ファイルが収められています。
使い方については、M-16DX_v2j をご覧ください。
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インストール手順
- 下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを M-16DX へインストールして下さい。
アップデート方法は、こちらもあわせてご参照ください。
※インストール中は絶対に電源を落とさないで下さい。M-16DX のシステムが破壊され、使用できなくなる事があります。この場合はお求めの販売店か、弊社営業所またはサービス・ステーションにご相談下さい。
- M-16DX の電源を入れてからレベル・メーター画面が表示されるまでの間に、CH1の[SEL]ボタン 、 CH2の[SEL]ボタン、[USB]ボタンを同時に押し、以下の画面が表示されるまで、そのままボタンを押し続けます。
現在のシステム・ソフトウェアのバージョンが表示されます。
- コンピューターと M-16DX を USB ケーブルで接続します。
USB が認識されると、以下の画面が表示されます。
USB updater
0
USB Online
V1.22 |
- コンピューター上の「 UpdSMFJ 」をダブル・クリックします。
- 「 MIDI Out Device 」に「 EDIROL M-16DX 」( Mac の場合は「 M-16DX 」)を選びます。
- [ Path ]ボタン( Mac の場合は[ Select... ]ボタン)をクリックして、SMF Path( Mac の場合は SMF Folder )表示からアップデート・ファイル( _00001.mid ~ end.mid )のある場所を指定します。
- [ Scan SMF ]ボタンをクリックして( Mac の場合は不要)、ファイル・リスト内にアップデート・ファイル( _00001.mid ~ end.mid )が表示されていることを確認します。
- [ Send ]ボタンをクリックします。
ファイル転送がスタートします。転送の状況が、転送カウンターで示されます。
USB updater
12345
USB Online
V1.22 |
プログラムの転送が終了すると、M-16DX にプログラムを書き込む作業がスタートします。
[ご注意]このときは絶対に電源を切らないでください。
以下のような画面が表示されます。
USB updater
erase
USB Online
V1.22 |
USB updater
write
USB Online
V1.22 |
プログラムが正常にアップデートされると、以下のような画面が表示されます。
アップデートされたバージョンが表示されますので確認してください。
これでアップデート作業は終了しました。
USB updater
Update Successfully
Please Reboot
V1.22 -> V2.00 |
- M-16DX の電源を入れ直します。
画面右下に表示されるシステム・ソフトウェアのバージョンが V.2.00 になっていることを確認してください。
※バージョンアップ後、電源投入時、表示画面のコントラストが低くなることがあります。その場合は、取扱説明書「工場出荷時の設定に戻す」( P.46)にしたがって、ファクトリーリセットを行ってください。
※ アップデートに失敗した場合は手順1から再度やり直すことができます。
※インストールを行われる際の操作手順などについての問い合わせには、お答えいたしかねます。ここに書いてある情報を元に、自己責任において作業をお願いします。
ダウンロードファイル
Windows 8 / Windows 7 / Windows Vista / Windows XP用