JUPITER-X System Program ( Ver.3.03 )


バージョンの確認方法
ダウンロードの前に、JUPITER-Xのシステム・プログラムのバージョンをチェックしてください。
  1. [MENU] ボタンを押します。
    MENU 画面が表示されます。
  2. [1] つまみ、または PAGE[Λ] [V] ボタンで「INFORMATION」を選び、[ENTER] ボタンを押します。
    現在のバージョンが表示されます。
    ※ 最新バージョンが表示された場合は、アップデートの必要はありません。

更新内容
 
[Ver.3.03] 2025/03
仕様変更
  • オート・オフの初期値が「 20 分」に変更になりました。
    ※仕様や操作の詳細は取扱説明書をご覧ください。
[Ver.3.02] 2022/10
機能改善
  • 発音時のポップ・ノイズを軽減しました。
[Ver.3.01] 2022/05
不具合修正
  • JUPITER-X Editor 接続時の不具合を修正しました。
    ※ JUPITER-X Editor もアップデートしてください。
[Ver.3.00] 2022/04
詳しくは、取扱説明書 の「JUPITER-X 取扱説明書 Ver.3.0 以降」と「JUPITER-X リファレンス・マニュアル Ver.3.0 以降」をご覧ください。
機能追加
  • PRELOADED MODEL として、「MODEL JUPITER-X」を新規搭載しました。
    ※「MODEL JUPITER-X」は、MODEL JUPITER-8 をモチーフとして理想のアナログ・シンセサイザーの構成を目指して設計された新しい MODEL です。4 オシレーター化および 7 種の波形選択、オシレーター・パン、オシレーター・ディレイの搭載、各種ベロシティー・センスの搭載などにより、ビンテージ・シンセの枠を超えた、新しいシンセサイザーの表現力を提供します。
  • I-アルペジオの機能を拡張しました。
    • I-ARP TYPE を 55 から 65 (+10) に、I-ARP RHYTHM を 44 から 65 (+21) に増量しました。
    • PART ごとに、簡単にシンプルアルペジオやステップシーケンサーに切り替えられるよう、モード切り替えを追加しました。
    • PART ごとに、I-ARP および ARP モードで Style/Variation を切り替えられるようにしました。
    • Probability 機能を追加しました。各ノートの発音に確率を与えることができ、またその度合いを I-アルペジオに連動して変化させることができます。
  • 新規プリセット・コンテンツを追加しました。
    (新規シーン:80 種、JUPITER-X モデルトーン:158 種)
    ※ 新規シーン・データについて
    Factory Reset のときに「Reset User Data」をチェックすると、先頭から新規シーンが追加されます。この操作をすると、お客様が作成した音色もリセットされます。必要なシーンやトーンをエクスポートしてから Factory Reset を実行し、シーン/トーンをインポートしてください。
    ※ 念のため、すべてのデータをバックアップしてから Factory Reset を実行することをお勧めします。
  • SCENE 数と USER TONE 数を、256 から 512に増量しました。
機能改善
  • 各種ユーザーインターフェースを改善しました。
    • 各パラメーターの値を設定するときに [ENTER] ボタンを押すと、パラメーターの値が一覧表示されるようになりました。
    • [MENU] ボタンを押したときの表示構成を整理しました。
    • SCENE、TONE などのネーミング画面を改善しました。
    • Z-Core Tone のパラメーターの表示順序を整理しました。
不具合修正
  • 軽微な不具合を修正しました。
[Ver.2.00] 2021/11
機能追加
  • Roland Cloud Connect に対応しました。
    別売の Roland Cloud Connect (WC-1) を使って JUPITER-X と Roland Cloud を Wi-Fi 接続すると、追加音色を直接ダウンロードすることができます。
    詳しくは、Roland Cloud Connectの製品ページをご覧ください。
    https://roland.cm/wc1
  • Roland Cloud コンテンツ「Vocal Designer Model Expansion」(有償)に対応しました。
    Roland Cloud Connect でもご利用になれます。
不具合修正
  • 軽微な不具合を修正しました。
[Ver.1.50] 2021/08
詳しくは、取扱説明書 の「JUPITER-X 取扱説明書 Ver.1.5 以降」と「JUPITER-X リファレンス・マニュアル Ver.1.5 以降」をご覧ください。
機能追加
  • パートのみを有効にして 1 つのモデルの音色(トーン)だけで演奏できる「SINGLE SETUP」を追加しました。各 MODEL の音色を個別に選んで演奏するときに便利です。
  • 鍵盤を使ってステップごとにノート入力する「ステップ録音」機能を、STEP EDIT に追加しました。
  • 再生しながら演奏ノートを録音する「リアルタイム録音」機能を、STEP EDIT に追加しました。
機能改善
  • シーン選択モードでのディスプレイ表示を改善しました。
  • シーンのパートを選ぶときに、各パートの設定状況の確認と音色変更ができるようになりました。
  • より直感的に操作できるよう、STEP EDIT の操作インターフェースを改善しました。
不具合修正
  • 軽微な不具合を修正しました。
[Ver.1.43] 2021/05
機能追加
  • JUPITER-X Editor に対応しました。
    ※ JUPITER-X Editor は、Roland Cloud からインストールできます。
    ※ インストール方法については、お知らせ の「JUPITER-X Editor インストール手順」をご覧ください。
    ※ JUPITER-X Editor を使うときは、JUPITER-X を最新バージョン (1.43 以降) にアップデートしてください。
不具合修正
  • 軽微な不具合を修正しました。
[Ver.1.41] 2021/03
機能改善
  • Ver.1.40 で追加した MFX タイプ「JD-Multi」の初期設定値を調整しました。
不具合修正
  • Ver.1.40 において、SYSTEM EQ/COMP - MASTER COMP を「ON」にすると音が鳴らなくなる不具合を修正しました。
  • Ver.1.40 で追加された MFX タイプ「10 Exciter」と「67 Phonograph」が機能しない不具合を修正しました。
  • 「SCENE EFFECT: Dly」と「SYSTEM EFFECT: Dly」の DlyType を設定するときに、誤った設定値を選べることがある不具合を修正しました。
[Ver.1.40] 2021/03
詳しくは、取扱説明書の「JUPITER-X リファレンス・マニュアル」をご覧ください。
機能追加/機能改善
  • Roland Cloud コンテンツ「JD-800 Model Expansion」(有償)に対応しました。
  • MFX タイプを追加しました。(Phonograph、Exciter、JD-Multi)
  • SYSTEM/SCENE エフェクト・タイプを追加しました。(Chorus: JV Chorus、Reverb: Gated Reverb)
  • MFX タイプをカテゴリーで分類できるようにしました。
  • 特定のトーン・パラメーターで、MIDI コントロールチェンジ (CC) を有効にしました。
  • PART 2-4 でも「MODEL: RD-PIANO」が使えるようになりました。
    ※ PART 2-4 で「RD-PIANO」を使う場合は、Model 固有エフェクトの「Sympathetic Resonance」の代わりに通常の MFX が適用されます。
  • SCENE を初期化するときに、TONE も初期化されるようにしました。
  • ZEN-Core Tone 使用時に、[HPF] つまみでトーン・エディット画面の HPF パラメーターを操作できるようにしました。
  • JP Model Tone 使用時に、[OSC3] /[OSC4] スライダーで「PULSE WIDTH MOD」/「CROSS MOD」を操作できるようにしました。
不具合修正
  • 軽微な不具合を修正しました。
[Ver.1.30] 2020/09
機能追加
  • トーンのインポート/エクスポート機能を搭載しました。
    ZEN-Core Synthesis System 対応製品との間で、トーン・データをやり取りできます。
    また、Roland Cloud 配信の Model Expansion(JUPITER-8/JUNO-106/SH-101/JX-8P Model Expansion)との間でも、トーン・データをやり取りできます。
    ※ 上記の Model Expansion は、ZENOLOGY に読み込んで使用できます。
  • シーンのインポート/エクスポート機能を搭載しました。
    JUPITER-X と JUPITER-Xm間で、SCENE を移動することができます。
  • WRITE メニューに「SCENE & TONE WRITE」を追加しました。
    SCENE と TONE を同時に保存できます。
  • Factory Reset 機能に、システム・パラメーターの初期化機能を追加しました。
  • USB 端子 (USB COMPUTER、USB MEMORY) に接続した MIDI 機器からの Remote Keyboard 機能に対応しました。
    SYSTEM パラメーターの Remote Kbd に、USB 接続時の設定パラメーターを追加しました。
  • SYSTEM パラメーターの「Sync Mode」と「Sync Out」に、USB 接続時の設定パラメーターを追加しました。
  • STEP EDIT でノートを入力するときに、HOLD ペダルが使えるようになりました。
    両手を使った和音の入力に便利です。
不具合修正
  • 軽微な不具合を修正しました。
[Ver.1.21] 2020/05
Roland Cloud 配信のサウンド・コンテンツに対応
Roland Cloud で配信されている Sound Pack / Wave Expansion のインストールに対応しました。
※ Sound Pack / Wave Expansion は、ZEN-Core Synthesis System 搭載機種で利用できるサウンド・コンテンツです。
※ 一部の Sound Pack には Drum Kit が含まれていますが、JUPITER-X には読み込めません。

機能追加
  • EXZ / SDZ ダウンロード・コンテンツに対応しました。
    詳しくは、取扱説明書 の「JUPITER-X/Xm SOUND PACK/WAVE EXPANSION インストール・マニュアル」をご覧ください。
不具合修正
  • 軽微な不具合を修正しました。
[Ver.1.20] 2020/03
詳しくは、取扱説明書 の「JUPITER-X 取扱説明書」をご覧ください。
 
機能追加/機能改善
  • TONE EDIT で、複数のパートを同時にエディットできるようになりました。
    パフォーマンス時にも有効です。
  • STEP EDIT 機能で入力したパターンのキー・トランスポーズが鍵盤で操作できるようになりました。
    (ARP PART EDIT > STEP MODE: KEYSHIFT)
  • 2 つの音を重ねて鳴らす(デュアル)演奏時に、パート1 と パート2 のパンを同時に操作する機能 (L/R DUAL) を追加しました。
    ( [SHIFT] +[DUAL] )
  • パーシャルごとにエディットができるモデル(アナログシンセ、VOCODER 以外)で、選択中のパーシャルのパラメーターを他のパーシャルにコピーできる機能を追加しました。
    (コピー元のパーシャル画面で、[SHIFT] +[WRITE] + コピー先のパーシャル・ボタンを押す)
  • 各パートのキー・レンジをすべて表示する画面 (KEY RANGE SETTINGS) をMENU画面に追加しました。
    I-アルペジオと組み合わせたスプリット音色の設定時に便利です。
  • 本体起動時に呼び出すシーン番号を登録する機能 (Startup Scene) を追加しました。
    (SYSTEM > GENERAL Startup Scene)
  • シーンが不用意に切り替わらないよう警告を出す機能 (Scene Lock) を追加しました。
    (SYSTEM > GENERAL Scene Lock)
  • STEP EDIT 機能で、タイを入力したいノートの上にカーソルがあるときに、[SHIFT] +[1] ~[16] ボタンでタイの終点を入力できるようになりました。
  • パートごとに MIDI チャンネルを設定できるようになりました。
    (SCENE PART EDIT > MIDI Rx Ch)
    ※ この仕様変更にともない、SYSTEM の「MIDI Basic Ch」を削除しました。
  • USB オーディオ出力に、USBオーディオ入力をミックスする機能(USB Audio Thru)を追加しました。
    (SYSTEM > GENERAL USB Audio Thru)
  • USB オーディオ出力に、AUX IN / Bluetooth をミックスする設定機能(AUXIN USB Thru)を追加しました。
    (SYSTEM > GENERAL AUXIN USB Thru)
  • [PART] ボタンにキー・ロック機能を追加しました。
    [PART] ボタンを長押しすると、ボタンが点滅してキー・ロック状態になります。
    [PART] ボタンから手を離しても、[PART] ボタンを押しながらする操作ができるようにしました。
機能削除
  • [TRANSPOSE] ボタンを押しながら鍵盤でキー・トランスポーズを設定する機能を削除しました。
    ※[TRANSPOSE] ボタンを操作するときに、意図せずキー・トランスポーズ値が変更される事故を回避するため。
音色修正
  • アナログ・シンセサイザーの MODEL で、[UNISON] ボタンをオンにしたときの音色を修正しました。
    この修正に関連して、[UNISON] ボタンと [MONO] ボタンを押したときに変化するパラメーターを「PART」から「TONE」に変更しました。
  • RD-PIANO のプリセット・トーンで、ベロシティーの強弱による音色変化を調整しました。
  • 一部のプリセット・シーンのコントローラー・アサイン設定を見直しました。
    「工場出荷時の設定に戻す(Factory Reset)」を実行すると、JUPITER-X に反映されます。
    ※ Factory Reset を実行すると、設定内容はすべて初期化されます。工場出荷時の設定に戻す前に、現在の設定内容をバックアップしてください。
不具合修正
  • 軽微な不具合を修正しました。

アップデートに必要なもの
  • JUPITER-X 本体
  • USB メモリー(あらかじめ JUPITER-X でフォーマットしたもの)

アップデート作業における注意点
  • このシステム・プログラムを、JUPITER-X 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
  • アップデート中は JUPITER-X の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや JUPITER-X 本体が破損する恐れがあります。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
  1. 画面下部にあるソフトウェア使用許諾契約を確認し、「同意する」にチェックを入れます。
  2. 「ダウンロード」ボタンをクリックして、システム・プログラム(jupiterx_sys_v303.zip)をダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを解凍します。
    • Windows:ファイルを右クリックして「すべて展開」を選び、「展開」をクリックします。
    • macOS:ファイルをダブルクリックして解凍します。
      ※ 解凍後のフォルダー内に表示される「MI077_UPA_up.bin」はダブルクリックしないでください。
  4. USBメモリーのドライブを開いてすぐの階層(ルートディレクトリ)に「MI077_UPA_up.bin」をコピーします。

アップデート手順
  1. JUPITER-X の電源をオフにします。
  2. 「MI077_UPA_up.bin」をコピーした USB メモリーを、JUPITER-X に接続します。
  3. [WRITE] ボタンを押しながら、電源を入れます。
    ※ 画面に「JUPITER Updater... 」と表示されるまで、[WRITE] ボタンを押し続けてください。
    画面に「JUPITER Updater... 」と表示され、自動的にアップデートが始まります。
    ※ アップデートが完了するまでに、2分程度かかります。
  4. 「Please power off」と表示されたら、電源をオフにします。
  5. JUPITER-X から USBメモリーを取り外します。
  6. アップデート作業は完了です。次回起動時から、新しいシステム・プログラムで動作します。バージョンが更新されていることを確認してください。
 
※ Ver.3.0 以降では、アップデート直後の Write 操作が完了するまでに1分程度かかりますが、故障ではありません。