GR-20 システム・プログラム Ver.2.00 for Windows

GR-20 システム・プログラムは、GR-20 を最新バージョンにアップデートするために使用するプログラムです。 (for Windows)

<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
バージョンの確認方法
変更内容
アップデートに必要なもの
アップデート作業における注意点
ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
アップデート手順
 
バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
1.電源が切れていることを確認します。
2.[ TUNER ], [ EXP PEDAL ] の2つのボタンを押しながら、電源を入れます。
3.ディスプレイに "Gr" → "20" と表示された後に、バージョンを示す値が表示されます。
バージョンは、以下の順番で繰り返し表示されます。
「"P" + バージョン整数部 + "."」 → 「バージョン小数部」 → 「消灯」
例) Version 1.23 の場合、以下の順で表示されます。"P1." -> "23" -> 消灯 -> "P1." ->
※すでに最新バージョンになっていた場合には、アップデートは必要ありません。
4.電源を切ってバージョンの確認を終了します。
 
変更内容

[ Ver.2.00 ]
  • ベース・ギターの音域にも対応可能になりました。
    別売ディバイデッド・ピックアップ「 GK-2B または GK-3B 」(ベース用)を取り付けたベース・ギターを接続してご使用いただけます。(ギターでのみご使用になる場合はアップデートの必要はありません。)

    起動時のモード設定方法については、補足案内のPDFファイルをご参照ください。

    ◆補足案内について
    システム・プログラム・アップデートで追加変更された操作方法などについての説明書が PDF ( Portable Document Format ) 形式で収録されています。この内容を確認するには「 Acrobat Reader 」という専用のソフトウェアが別途必要です。

    GR-20 ベース・ギター対応について

    もし、「 Acrobat Reader 」をお持ちでないときは、以下の URL から無料でダウンロードできます。

    http://www.adobe.co.jp/

アップデートに必要なもの
GR-20 のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
  • GR-20 本体
  • スタンダード MIDI ファイルを正常に送信できる MIDI シーケンサーまたは、簡易 SMF プレーヤが動作可能なコンピューター
  • MIDI インターフェイス + MIDI ケーブル

アップデート作業における注意点
  • システム・プログラムをアップデートすると USER バンクのパッチも工場出荷時の状態に戻ります。パッチを保存しておきたい場合は、取扱説明書「第4章 その他の機能~パッチとシステム・パラメータの設定を外部機器に保存する」をご参照の上、コンピューターや MIDI シーケンサーなどに保存してください。
  • インストール中には絶対に電源を切らないでください。システムが破壊され、使用できなくなることがあります。そのような場合には、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • システム・プログラムのインストールを行われる際の操作手順などについての問い合わせには、お答えいたしかねます。このページに記載の情報を元に、自己責任において作業をお願いします。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
[ Windows をお使いの場合 ]

  • GR20_200.EXE を適当なフォルダにダウンロードしてください。
    ダウンロードしたファイルは自己解凍型ファイルになっていますので、エクスプローラからアイコンをダブルクリックして解凍してください。解凍が終了すると、GR20_200 フォルダが現れ、その中に 17 個のスタンダード MIDI ファイル( _0000000.mid ~ _0000016.mid )が現れます。

アップデート手順
※下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを GR-20 へインストールしてください。インストールには、スタンダード MIDI ファイルを正常に再生できる MIDI シーケンサーが必要になります。
※アップデートが完了するまで、絶対に本体の電源を切らないでください。
※システム・プログラムをアップデートすると USER バンクのパッチも工場出荷時の状態に戻ります。パッチを保存しておきたい場合は、取扱説明書「第4章 その他の機能~パッチとシステム・パラメータの設定を外部機器に保存する」をご参照の上、コンピューターや MIDI シーケンサーなどに保存してください。

1.電源が切れていることを確認します。次に GR-20 とお使いの MIDI シーケンサーを MIDI ケーブルで接続します。MIDI シーケンサーの MIDI OUT コネクターと GR-20 の MIDI IN コネクターを接続してください。

2.[ SYSTEM EDIT ], [ PATCH EDIT ], [ EXIT ] の 3 つのボタンを押しながら電源を入れます。
->ディスプレイに「プログラム更新モード」に入ったことを示す "uP" というメッセージが表示されます。

3.17 個のスタンダード MIDI ファイルを“_0000000.mid”から“_0000016.mid”までファイル名の番号順にシーケンサーで再生します。データのロード中は、GR-20 [ SW MODE/RESO ] のインジケーターが点滅します。
【 簡易 SMF プレーヤ「 UpdSMF 」を使った作業例 】 1)「 UpdSMF 」アイコンをダブルクリックします。
2)「 MIDI Out Device 」で MIDI 出力のデバイスを選択します。
3) [ Windows版 / MacOSX 版の場合 ]
「 SMF Path 」に、解凍された SMF が存在するフォルダ名を指定します。右の [ Path ] ボタンで探すこともできます。
[ Mac OS 9 版の場合 ]
「 SMF Folder 」に、解凍された SMF が存在するフォルダ名を指定します。右の [ Select ] ボタンでフォルダを指定してください。
4) [ ScanSMF ] ボタンを押します。
※ Mac OS 9 版 / Mac OS X 版では、この操作は必要ありません。
5) フォルダ内全ての SMF ファイルを再生の対象としますので、アップデートに不要な SMF ファイルはフォルダから削除しておいてください。
6)「 Send 」ボタンをクリックすると、登録されたSMFファイルを、名前の順番に再生します。

4.すべてのスタンダード MIDI ファイルを再生し終わると、チェックサム(プログラムが正常に書かれたか確かめる値)が表示されます。
→ 2F → 4D → 消灯と繰り返し表示されたら、正常にアップデートできています。

5.GR-20 の電源を入れ直します。これでアップデートは完了です。

※音源の設定内容を保存した場合は、データを GR-20 に送信(バルク・ロード)して、設定内容を元に戻してください。
※シーケンサー側で F8 などの同期信号が混じると、GR-20 側で MIDI エラーが発生する場合があります。その場合は、同期信号を送らないように設定してから再生してください。またロード中に GR-20 にエラーメッセージが表示されたらアップデートを失敗しています。手順1.に戻ってアップデートをやり直してください。
ダウンロードファイル
Windows XP / Windows Me / Windows 2000 / Windows 98用