Fantom-X6/X7/X8 システム・プログラム(Ver.1.07) for MacOS
このシステム・プログラムは、お手持ちのFantom-X6/X7/X8(Ver.1.xx) のシステム・プログラムを最新のバージョンにアップデートするために使用するプログラムです。
対象製品:Fantom-X6 / Fantom-X7 / Fantom-X8
■このプログラムは、Ver.1.xx のFantom-X6/X7/X8専用です。Ver.2.xx のFantom-X6/X7/X8には適用できません。 ■アップデートの方法には、「USBアップデート」と「CARDアップデート」の2種類があります。適切なアップデート作業を行うために、説明内容を必ずお読みください。
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バージョンの確認方法
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変更内容
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アップデートに必要なもの
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アップデート作業における注意点
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
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アップデート方法について
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バージョンの確認方法
- [ Menu ] - [ System ] - [ Enter ] - [ F4(System Info) ] - [ F2 ] を3回押して、Version Info 画面右下の Version の表示をご覧ください。
※最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
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変更内容 [ Ver.1.07 ][ Ver.1.06 ][ Ver.1.05 ][ Ver.1.04 ][ Ver.1.03 ][ Ver.1.01 ]
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- USB マスストレージ・モード時、Macintosh( OS X )との接続を切断すると、動作が重くなったり再接続ができなくなることがあった点を修正しました。
- その他、動作をより安定させるための改善を追加しました。
- シーケンサーの操作をせずに24時間連続通電すると、アルペジエーターおよびリズムパターンの機能が働かなくなることがあった点を修正しました。
- Performance Mode の MFX edit 画面で WRITE ボタンを押して Write Menu 画面に入った時、Performance が選ばれるように変更しました。
- ファクトリーリセット後にプリロードソングが消失してしまう点を修正しました。
- Load All Samples でロードしたサンプルがこわれることがあった点を修正しました。
- Sampling Stanby から Input Setting 画面に入って戻ると Sampling の設定が変化してしまうことがあった点を修正しました。
- Load All Samples を実行した直後に Skip Back Sampling が使用不能になることがあった点を修正しました。
- 電源投入直後に Loop Point 指定で Realtime REC を行った場合でも、Loop せずに Loop End でとまらないように修正しました。
- MTC スレーブとして設定されている際にも MMC Play コマンドを出力できるように変更しました。
- インプット・セレクトの設定を変更して保存した際、次回起動時に変更が反映されるように修正しました。
- アルペジオやリズム・パターンの動作が常に安定するように修正しました。
- Sampling, Audio Import などの際にPC Card が挿入されていると、保存場所として CARD グループが優先して選ばれるように変更。
- Preset Performance のパッド・セットのノート・ナンバーをより使いやすい配列に変更。
- 「 CC01: Modulation 」をコントロール・ペダルにアサインして System Write を行うと、電源再投入後にペダル効果が得られないことがあった点を修正。
- ベンダーを右に倒した際に本来の最大値に到達しにくいことがあるのを修正。
- 電源投入直後に不要なピッチ・ベンド・チェンジを出力することがあるのを解消。
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アップデートに必要なもの
Fantom-X6/X7/X8 にシステム・プログラムをインストールするために、下記のツールが必要になります。
- USB接続して行う場合
- Fantom-X6/X7/X8 本体
- 以下の OS が動作しているコンピュータ
Windows Me / 2000 / XP 以降
Mac OS 9.04 以降 ( OS X 含む )
- USB ケーブル
※USB アップデートでは、本体上のユーザー・メモリーの内容が全て消えてしまいます。必要に応じてユーザー・バックアップをあらかじめ行なってください。(取扱説明書P.235)
- CARDを使用して行う場合
- Fantom-X6/X7/X8 本体
- プログラムをダウンロードしたコンピュータに対応したカード・リーダー・ライター
- メモリー・カード(スマート・メディア、または、コンパクト・フラッシュで、空き容量が 32MB 以上で、1GB 以下の容量のカード)
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アップデート作業における注意点
- USB アップデートを行うと、本体のユーザー・メモリーの内容は全て失われます。アップデートを行う前に、ユーザー・データを全てメモリー・カードに保存してください。( 取扱説明書 P.235 )
- CARD アップデート終了後、アップデート・ファイルが書き込まれたままのメモリー・カードをご使用になると、使用可能領域を圧迫してしまいますので、アップデートが終了しましたらアップデート・ファイルを消去してください。
- このアップデート・データは、Fantom-X6/X7/X8 以外の製品には絶対に送信しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート作業中に電源が切れるなどの事故が起った場合は、通常モードでは起動しなくなります。修理等が必要となりますので、弊社サポート窓口までご相談ください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するインストールの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご容赦ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
- [ Windows をお使いの場合 ]
FantomX678_107.EXE を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは自己解凍型ファイルになっていますので、エクスプローラからアイコンをダブルクリックするか、タスクバーのスタートをクリックして、「ファイル名を指定して実行」を選択し、フォルダ名とファイル名を入力して実行すると、FantomX678_107 フォルダが現れ、その中に、fanx2.bin ファイルが入った Roland フォルダが現れます。
- [ Macintosh をお使いの場合]
FantomX678_107.sit.hqx を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Stuffit アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後 Stuffit Expander などで解凍してください。解凍が終了すると、FantomX678_107 フォルダが現れ、その中に、fanx2.bin ファイルが入った Roland フォルダが現れます。
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アップデート方法について
ダウンロードファイル
Mac OS X / Mac OS用