DJ-202 System Program ( Ver.1.13 )


バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
  1. ブラウザー・セクションの [ ロータリー・セレクター ] を押しながら、DJ-202 とパソコンを接続して電源をオンにします。
  2. デッキ・セクションのパフォーマンス・パッドとミキサー・セクションのボタン点灯で、DJ-202 本体のバージョンを表示します。

    Step 1. DJ-202 本体のバージョンをご確認ください。
    Ver.1.13
    Ver.1.12
    Ver.1.11
    Ver.1.10

    ※上記のいずれでもないボタン点灯の場合、お使いの DJ-202 は Ver.1.10 未満です。

    Step 2.現在お使いのバージョンによって、アップデート内容が異なります。
    Ver.1.11 / Ver.1.12 / Ver.1.13 の場合
    最新バージョンです。DJ-202 本体のアップデートは不要です。このままお使いください。
    Ver.1.10 の場合
    DJ-202 本体を Ver.1.13 へアップデートしてください。
    Ver.1.10 未満の場合
    DJ-202 本体を Ver.1.13 へアップデートした後、「■ファクトリー・リセットの実行」を行ってください。
  3. バージョン確認を終えたら、ボタン操作をしないでそのまま DJ-202 の電源を切ります。

変更内容
[ Ver.1.13 ] 2025/03
管理の都合でバージョン番号を更新しました。
製品仕様に影響する変更はございません。
[ Ver.1.12 ] 2021/11
管理の都合でバージョン番号を更新しました。
製品仕様に影響する変更はございません。
[ Ver.1.11 ] 2019/07
不具合修正
Serato DJ Pro 2.1.1 以降で TR-S の機能を使用した場合、正しく動作しない不具合を修正しました。
[ Ver.1.10 ] 2018/01
Serato DJ Lite に対応していることを確認しました。(2018/03)

詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 DJ-202 取扱説明書」をご覧ください。
機能追加
  • バックスピン・レングスの設定を可能にしました。
  • ジョグ・ダイヤル天面の感度調整機能を追加しました。
機能改善
  • TR-S に TR-606 / TR-707 の音色を追加しました。
  • TR-S のキット数を 8 から 12 に増やして、プリセット・パッチを変更しました。
  • BPM の設定可能範囲を 5 - 500 に拡大しました。

※ TR-S を更新するためには、アップデート後にファクトリー・リセットが必要です。操作手順は、「■ファクトリー・リセットの実行」をご覧ください。
[ Ver.1.04 ] 2017/10
不具合修正
軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.1.03 ] 2017/10
不具合修正
SERATO Intro で DECK 3/4 の VINYL がオフにできない不具合を修正しました。

アップデートに必要なもの
DJ-202 のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
  • DJ-202 本体
  • DJ-202 付属の USB ケーブル
  • USB 2.0 端子を備えたパソコン ( Windows または Mac )

アップデート作業における注意点
  • このシステム・プログラムを、DJ-202 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
  • アップデート中は DJ-202 の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや DJ-202 本体が破損する恐れがあります。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
dj202505_sys_113.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、「 dj202505_sys_113 」フォルダが現われます。

アップデート手順
【ご注意】
  • 解凍してできたファイルのファイル名は変更しないでください。
  • アップデート中は DJ-202 の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや DJ-202 本体が破損する恐れがあります。

下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを DJ-202 へインストールしてください。
  1. ミキサー・セクションの [ SYNC ] ボタンを押しながら、DJ-202 とパソコンを USB ケーブルで接続して電源をオンにします。
  2. パソコン側で「 Roland 」ドライブを開きます。
  3. 「 dj202505_sys_113 」フォルダ内の DJ202-505_C0A_up.bin を、「 Roland 」ドライブへコピー(ドラッグ&ドロップ)します。
    ※「 dj202505_sys_113 」フォルダごとコピーしないでください。
  4. ミキサー・セクションの [ SYNC ] ボタンを押すと、アップデートが開始されます。
    アップデート中は、パフォーマンス・パッドが点滅します。
    パフォーマンス・パッドが点灯したら、アップデートは完了です。
  5. USB ケーブルを抜いて、電源をオフにしてください。
    ※ アップデート後、初回起動時にパフォーマンス・パッドが点滅する場合があります。故障ではありませんので、製品が起動するまで電源を切らずにお待ちください。

ファクトリー・リセットの実行
TR-S を更新するためには、アップデート後に「工場出荷時の設定に戻す ( ファクトリー・リセット )」が必要です。
「工場出荷時の設定に戻す ( ファクトリー・リセット )」を実行することで最新の音色データをロードすることができます。
詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 DJ-202 取扱説明書」をご覧ください。
※「工場出荷時の設定に戻す ( ファクトリー・リセット )」を実行すると、DJ-202 上の設定とパターンは失われます。
「工場出荷時の設定に戻す ( ファクトリー・リセット )」を実行する前に、「バックアップ」で必要なデータをパソコンに保存してください。
※「システム設定」の内容をバックアップすることはできません。必要な項目は、「工場出荷時の設定に戻す ( ファクトリー・リセット )」を実行する前にメモしておいてください。

●バックアップ
すべてのパターンとキット (インスト) をバックアップします。
  1. ミキサー・セクションの SAMPLER [ CUE ] ボタンを押しながら DJ-202 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
    SEQUENCER セクションの [START/STOP] ボタンが点滅して、パフォーマンス・パッドが点滅します。
  2. パソコンで「 Roland 」ドライブを開きます。
  3. BACKUP 」フォルダ内のすべてのファイルをパソコンにコピーします。
  4. コピーが完了したら、「 Roland 」ドライブの取り出しを実行します。
    [ Windows の場合 ]
    マイコンピュータの「 Roland 」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
    [ Mac の場合 ]
    「 Roland 」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
  5. USB ケーブルを抜いて、DJ-202 の電源をオフにします。

●工場出荷時の設定に戻す ( ファクトリー・リセット )
本体に記憶されているシステム設定とパターンおよびキット ( インスト ) を、工場出荷時の設定に戻します。
  1. ブラウザー・セクションにある左側 ( L チャンネル ) の [ LOAD ] ボタンを押しながら DJ-202 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
    [ LOAD ] ボタンは、SEQUENCER セクションの [START/STOP] ボタンが点滅するまで押したままにします。
  2. 点滅している [ START/STOP ] ボタンを押します。
    ファクトリー・リセットが始まります。MASTER レベル・インジケーターが点滅します。
    ファクトリー・リセットが終了すると、すべてのボタン/パッドが点灯します。
    MASTER レベル・インジケーターが点滅している間は、絶対に電源を切らないでください。
  3. ファクトリー・リセットが完了したら、USB ケーブルを抜いて DJ-202 の電源をオフにします。

●リストア
パソコンにバックアップしたデータを、DJ-202 本体に戻します。
  1. ミキサー・セクションの SAMPLER [ CUE ] ボタンを押しながら DJ-202 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
    SEQUENCER セクションの [START/STOP] ボタンが点滅して、パフォーマンス・パッドが点滅します。
  2. パソコンで「 Roland 」ドライブを開きます。
  3. RESTORE 」フォルダーに、バックアップ・ファイルをコピーします。
  4. コピーが完了したら、「 Roland 」ドライブの取り出しを実行します。
    [ Windows の場合 ]
    マイコンピュータの「 Roland 」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。
    [ Mac の場合 ]
    「 Roland 」アイコンをゴミ箱アイコンにドラッグします。
  5. SEQUENCER セクションの [ START/STOP ] ボタンを押します。
    パフォーマンス・パッドが交互に点滅します。
    リストアが終了すると、すべてのパフォーマンス・パッドが点滅します。
    パフォーマンス・パッドが交互に点滅している間は、絶対に電源を切らないでください。
  6. USB ケーブルを抜いて、DJ-202 の電源をオフにします。