A-49 システム・プログラム(Ver.1.4)
A-49 システム・プログラムは、A-49 を最新バージョンにアップデートするために使用するシステム・プログラムです。
<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
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バージョンの確認方法
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変更内容
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アップデートに必要なもの
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アップデート作業における注意点
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
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アップデート手順
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INTEGRA-7 と接続して使用する
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
- [ FUNCTION ]、[ TRANSPOSE ]、[ OCTAVE + ] を押しながら、A-49 リアパネルの USB COMPUTER 端子と PC の USB 端子を接続します。
- 次の表のように、S1、S2、-、+ の 4 つのボタンの点灯/消灯でバージョンを表示します。
| Version |
S1 |
S2 |
- |
+ |
| 1.0 |
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* |
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| 1.1 |
|
* |
|
* |
| 1.2 |
|
* |
* |
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| 1.3 |
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* |
* |
* |
| 1.4 |
* |
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*:点灯、空欄:消灯
- USB ケーブルを抜きます。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
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変更内容
[ Ver.1.40 ]
[ Ver.1.30 ]
不具合修正
- S1 / S2 ボタンを Latch に設定した際に、ボタンが点灯しない不具合を修正しました。
- ベンダーのキャリブレーションを修正しました。
機能追加
- INTEGRA-7 のフロント USB 端子から、バス電源の供給を受けて動作するようになりました。
※ INTEGRA-7 のフロント USB 端子からは電源供給のみを行い、MIDI 信号の送受信はできません。演奏のためには、A-49 の MIDI OUT 端子と INTEGRA-7 の MIDI IN 端子を MIDI ケーブルで接続する必要があります。
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アップデートに必要なもの
- A-49 本体
- 簡易 SMF プレーヤが使用できるコンピューター
- A-Series Keyboard ドライバ(あらかじめ、ドライバのインストールを行ってください。)
- A-Series Keyboard Driver( ダウンロード )
- USB ケーブル
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アップデート作業における注意点
- このアップデートは、手順どおりに実施すれば特に問題はありません。所定の手順に従わずに通常のモードでこのアップデート・データを送信すると、システムを破壊してしまい、起動できなくなることがありますのでご注意ください。
- アップデート作業中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合には、システムが破壊され使用できなくなる事があります。この場合は、お求めの販売店、または、弊社サポート窓口までご相談ください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
a49_sys_v140.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。
解凍が終了するとアップデートに必要なデータを納めた a49_sys_v140 フォルダが現れ、その中に 1 個のファイル( _0000001.mid )が納められています。
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アップデート手順
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを A-49 へインストールしてください。
※アップデートの実行中は、絶対に A-49 の電源を切らないでください。
- [ TRANSPOSE ] と [ OCTAVE + ] を押しながら、リアパネルの USB COMPUTER 端子と PC の USB 端子を接続します。
[ OCTAVE + ] ボタンが点滅します。
- コンピューター上の UpdSMFJ ( Mac の場合は UpdSMF ) をダブルクリックして起動します。
- MIDI Out Device を A Series Keyboard に設定します。
- 「 UpdSMFJ ( Mac の場合は UpdSMF ) 」上の [ Path ] ( Mac OS の場合は [ Select... ] )をクリックして、SMF Path ( Mac の場合は SMF Folder ) 表示からアップデート・ファイル ( _0000001.mid ) のある場所を指定して [ OK ] をクリックします。
- [ Scan SMF ] をクリックして ( Mac の場合は不要 )、ファイル・リスト内にアップデート・ファイル( _0000001.mid ) が表示されていることを確認します。
- [ Send ] をクリックします。
アップデート・ファイルの送信が始まります。2 分程度でアップデートが完了し、A-49 の [ OCTAVE + ] とオクターブ・インジケーターが交互に点灯します。
- UpdSMFJ ( Mac の場合は UpdSMF ) の Send SMF/Complete ダイアログ ( Mac の場合は Complete Update ) の[ OK ]をクリックします。
- UpdSMFJ ( Mac の場合は UpdSMF ) の [ Exit ] ( Mac OS の場合は[ Quit ] ) をクリックして、UpdSMFJ ( Mac の場合は UpdSMF ) を終了します。
- USB ケーブルを抜き、ボタンを押さずに再び接続します。通常モードで起動します。
※ アップデートに失敗した場合は、通常モードで起動せずアップデート・モードで起動します。
- ファクトリー・リセットを実行してください。
- FUNCTION を押します。
- 鍵盤の FACT RESET と書かれた鍵を押します。
- 鍵盤の ENTER と書かれた鍵を押します。
ファクトリーリセットが実行され、FUNCTION モードで設定した各パラメーターが工場出荷時の値にリセットされます。
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INTEGRA-7 と接続して使用する
A-49 を INTEGRA-7 からバス電源の供給を受けて利用することができます。以下の設定を行ってください。
※ INTEGRA-7 のフロント USB 端子からは電源供給のみを行い、MIDI 信号の送受信はできません。演奏のためには、A-49 の MIDI OUT 端子と INTEGRA-7 の MIDI IN 端子を MIDI ケーブルで接続してください。
- INTEGRA-7 の電源を入れます。
- A-49 のMIDI OUT と INTEGRA-7 の MIDI IN を MIDI ケーブルで接続します。
- A-49 の [ FUNCTION ] ボタン、[ PITCH ] ボタンと [ ASSIGN ] ボタンを押しながら、INTEGRA-7 前面の USB 端子と A-49 を USB ケーブルで接続します。
- A-49 の POWER インジケーターが点灯して、動作状態になります。
INTEGRA-7 の電源を入れると A-49 も同時に電源が入り、いつでも連携して使用することが可能になります。
A-49 起動後に、A-49 の SuperNATURAL ボタンを押して SuperNATURAL モードにすれば、INTEGRA-7 の SuperNATURAL 音源をより細かくコントロール/演奏することもできます。
※設定後も、A-49 を PC に接続すれば通常通り使用することができます。