高効率なパワー・アンプを搭載したステレオ・キーボード・アンプ。
KC-110は、30W(15W+15W)仕様の高効率パワー・アンプを搭載したステレオ・キーボード・アンプ。6.5インチ・カスタム・スピーカーとツィーターを2基ずつ搭載し、キーボード・サウンドをクリアかつワイド・レンジに再生することができます。
ボディは自宅での使用にも最適なコンパクト・サイズ。ステレオ仕様ながら7.3kgという軽量化も実現しているので、ライブやストリート・パフォーマンスへと持ち運びにも便利です。
演奏場所を選ばない2電源方式を採用。
KC-110は、ACアダプターでの使用はもちろん、乾電池によるバッテリー駆動にも対応。JUNO-Diなどの電池駆動の楽器と組み合わせれば、電源確保の心配なく、ストリートやアウトドアで本格的なライブ・パフォーマンスが行えます。バッテリーには単3形電池8本を使用。アルカリ乾電池で最大約7時間、ニッケル水素充電池を使用すれば最大約8時間の駆動が可能です。電池ケースは取り外すこともできるので、電池交換も容易に行えます。
マイクやステレオ入力など3系統+AUX INの豊富な入出力。
KC-110のインプットは3チャンネル仕様。マイク/ライン入力のチャンネル1と、ステレオ・ソースの入力に対応したチャンネル2/3で構成され、独立したボリュームつまみを搭載しています。
XLR/標準タイプのチャンネル1はマイクを接続できるので、キーボードによる弾き語りにも対応。
また、キーボード以外にも電子ドラムやハンドソニック、Vアコーディオンなどを同時に接続すれば、小規模なバンド演奏も行える簡易PAとしても活用できます。
さらに、3系統のインプットとは別にAUX入力も装備。ボリューム・コントロールも独立して行えるので、携帯音楽プレーヤー、リズム・マシンなどを接続して楽器とミックス再生することも可能です。
そして、すべての音はライン・アウトから出力することができるので、レコーダーなどに直接接続して演奏を録音できるほか、ステージ上でのミキシング・モニターとしても活躍します。
もちろん、ヘッドホン端子も装備しているので、夜間の演奏やサウンド・チェック時にも便利です。
スピーカー・スタンドにも取り付けが可能。
KC-110は、スピーカー・スタンドST-A95(別売)に取り付けて使用することも可能。高さ調節ができるので、モニターや簡易PAとして使用する際でも最適な位置にセッティングすることができます。
また、KC-110に上向きの角度を付ける傾斜スタンドも装備。床に置いて使う場合でも、より聴きやすいモニター・ポジションにすることが可能です。
ステレオ仕様を最大限に活かしたデジタル・エフェクトを内蔵。
KC-110は、ステレオ仕様を活かした高品位なデジタル・エフェクトを内蔵。接続したキーボードやマイクに、つまみひとつで手軽に効果的なエフェクトを加えることができます。
エフェクトは「REVERB」「CHORUS」「WIDE CHORUS」の3タイプを切り替えて使用することができます。
残響音を加える「REVERB」は、ホールを思わせる空間的な広がりを演出。アコースティック・ピアノ音色やマイクを通したボーカルなどに最適です。
また、ストリングスやシンセ・パッドなどと相性のいい空間合成タイプの「CHORUS」も装備。サウンドにナチュラルな厚みと奥行きを持たせることができます。
3バンド帯域分割のコーラスである「WIDE CHORUS」では、低域はしっかり中央に定位し、中域から高域になるほど広がっていく効果があるので、包み込むようなコーラス・サウンドをつくり出すことが可能です。
これらのエフェクトは、フット・スイッチ(BOSS FS-5U:別売)によるオン/オフに対応。演奏しながらでもコントロールすることができます。
また、KC-110は2バンドのイコライザーを装備。LOW/HIGHつまみによるシンプルな操作で、演奏する環境に合わせた音質補正を行うことも可能です。