表現の幅を広げるクリーンなサウンド
JC-120最大の特長と言えるのが、“JCトーン”と呼ばれるサウンドです。アルペジオはひとつひとつの音の広がりまで美しく表現し、カッティングはシャープに切れ味鋭く。ギターが持つ本来の響きと鳴り、そしてギタリストの個性を忠実に反映します。またレンジが広く、くせのないサウンドは、エフェクターとの相性も抜群。表現の幅を広げてくれることは間違いありません。
ツイン・アンプ/スピーカー&空間合成コーラス
コンパクトなエンクロージャーに、120W(60W+60W)仕様のパワー・アンプと12インチのスピーカーを2基搭載。スピーカー・ユニットのポテンシャルを最大限に引き出し、JCクリーンを再生するための独特な設計です。そして、このデュアル構造により完成したのが、Jazz Chorusの名の由来となった空間合成コーラスです。片方のアンプとスピーカーはギターから送られたままのダイレクトな音を、もう片方のアンプとスピーカーは微妙にピッチを揺らせた音を出力。空間上で混ざり合った2つのサウンドは、まさしくJCでなければ味わえない、独特の美しい広がり感を生み出します。この空間合成コーラスが世界初のコーラス・エフェクトとなりました。
ステレオ対応のエフェクト・ループ
ツイン・アンプ/スピーカーの特長を活かし、リア・パネルには、ステレオ出力のエフェクターが接続できるエフェクト・ループ端子を搭載。これにより、空間系のエフェクトもステレオで再生できるほか、外部エフェクターのプリ・アンプを活用した音作りにも対応。この実用性に優れた設計も、Jazz Chorusがジャンルを越えて愛される理由のひとつです。
歴史的なデザインと堅牢な設計
ひと目でJazz Chorusとわかる、40年間変わらない伝統的なデザインもJCシリーズに受け継がれてきたアイデンティティです。その圧倒的な信頼性・堅牢性の高さから、いまやJC-120はスタジオやライブハウスでの定番アンプに。スピーカー・ユニットにも耐久性の高いパーツを厳選するなど、こだわり抜いた設計です。