ローランド株式会社は、品質に定評のあるモニター・スピーカー・ブランド「Fluid Audio」（フルイド・オーディオ）の、オーディオ・ソースの特性を忠実に再現するモニター・スピーカー「Fシリーズ」のフラッグシップ・モデル『FX80』『FX50』を、2020年2月1日（土）に発売します。

モニター・スピーカーは、レコーディング・スタジオやパソコンを使った音楽制作の際に、編集中のサウンドなどを確認するためのスピーカーです。「Fluid Audio」は、数多くのスピーカーの開発に携わった経験を持つKevin Zuccaro氏が2010年に米国で設立した新進のスピーカー・ブランドで、モニター・スピーカーに求められる、原音に忠実な音で再生するスピーカーコーンやツイーター、こだわり抜いた設計のエンクロージャー（筐体部）など、高い品質と手ごろな価格が評価されています。ローランドは、2017年から日本国内における「Fluid Audio」製品の輸入・販売を行っています。

●こんな方にオススメ ・小規模なスタジオや、自宅で音楽制作を行うプロデューサー、ミュージシャンの方
●ここがポイント ・ツイーターとウーファーの同軸上配置やバウンダリー補正機能など、本格的な性能とお手ごろな価格を両立

• ブランド

  Fluid Audio

• 品名／品番

  モニター・スピーカー 『FX80』、 モニター・スピーカー 『FX50』

• 価格

  オープン価格

• 発売日

  2020年2月1日（土）

スタジオ・モニターに必要な要素を追求したモニター・スピーカー

『FX80』背面の入力端子と
バウンダリー補正スイッチ（拡大）

『FX80』『FX50』は、従来モデル「F5」をベースに、基本性能を向上させ、スタジオ・モニタリングに便利な新機能を追加した製品です。ツイーターとウーファーを同軸上に配置することで、それぞれの出力の「位相ずれ」を抑制。オーディオ・ソースの再現性を強化しています。2つのドライバーにそれぞれ独立した電源を供給するバイアンプ方式を採用し、ドライバーの出力変動による干渉を防ぎます。さらに、EQ調節が可能で、設置環境の音響特性に合わせ、最適な出力設定ができます。また、新たに高品質のClass　Dアンプを採用。従来モデルより出力を向上させながら、コンパクト化を実現しました。

Fluid Audio 「Fシリーズ」仕様比較表

品番	『FX80』	『FX50』	『F5』	『F4』
写真
型式	2ウェイ・バスレフ型 バイアンプ方式	2ウェイ・バスレフ型 バイアンプ方式	2ウェイ・バスレフ型 バイアンプ方式	2ウェイ・バスレフ型
出力	110W （LF:60W、HF:50W）	90W （LF:50W、HF:40W）	140W(70W+70W） （LF:40W、HF:30W）	30W（15W+15W）
スピーカー	8インチ・ペーパーコーン・ ウーファー、1.2インチ・ シルクドーム・ツイーター	5インチ・ペーパーコーン・ ウーファー、1インチ・ シルクドーム・ツイーター	5インチ・ペーパーコーン・ ウーファー、1インチ・ シルクドーム・ツイーター	4インチ・ペーパーコーン・ ウーファー、1インチ・ シルクドーム・ツイーター
周波数特性	35Hz-22kHz	49Hz-22kHz	49Hz-22kHz	69Hz-22kHz
入力端子	XLR、TRS、RCA	XLR、TRS、RCA	XLR、TRS、RCA	TRS、RCA
サイズ （幅×奥行×高さ）	254×340×295mm	176×234×230mm	176×195×260mm	172×222×150mm
重量	7.8㎏	3.8kg	10㎏（ペア）	6.5kg（ペア）

※『FX80』と『FX50』は1台ずつの販売、『F5』と『F4』はペアでの販売です