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長続きするかわからないなら、良い電子ピアノはいらない?
2023.05.10

こんにちは。フォレスタ・スタッフです。
あっという間にもう5月ですね!
春に新生活をスタートされた方は、新しい環境に少し慣れてきた頃でしょうか。
もうすでに暑い日もあったり、かといって夜は冷え込んだりと、まだまだ気温差が激しい季節ですので、皆さま体調にお気を付けくださいね。
この季節にお子様がピアノのレッスンを始めるというご家庭が多いこともあり、ローランド・フォレスタにもレッスン用のピアノをお探しのお客様がたくさんご来店されています。
そして、そんな皆さまがよくおっしゃる一言がこちら。
「うちの子長続きするかわからないから、そんなにいいものは要らないんです」
全国各地にあるローランド・フォレスタですが、この言葉をまったく聞かないというお店はほとんどありません。
「今は好きって言っているけど、いつ嫌だって言い始めるかわからない」
「私が続かなかったし、うちの子も無理じゃないかな......」
「そうなったときに、高いものを買ってしまったら無駄になるのでは?」
お子様の習い事として考えると、ピアノは高価なものですよね。
なので、最初に低価格のピアノを選んで、続いたときに買い替えを検討するという考え方もひとつの正解だと思います。
一方、少し見方を変えると、ある程度良いものを最初に選んだほうが、お子様の「ピアノがやりたい!」という気持ちを助けてくれることがある、というのもひとつの正解です。
なぜそう思うのかというと、実は、私自身がピアノが長続きしない子供だったからなんです。
私は今でこそこうしてフォレスタ・スタッフとしてピアノをご紹介するお仕事をしていますが、小学校に上がると同時にピアノを習い始めて、すぐに嫌いになりました。
苦手でしたし、練習も嫌いでした。
振り返ってみれば、キーボードで練習→タッチが違って上手に弾けない→レッスンで怒られる→練習も嫌になる→嫌い!という悪循環に陥っていました。
両親はまさに「そんなにいいもの買ってもねえ」という気持ちで最初は手軽なキーボードを選んだんだと思います。
そんな悪循環が続き、小学生のころ一度ピアノをやめてしまいました。
それも、キーボードからアップライトピアノに買い替えてもらった直後のことでした。

でも、やめてからも買ってもらったピアノはずっと使っていたんです。
楽譜は読めたので、自分の好きな曲の楽譜を買ってきて、好きなように弾いていました。
そしてなんと、高校生になってピアノのレッスンを再開しました。
ここから、あの時両親に買い替えてもらったアップライトピアノは大活躍。買っておいてよかった!となりました。
ただ、ピアノを再開したとき、手の形からやり直しになり、小さい子が弾くような曲からの練習になりました。
それがあってこその今なのですが、当時は「最初からちゃんと練習できる環境があったら、少し違ったのかなぁ」と思ったこともありました。
お子さんがピアノを続けられるかどうかは誰にもわかりません。
けれど、続けられる可能性を少しでも増やすことはできると思います。
「ピアノが長続きしない子供」だった私でしたが、結局大学では音楽を勉強することを選びました。
楽器経験ゼロで子供の手習いと当初考えていた私の両親は、「こんなことになるとは...」と内心思っていたことでしょう。
それでもピアノを用意してくれて、一度やめたピアノレッスンを再開させてくれた両親には、本当に感謝しかありません。
自分の話で恐縮ですが、こんなケースもあるのです。
今回ご紹介したエピソードに登場したのはアップライトピアノでしたが、「しっかりしたピアノ」=「アップライトピアノ」は昔の話。今の時代は電子ピアノがめざましく進化しています。
レッスン向けのスタンダード・モデルは、入門者から上級者までご満足いただけるモデルです。
詳しくはこちらの記事をご覧くださいませ。
→習い始めのレッスン用におすすめ!定番の電子ピアノ
ローランド・ フォレスタでは、皆さんのどんな小さなお悩みにもお応えします。
ぜひ、お気軽に相談してみてくださいね。
皆さまのご来店を心よりお待ちしています。
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