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ボタンの多い電子ピアノって使いにくいの?

2023.05.19

ボタンの多い電子ピアノって使いにくいの?

こんにちは、フォレスタ・スタッフです。


お客様と電子ピアノのお話をする際に、こんなご要望をいただくことが多々あります。

「機能がいろいろあっても使いこなせないから、ボタンはいらないです」

「ピアノの音でしか弾かないので、機能(ボタン)のないシンプルなものが欲しいです」

たしかにボタンがたくさんあるのを見ると、機能がたくさんで使いきれないかも、子供が遊んでしまわないかな...と心配になってしまいますよね。


そもそも電子ピアノの「機能」にはどんなものがあるかご存知でしょうか。

一見むずかしそうに感じる「機能」ですが、実はピアノのレッスンに不可欠で実用性があるものが多いんです。

また、ボタンがあることで簡単に操作ができるようになっており、レッスンにおいて必要になるツールを即座に呼び出せる優れものなのです。

その必要なツールたちを電子ピアノ1台の中に凝縮しているので、ボタンはむしろピアノ周りをとってもシンプルにする便利なものだと思います。

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例えば、こちらはメトロノームの機能です。

ピアノレッスンでは必ず使うツールです。ピアノの先生からも「せっかくの電子ピアノならこれだけは使ってほしい」と言われる機能です。

機械が苦手なご両親や、小さなお子様でもわかりやすいようにメトロノームの絵のボタンで、ワンタッチで操作できます。

液晶パネルでテンポや拍子をしっかり確認することができ、電子メトロノームなので、途中で止まったりテンポがずれてしまうこともありません。

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次に、こちらは録音の機能です。

私がレッスンに通っていた子供のころは、ピアノの隣にレコーダーを置いて、録音して、聴いて確認して、それを参考に練習して、そしてまた録音して確認して...という作業を繰り返していましたが、今はこの機能が電子ピアノの中に入っているので、レコーダーも必要ありません。

さらにピアノ以外の周りの音が入らないので、きれいな音の状態で演奏を保存しておくこともできます。

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そして最後に、機能でお子様が遊んでしまわないかな...と心配な方にぜひ使っていただきたい、パネル・ロックという機能があります。

名前の通り、パネル(ボタン操作)をロックする機能で、写真のHP704なら一番右の設定ボタンを約3秒長押しするとロックがかかります。

(パネル・ロックの機能がないモデルもあります)

いろんなものに興味をもつお年頃のお子様が練習に集中するのに、とっても役に立ってくれます。

ボタンがたくさんあるのは、機能がたくさんあるということだけではなく、使いたい機能がわかりやすくワンタッチで使えるように工夫がされているということなんです。

ボタンが少ないのもスッキリしていてとても魅力的ですが、メトロノームひとつ使うのに、あるボタンから入って、3回、4回と操作してやっとメトロノームのページに入れる...となると、億劫になって使わなくなり、メトロノームを別に用意しなければいけなくなるかもしれません。

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そしてもちろん、デザインも大事です。

演奏中にボタンが目に入るのが気になるという方のために、アコースティック・ポジションという機能があります。

これは、ピアノのふたが操作パネルの部分を隠してくれるので、まさにアコースティックピアノのような状態で演奏することができます。

ふたを下げるだけなので、とっても簡単です。

どの操作も、表に出ているボタンひとつですぐにできますので、ピアノ練習の邪魔をしません。

気になるパネルを隠すのも、ロックする機能も、ワンアクションでとっても簡単にできます。

機能は必要ないと感じていらっしゃるお客様も、ぜひ一度、お近くのローランド・フォレスタでおためしくださいませ。

みなさまのご来店を、心よりお待ちしております。

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