推しGO:KEYSしか勝たん!

配信日 2024・03・28

おはようございます。
坪井佳織です。

今日は、みなさんにわたしの推しをご紹介します!
・・・といっても、まだ全然発売前なので(※2024年3月当時)、あくまでも予定です、予定。

それがこちら。GO:KEYS 3とGO:KEYS 5です。

完っ全な一目惚れです。
どうですか、このインパクト!

ご紹介の前に、まず、わたしのGOシリーズ愛を語らせてください。

わたしは、2017年に発売された GO:KEYSとGO:PIANOを持っています。ローランド本社の近くで音楽教室を開いておりまして(※2024年3月当時)、機材がいっぱいあるのですが、中でも最も出番が多いのがこの2機種です。

なぜ出番が多いか。

わたしにとって、良さの8割は「軽さ」が占めてます。片手でつまんで持てるくらいの軽さは、パッと用意してパッと弾くのに最適。どんなに良い楽器でも弾かないと意味がないですからね。

そして、この軽さからは想像できないくらい、音がいい(音源とスピーカーがいいから)のが、重宝している理由です。

その新製品が出るとあっては、期待しないはずがありません・・・

・・・と、部屋に足を踏み入れてコレがあったら!!!

(欲しすぎて笑いが止まらんワシ↑)

開発のお二人に挨拶することも忘れ、上着を脱ぐことも忘れ、「えっ?!えっ?!コレ?すごい!!!」と駆け寄り、スリスリ〜と本体を触り、「いつ発売ですか?」「発表したら予約できますか?!」「いくらですかっ?!」と、完全に取材を忘れた、ただの客になってましたw

いやもう、推しGO:KEYSしか勝たん!
質感がマットで、四角い感じが超スタイリッシュで外国のおしゃれ家電みたい。

ターコイズも赤も青も、実物を見ると絶妙にセンスある色彩で、うぅ・・・、そ、揃えたくなっちまいます。収集癖泣かせです。

(写真だとわかりにくいかもしれませんが、シルク〔パネルに印刷してある文字〕や背面のローランドロゴの色はシルバーです。想像以上に効いてます)

お話を伺ったのは、製品開発リーダーの菅原さんとサウンドコンテンツ担当の柿﨑さんです。

(見てください、わたしのターコイズの所有感がすごいですw
まるで自分のものかのようですwww)

菅原さんは、元板前だったけど、「飲食業が忙しくなる土日にライブに出たい」という理由で割烹を辞めてローランドに転職したドラマーです(笑)。

これは、最近握った寿司らしい。

寿司も握るしスティックも握るw
菅原さん、次は写真じゃなくて実物を・・・ごにょごにょ。


柿﨑さんは、

経営学を学んでいた学生時代、ビジュアル系バンドのキーボーディスト

→「やる気の差があるバンドより、一人で完結するDTMがいい!」

→楽器店に就職

→音楽を作りたくてゲーム音楽クリエイターに

→「音楽が主役になる業界へ行きたい」とローランドへ入社

いや、ふたりとも経歴の癖が強い!

DTMを始めたきっかけは、YAMAHAさんのシンセに同梱されていたDAWソフトのCubaseだったそうです。

けど、何も知らずにいきなり始めるとめちゃくちゃになりません?どうやってクリエイターになるまで習得したんでしょう?

「めちゃくちゃでしたよ。
でも楽しさにハマってしまって、ひたすらたくさん作りました。

ゲームって、音楽よりもキャラやストーリー、ゲーム性が重要なので、もっと音楽が主役になる仕事をしたいと思いました。

ローランドは〝世界初〟が多いんですよね。ってことはきっと、風通しのよい会社なんだろうなと思って、志望しました。

実際、入社してみたらその通り、とても自由でやりたいことができる会社でした」

実は、GO:KEYSのデモ曲の5曲目は、柿﨑さん作曲なんです。
最近のアニメの主題歌になりそうな曲です。

ご自身の曲が、世界中で販売される楽器に搭載されるってどんな気持ちなんでしょう?

「めちゃくちゃ嬉しいし、楽しいです。
今日、こうして初めて製品を見た坪井さんの反応が見れることも嬉しいです」

初めてお会いしたのに、挨拶もせず、ちらりとも見ず、一直線にターコイズに向かってましたからね〜、たいへん失礼いたしました。予想を超えた興奮っぷりでお見苦しい姿をさらけ出してしまいました(汗)。

わたし、柿﨑さんの経歴にめちゃくちゃ食いついて、どうやって音楽を習得したのか、根掘り葉掘り聞いてしまいました。

というのも、日頃、音楽を教えていて感じるのは、どんなによい教材を使って噛み砕いて教えても、「好きには敵わない」ってことなんです。

順を追って、一から正解を教えるやり方ではなく、めちゃくちゃでもなんでも、とにかく好きで好きでトライ&エラーでやる子は、教えなくても環境さえ用意すればどんどん上達します。

だから、独学でここまでアグレッシブに行動し続けた柿﨑さんは、わたしの理想形です。

ところでみなさん、お気づきですか?わたしが今日ここまで、まだ音を聴いてもいないのに「欲しい、欲しい」言ってるってことに・・・。

軽くて安くてカジュアルなデザインと来たら、まぁ、音はそれなりでもねぇ〜、仕方ないかなーと思うでしょう?

音源はなんとローランドのフラッグシップ・シンセサイザーJUPITER-XやFANTOMと同じ「ZEN-Coreシンセシス・システム」搭載!

えー・・・、いいんですか、怒られませんか、シンセを開発している部署から。

しかも、Roland Cloudにある膨大なSDZサウンド・パックや、EXZウェーブ・エクスパンションを読み込むこともできるらしいです(※)。

ちょw
ガチやんけ!!!
想像以上の本気スペックに、もはや笑いが込み上げてきます。

(※編集部注:2024年3月現在、SDZサウンド・パックは135タイトル、2,000音色以上発売されています。EXZウェーブ・エクスパンション〔15タイトル〕を読み込めるのはGO:KEYS 5のみです)

スピーカー内蔵なので、スイッチを入れたらすぐに音が出せますし、Bluetooth®スピーカーとしても使えます。こんなに軽いのにびっくりするほど芯のある音がするんですよー。

そもそもGO:KEYS大好きで十分満足している
→恐ろしく可愛くおしゃれな色とデザインになった(買う)
→は?なんやて?音源がZEN-Core?(絶対に買う)


ここまでで既に「もういいから」状態になって、「発売日、はよ」と言っているわたしに、このシンプルな見た目からは想像もしなかったさらなる機能が搭載されてました・・・。

なんと、昨年(※2023年)発売されたばかりの多機能ピアノFP-E50ゆずりのアレンジャー(自動伴奏機能)搭載で、スタイル(伴奏パターン)は203種類。そのうち、17種類はこのために新しく制作されました。

自動伴奏っていうのは、わたしの大好きな機能で、左手でコードを押さえるだけでDTMで多重入力したような分厚いバンド演奏が伴奏をしてくれるというものです。

「左手でコードを押さえるのも大変だよう!」という方には、コードネームをあらかじめ書き込んで入力しておけば勝手に鳴ってくれるコード・シーケンサーもあります。

子ども向けのおもちゃみたいな伴奏じゃなくて、ミュージシャンが最新のZEN-Core音源を使って本格的に打ち込んだパターン揃いなので、そのままDTMのバックトラックにも使えそうです。

柿﨑さんも制作に加わったというデモ曲は全曲、伴奏パターンを使って作られているので、どんなにかっこいいか、ぜひぜひ聴いてみてください。「じど〜ばんそ〜」というイメージをくつがえされます。

エフェクトもガチで「ローランドといえばエフェクト(←わたし調べ)」というアレやコレや・・・。演奏全体にイケてるエフェクトをかければ、わたしの大好きなLo-Fi Hip-Hopが簡単に作れます。

「もうええって、十分やって!」と思っているのに、元板前の菅原さんが次から次へと機能を紹介してくるので、わたしはだんだん無口になり、若干、不機嫌が顔に出ちまいました。

なぜなら!!
わたしはJUPITER-Xm(しかもボーカル・デザイナー追加バージョン)やらFP-E50やら、GO:シリーズ2台やら買うたんですよ!!取材したら欲しくなっちゃって!!

これが出るならなんで先に教えてくれなかったのさ!!
いや、それぞれ重宝してるんですけどね、こいつはもう、デザイン、ポータビリティ、音、自動伴奏機能、わたしが欲しいものが全部入ってこの値段(調べてね、安さにビビるから)!!!

さらに、お値段が高い方のGO:KEYS 5は、新開発「パッシブ・ラジエーター」を使ったスピーカーを搭載してて、この大きさと軽さからは想像もできないくらいのズシズシくる低音が鳴ります。

あと、マイク端子、WAVEエクスパンションにも対応できる大容量メモリなど、マジでこの価格帯でこんなことしていいのかっつうくらい、機能が充実しています。

わたしはターコイズ(お値段が安い方のGO:KEYS 3)に惚れてしまったので、GO:KEYS 5の機能(パッシブ・ラジエーターやマイク端子)を聞いても心を動かされないよう、必死で平常心を保ってましたw
こんな顔で→(-_-)「ハイ...ハイ...サヨウデスカ」

ところで、わたしの教室には子ども音楽教室にあり得んほどのシンセやリズムマシンなどのオタク機材が山積みで、生徒たちは自由に触ることができます。そんな中でも、中高生にGO:KEYSが一番人気なんです。

どうしてかというと、「すごく簡単で、自分がやりたいことは全部できるから」です。

そこで、あまり想定はされていない使い方らしいのですが、わたしとしては、「初めてバンドを組む中高生」に、おすすめしたいのです。

バンドのキーボードを担当するとき、初めから複雑な音作りをすることはなく、コピーする曲に使われている音とそっくりな音で弾きたいってことがほとんどです。

だから、いっぱい入ってる良い音を簡単に出せるし、気軽に持ち運べるし、ステージではめちゃくちゃ映える色だし、家で練習するときは単体で音が鳴るし、さらにさらに、スマホの音源を鳴らすときにBluetoothスピーカーとして使えるし、とにかく、ファースト・キーボードとしては最強だと思います。

これを使い倒してから、自分の興味がどっちの方向に向くか、どんなところをさらに追求したいか、どんな風に使いたいか、はっきり分かってから次の楽器を選ぶといいと思います。


さぁみなさん、何色を買いますか?

わたしは、自宅用にターコイズ、教室用に白、持ち出し用に赤、のトリコロールで揃えようかと企んでおります。

ありとあらゆる用途のエントリーとしてチャプチャプと楽しく水遊びしていたつもりが、見た目にそぐわない奥深い性能に、気づいたらどっぷりと沼にハマること間違いなしの楽器・・・。GO:KEYS、恐ろしい子・・・(by ガラスの仮面)。

楽器を独習したい方、バンドを始める方、ピアノに挫折した方、憧れがある方、単に欲しい方(←わたし)など、本当に多くの方におすすめしたい推しです!!

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本号はバックナンバーです。本文中の製品情報や社員の役職等は配信当時のもので、現在とは異なる場合があります。

これからも全力でゆるい楽屋ばなしをお届けしてまいります!

ライター・プロフィール

楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)

電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。
著書『好きなことだけすれば子どもは伸びる』(みらいパブリッシング)

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