クリアなサウンドを実現するVS PREAMPを2基搭載。
QUAD-CAPTUREは、高い音質とコンパクト性を両立させた次世代オーディオ・インターフェース。2系統のマイク入力端子には、V-STUDIO 700や、デジタル・ミキサーM-400、OCT-CAPTUREゆずりのハイ・クオリティーなマイク・プリアンプVS-PREAMPを搭載。さらにアナログ回路とデジタル回路を基板レベルで分離することで、回路間の干渉によるノイズやクロストークなどの問題を徹底的に排除しています。
もちろん厳選されたA/Dコンバーターや高性能DSPによる高品位なデジタル・コンプレッサー回路など、V-STUDIO700やOCTA-CAPTUREで培ってきた設計理念を継承し、透明感のあるサウンドを追求。楽器やマイクが持つ本来のサウンドを余すことなくキャプチャーすることができます。
また、プリアンプ部には独立したロー・カットと位相切り替えスイッチを搭載。デジタル・コンプレッサーを含む各種パラメーターは専用に開発されたコントロール・パネルから自在にコントロールが可能です。
4 IN/4 OUTの高音質USB 2.0対応オーディオ・インターフェース。
QUAD-CAPTUREはコンパクト・サイズながら4 IN/4 OUT、最大24bit/192kHzの入出力を実現します。
インプット1-2はXLRコンボ・ジャックを採用し、ファンタム電源の供給に対応してコンデンサー・マイクも使用可能なXLR端子と、シンセサイザーなどの電子楽器の接続に最適なTRSタイプの標準フォーン端子を兼ね備えています。また、インプット1はリア・パネルのHi-Zスイッチによりギターやベースをダイレクトに接続することができます。
アウトプットにはTRS標準フォーンタイプのステレオ・アウトを装備。ノイズの影響を受けにくい、高品質のバランス接続はモニター・スピーカーなどの接続に最適です。さらにコアキシャルのデジタル入出力と、MIDI入出力端子を1系統ずつ搭載するなど、さまざまな入力ソースに最適な入力端子を備え、シンプルながらシーンを選ばない、高い柔軟性を持ったレコーディング環境を構築できます。
パソコンを使ったDAWシステムで問題になりがちなグランド・ループによるノイズを回避するグランド・リフト機能を装備し、ダイレクト・ボックスとしても活用可能。音楽制作用途だけでなく、ライブ・ステージなどあらゆる環境下でも安心して使用することができる、高い信頼性を実現しています。
VS STREAMINGによる圧倒的な低レイテンシーを実現。
QUAD-CAPTUREは、OCTA-CAPTUREで好評の、新開発オーディオ・ストリーミング・テクノロジーVS STREAMINGを採用しています。ドライバとハードウェアを高度に融合させることで、レコーディング時に問題となるモニター音のレイテンシーを超低レベルに抑えるとともに、システムの安定動作を実現しました。
VS STREAMINGは、ハードウェアに内蔵された高精度オーディオ専用クロックを元にハードウェア、ドライバ、DAWがそれぞれ同期。低ノイズ/低ジッターの高音質を実現するとともに、オーディオ・ストリーミング時には優れたパフォーマンスを可能にし、これまでにない低レイテンシーとクリアな音質を成し遂げています。
ドライバは、Windows環境のWDM/ASIO 2.0およびMacintosh環境のCoreAudioの両プラットフォームに対応。SONARをはじめとした様々なDAWソフトウェアとの組み合わせにおいて最適なレコーディング環境を構築することができます。
入力レベルの自動調整が可能なAUTO SENS機能を搭載。
QUAD-CAPTUREのアナログ入力端子には、楽器の音量を解析して最適な入力レベルを自動設定するAUTO SENSを搭載しています。AUTO SENSをONにしたら一定時間のリハーサルを行うだけで、入力信号の音量変化を解析し、DAWに適正なレベルでレコーディングが可能。セッティング時間が限られたレコーディング時や、入力レベルの設定ミスによるクリップなどの失敗を未然に防ぎ、安心したレコーディングを行えます。
入力レベルはSENSつまみの周囲にレイアウトされた高精度のLEDインジケーターにより視覚的に確認できるなど、使い勝手が向上しています。
AUTO SENSは本体ボタンだけでなく、新開発のコントロール・パネルを使ってパソコンから遠隔でON/OFF操作を行うこともできます。コントロール・パネルでは、サンプリング・レートをはじめ、デジタル・コンプレッサー、ダイレクト・モニタリングなどすべてのパラメーターをグラフィカルに確認可能。ピーク・インジケーター付きのレベル・メーターや、コンプレッサーのゲイン・リダクション・メーターも搭載し、ハードウェア・エフェクター感覚でストレスなく操作することができます。
インプット・レベルやコンプレッサーのパラメーターなど、あらゆる設定情報はパソコン上へ保存しておくことが可能です。接続する楽器ごとに設定を記録しておけば、シチュエーションに応じた最適なレコーディング環境を瞬時に再現することができます。
USBバス・パワー駆動で、ロー・ノイズ、ワイドレンジを実現。
QUAD-CAPTUREは、ノート・パソコンと組み合わせてのモバイル環境に最適なUSBバス・パワー駆動ながら、4 IN/4 OUT、最大24bit/192kHzを実現します。USBバス電源を本体内部で再生成し、電圧をワイドレンジ化することにより、さらなる高音質と安定動作を可能にしました。
これにより、UA-25EXから約20%の電源効率向上に成功。バス・パワー駆動ながら14dBという広大なヘッド・ルームを実現し、同時に外来ノイズに強く堅牢なアルミ・ボディを採用することでコンパクト・サイズながら広いダイナミック・レンジとロー・ノイズを約束します。
Ableton Live Liteのライセンスを付属。
Ableton Live Liteは、音楽制作ソフトウェアAbleton Liveのカスタマイズ版です。厳選した製品をパッケージしたLive 9 Liteなら、新鮮かつ簡単な方法で独自の曲を録音、制作、演奏できます。また、Liveは、ステージ用のパワフルなパフォーマンスツールでもあり、ソロでのプレイにも、バンドでのプレイにも大活躍。Live 9 Liteは、使用期間に制限がなく、作業内容を保存し、ミックスダウンすることができます。