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電子ピアノを買う前に知っておきたい

電子ピアノ or キーボードで迷ったときは

2022.04.07

電子ピアノ or キーボードで迷ったときは

こんにちは。フォレスタ・スタッフです。

春になり、習いごとを始める季節になりましたね。

私たちフォレスタ・スタッフにとっても、新たにピアノをお求めのお客様と接する機会が多い時期です。

そんな中、「習い始めだし、そんな大げさなものは要らないから......」と、練習用としてキーボードを選ぶ方は少なくありません。そもそも電子ピアノとキーボードの違いがわからないまま選んでいるというお話も聞きます。

どちらも鍵盤楽器ですし、キーボードは場所を取らなくてとってもお手軽ですよね。

しかし、電子ピアノとキーボードはまったく違う楽器ということをご存知でしょうか?

電子ピアノは、昔ながらのアコースティック・ピアノを模して作られたもの。演奏方法はアコースティック・ピアノと同じです。

一方、キーボードは、ピアノ以外の楽器の音をたくさん搭載した、自動で伴奏がつけられる鍵盤楽器のことです。伴奏を鳴らしながらメロディーを演奏するので、厳密にはピアノと違う演奏方法をとることがあります。

ただ、キーボードの中でも、機能はごくシンプルに、よりピアノに近い奏法をする目的で作られたモデルも存在します。

なので、電子ピアノとキーボードで迷ったときは、「どちらがよいかは用途次第」、と考えていただくのが、一番わかりやすのではないでしょうか。

それぞれの特徴を比較してみましょう。

【電子ピアノの特徴】

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  • アコースティック・ピアノと同じ88鍵盤
  • 鍵盤がピアノタッチで、重みがある
  • ピアノの音の響き方、広がり方、音質の変化がよりリアル

【キーボードの特徴】

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  • 鍵盤数が少ない(61鍵盤または76鍵盤が多い)
  • 鍵盤タッチが軽い
  • 軽量で持ち運びや移動が簡単

ピアノレッスンの自宅練習用として使うなら、断然電子ピアノがおすすめです。

なぜなら、習い始めに使うピアノは上達の度合いに直結するからです。

やはりピアノタッチでないと、お教室で弾くピアノとのギャップを感じてしまうというお声をよく聞きます。タッチの違いは、習い始めの小さなお子さまでもわかるほどの違いです。

また、強弱の違いを表現できる音であることも大切なポイントのひとつです。

この場合重要なのは、弱く弾いたときにはやわらかい音、強く弾いたときには硬い音がするという、音の大小だけではない音質の違いが再現できることです。

曲を弾くようになると、表情をつけて演奏する練習をし始めます。そのとき、この音質の違いを弾き分けることがとても大切なのです。

「はじめのうちだしそこまでは......」と思うかもしれませんが、ドレミの指の練習が終わって、曲を弾くようになれば必ず練習する内容なんですよ。

習い始めの理想的な練習用ピアノは、よりリアルな音とタッチの電子ピアノ。

ですが、いきなり高価な電子ピアノを買うのは難しい...という方も少なくないかと思います。

そんな方には、コスパの良いこんなピアノはいかがでしょうか?

■RP701

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一方、キーボードは「未就学の子供に導入として楽しく鍵盤楽器に触れさせたい」「合唱の音取りをしたい。そのたびに持ち運びをしたい」など、気軽に鍵盤楽器を使いたい場合にはとてもぴったりだと思います。

どちらを購入したらいいか分からない......という方は、ぜひ店頭でキーボードと電子ピアノどちらも試されたうえで、ご自身にはどんなものがぴったりなのかをご検討されてみてはいかがでしょうか。

わからないことがあれば、ローランド・フォレスタまでお気軽にご相談ください。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

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