Page Top

サプライチェーンマネジメント

公正な事業活動

ローランドは、社会全体の発展と持続的な事業成長を両立させるためには、音楽・映像文化に関わる産業・業界の発展と繁栄が欠かせないと考えています。そのために、お客様にとって価値ある健全な形で同業他社と共存・競争し、また取引先様と共栄できる公正な取引に努めています。

そして、販売店様と協業することで、共にお客様へ最高の購入体験を提供できる仕組み作りを目指しています。また、仕入先様との関係強化を通じて、お客様が求める製品とサービスを滞りなく提供できる供給体制を目指し、サプライチェーン・マネジメントの強化に努めています。

仕入先様との関係強化

仕入先様との信頼関係に基づき、QCD(Quality, Cost, Delivery)と、そこに環境面も配慮しながら、公平な取引を推進しています。

当社の事業戦略や調達・製造面での方針を説明し、その対応に向けた協力を仰ぐ目的でサプライヤー・カンファレンスを定期的に開催しています。また仕入先様への定期訪問や経営レベルでのコミュニケーションにも力を入れ、強固で良好な関係構築と、持続可能なサプライチェーンの構築に取り組んでいます。

ローランドの調達方針(PDF版)

サプライチェーン上の労働者保護

海外製造拠点での労働者保護

日本国内に加え、中国およびマレーシアで自社工場を構え生産活動を行っています。中国では労働組合との労使協議を通じて、従業員の労働環境や条件について意見を拾い上げ、健全な関係構築に努めています。また、マレーシアでは労働組合は無いものの、派遣労働者も含む全社員からの意見に耳を傾けるため目安箱を設置し、全社員へのグループ方針の情報発信を積極的に行い、同じ目標・意識の共有に努めています。またマレーシア工場では外国人の派遣労働者が多く生産に従事しており、派遣業者と密接にコミュニケーションを図り、労働環境の改善にも積極的に取り組んでいます。

強制労働・児童労働の禁止

世界各国で展開されている当社の事業活動において、基本的人権を尊重し、適正な労働環境の整備を推進しており、適用を受けるすべての法令・労働基準の遵守に努めています。

児童労働や強制労働に関してはこれまでに問題の発生は認識していませんが、今後は自社のみならず、生産委託先やサプライチェーン全体においても、強制労働・児童労働が存在しないことを主体的に確認できる体制を整えていきます。

紛争鉱物への対応

アフリカのコンゴ民主共和国およびその周辺の資源国では、武装勢力や軍が鉱物の利益を資金源とするために紛争を起こし、非人道的な行為を行っております。当社では、これらの地域で採掘されるタンタル、すず、タングステン、⾦などの紛争鉱物の使⽤が、⼈権侵害の加害者の資⾦源・利益とならないよう努めます。

Sustainability