TR-1000 Rhythm Creatorは、アナログの温かさ、デジタルの緻密さ、自在なサンプリングを融合し、ジャンルを超えたパワフルな楽器へと進化しました。
オンライン・ゲームをライブ配信するときのサウンドを、BRIDGE CASTで一気にレベル・アップしよう。
Backstageは、ローランド/BOSS・プロダクト・オーナー専用の会員サイトです。製品の登録、メールニュースなどのメニューをご用意しています。
ローランド公式のYouTubeチャンネルです。最新製品の紹介、製品の使い方解説など、様々な動画コンテンツをご用意しています。
ローランドのLINE公式アカウントです。最新の製品ニュースやサポート情報、お得なお知らせを皆様の元へお届けしています。
調べたい製品名や型番が分かる場合は、こちらからサポート情報を検索してください。
知りたいことや困ったことを「質問」すると、詳しい人から回答やアドバイスをもらえる、ユーザー同士のコミュニティ(コミュニケーションの場)です。
先輩の歩んできた道
代表取締役社長CEO
蓑輪 雅弘さん
BOSS開発
間森 秀行さん
メンター
大村 明香さん
代表取締役社長 CEO
大学時代、軽音部を立ち上げて会長に就任。バンド活動と並行して、Web黎明期のコンピューターやネットワーク関連の技術に興味を持ち、学校以外の活動にも視野を広げました。さまざまな考えや趣味を持つ人が集まる場所が心地よく、そこで多くの出会いやチャンスを得ることができました。
シンセサイザーを作りたいたい!という思いを抱きながらも、学生時代から興味があった「オンラインで音楽をできたら良いな」という、もうひとつの思いに近付く仕事に就くことになりました。
専門を突き詰めるよりも、企画やコーディネートなど、さまざまな人と関わりながらプロジェクトを進めていく「つなぐ仕事」が自分に向いているのではないかと感じました。 関連部署との調整はもちろん、外部制作会社やソフトウェア会社とのやりとりや契約交渉まで任せてもらえたことが貴重な経験となりました。この経験が、その後の仕事に対する視野の広さや自信にもつながっていきます。
配属当初は開発部門と営業部門の文化の違いに戸惑い、相互理解のための努力と苦労と工夫、そして挑戦の日々でした。同時に、自分自身が活きる、活かせてもらえるチャンスを得ました。
EDIROLブランド(現在はローランド・ブランドに統合)の立ち上げに携わり、自分が作ったものを自分で責任を持って市場へ送り出していくという貴重な経験をしました。 最初の一年は、開発と営業の両部門の相互理解のために、さまざまな努力や工夫を重ねる挑戦の日々。飛び込みの商談も経験し、営業部門のフットワークの軽さも身につけることができました。
Rolandブランドの強さに比べ、新規に立ち上げたEDIROLブランドの弱さを痛感。雑誌やメディアに記事を掲載してもらうために奔走しました。
ブランドを認知してもらうために、AppleやSONYなどといったブランド力がある企業との、合同発表会を実施するという挑戦をしました。
雑誌などメディアに開発者を出すということをローランドはそれまであまりしてきませんでしたが、実はタブーを知らずにやってしまったら、結果として効果的だったということもありました。
楽器販売店や家電量販店で、スタッフ向け研修会を実施。限られた時間内に効果的な成果を出すために、プレゼンのシナリオ、プログラムを考え、開催までを主導しました。参加者の方々にとって「自分ごと」になってくれたことに手応えを感じました。
製品のユーザーイベントを主催しました。イベントホールでユーザー参加型で、北米の製品開発者たちに登壇してもらい、製品の情報共有や意見交換を行いました。ユーザーの温度感に直接触れることができたことがとても有意義でした。 このときも、ストーリー作りの大切さを学びました。
グローバルメンバーとの協働を通して、価値観の多様性を学び、視野が広がりました。英語力に不安はありましたが、粘り強く取り組んだことで、新たな価値観を吸収することができました。
北米、欧州の販売店へのプレゼンテーションを行いました。これまでの経験から、どうすれば多くのユーザーに製品の魅力を届けられるのかといった、成功するためのストーリーというものを考え、多くの方を巻き込み協力を得ながら、推進することが出来るようになってきました。
Ableton、Seratoとの共同開発などキーマンと信頼関係を作り、アライアンスを推進。国内外関係なく、コミュニケーションをとるスキルも培われていきました。 異業種の方とプロジェクトを進め、専門性を学ばせてもらいつつ楽器メーカーとしてのステップアップを目指しました。
製品開発と企画をまとめて一緒にやったら上手くいくのではないか、と考えましたが、課題も多く、異文化の融合には時間がかかることを痛感しました。
事業のこと以外にも、人と組織のことが課題の多くを占めてきました。
Roland Cloudの本格的稼働のためにプロジェクトを主導。
シンセサイザーやDJ関連機器など、より幅広い製品カテゴリーを担当することになりました。 組織は、縦が強すぎると横の部署での良さを吸収できずに、壁を作ってしまう。アジリティ(柔軟性)、フレキシビリティ、固定概念を常に打破する、素直さなどが大切だと感じています。
ユーザーにどう受け入れられて、ユーザーがどう思っているかを常に考えています。常にユーザーに新しいインスピレーションを提供し、新しい音楽を生み出すきっかけになる製品を作り続けていきたいです。 ローランドに入社を決めた頃の目標でもある「ネットワークと楽器がつながる」というのは、まだ実現できていません。これによってもっとお客様の体験を豊かにすることができるのではないか、ユーザーフレンドリーに今の技術を利用することができるのではないかと思っています。
自分で考え、やりたい、こうありたいというものを進めていくにはそれなりの熱量が必要です。ローランドでは拒絶されるようなことはないけれど、当然ながら常に全員が全力でサポートしてくれるわけではありません。そのためには共感を得ることが大切で、その共感も熱量がないと得ることもできません。そして、それと共に謙虚さを忘れずにいることも大切です。