製品特長

太鼓をもっと 身近な楽器に

⽇本における太鼓演奏者人口は、100万⼈以上とも言われています。しかし演奏者の太鼓の所有率は、他の楽器と比べて著しく低い。その理由として、⾮常に⼤きな⾳の問題、太⿎⾃体のサイズや重さによる運搬上の問題、そして、購⼊後の管理やメンテナンスが難しいことが挙げられます。また、プロの和太⿎奏者においても、膨⼤なコストをかけて太⿎を会場まで運び込み、それでもなお、会場環境の影響でベストなサウンドを再現することが難しいケースもあります。このような問題を解決するために、太⿎芸能集団『⿎童』の協⼒のもと、ローランドは電⼦和太⿎の研究開発に取り組んできました。テクノロジーを極め、太鼓の可能性を広げるTAIKO-1の世界を、ぜひあなたも体験してみてください。

pic

pic

太鼓ならではの
豊かな音色変化を表現。

1つの打面を叩き分けることで、太鼓の音楽は成り立っています。⾯の端の繊細な⾳、少し中⼼を外した伸びやかな⾳、そして、真ん中を叩いた時の⼒強い⾳。たったひとつの打面なのに、その響きは実に多彩で豊かなものなのです。電子和太鼓TAIKO-1は、打点位置検出機能により、叩く位置により⾃然に⾳⾊が変化します。また、叩く強さによって⾳量のみならず、その音色自体がなめらかに変化していきます。

pic

静かで叩きやすい
網状素材のメッシュ・ヘッド。

思い切り叩いても、驚くほど静か。電子和太鼓TAIKO-1の静粛性の秘密は、打面部のメッシュ・ヘッドにあります。特殊な糸を編み込んだ網状素材であるため、糸と糸のすき間から空気の振動を逃がせるのが大きな特長。これにより、打撃音の発生を大幅に抑えることができるのです。この網状素材を3層構造とするなどして、叩きやすさも最適化。太鼓ならではの豊かな演奏感にもこだわり抜いています。

pic

打面は1.5尺の担ぎ桶胴太鼓に相当。
活用スタイルが広がる。

1.5尺の担ぎ桶胴太鼓の打面部分とほぼ同等の、直径約35cmのメッシュ・ヘッドを備えた、電子和太鼓TAIKO-1。さまざまな太鼓演奏を想定できるサイズ感で、用途を選ぶことがありません。また、TAIKO-1なら湿気や乾燥の影響を受けることもなく、保管やメンテナンスの手間を減らすことができます。ひとり1台所有しておけば、自宅での個人練習用としても、持ち出してのグループ練習やパフォーマンスでも活躍。太鼓の新しい活用スタイルが広がります。

pic

分解してコンパクトに収納。
運搬時の負担を軽減。

電子和太鼓TAIKO-1は、打⾯部/⾳源部/ロッド部の各パーツを分解してコンパクトに収納することが可能。分解/組み立てに特殊な工具は必要なく、すべてドラム用のチューニング・キーで完了。これまでは課題であった太⿎の運搬時の負担を⼤幅に軽減します。

オリジナル音色を取り込んだり、
好みの楽曲と合わせての演奏も。

USBメモリー経由でオーディオ・ファイルを本体に取り込めば、オリジナルの音色を使って演奏できます。TAIKO-1内蔵の太⿎音色と重ねて、新しい太⿎の響きを作るなど、表現の可能性も広がります。さらにはBluetooth接続したスマートフォンで楽曲を再生すれば、好みの曲と一緒に演奏することができ、それらの音をアウトプット/ヘッドホン端子から合わせて出力することも。音量のバランスも思いのままに調整できるので、パフォーマンスの自由度がさらに広がります。

TAIKO-1の最新情報をお届けします ニュース購読