R-07 レコーディング・ガイド 楽器編

録音で、こんな不満や不安はありませんか?

  • レコーダーのセッティング後、演奏位置から手が届かない
  • デジタル・レコーダーは操作が難しい
  • 適切なS/N比や録音レベルの設定方法が分からない
  • 良い音で録音するために必要な機器が分からない
  • 録音したフレーズを繰り返して再生したり、ゆっくり再生したい

すべてワイヤレス操作で、演奏に集中できます

R-07には市販のカメラ用三脚取り付け用のネジ穴がマウントされており、オプションのOP-MSA1を使えばマイクスタンドにも設置可能です。スマートフォン、アップル・ウォッチ用の専用アプリを用いれば、演奏位置から動かず、全ての操作をリモートで行うことができます。また、Bluetooth対応ヘッドホンを用いれば、録音済みの演奏をワイヤレスで聞くことも可能です。
つまり、一度R-07を最適な位置にセッティングすれば、レコーディングが終わるまでR-07を直接触れることなくパフォーマンスに集中できます。

音割れによる録音ミスがありません

リハーサル機能を使えば、トップパネルのボタンを押すだけで簡単に最適な録音レベルに設定できます。また、音割れによる録音ミスを防ぐために、リミッター機能、デュアル・レベル・レコーディング機能も備えています。デュアル・レベル・レコーディング機能は、録音レベルの低いバックアップ録音を同時に行う機能です。

チューナーとメトロノームを内蔵

R-07はクロマチック・チューナーを内蔵しているので、レコーディングの前にいつでもチューニングを確認できます。また、練習の基本ツールとして使用できるメトロノームも内蔵しています。メトロノームの音はレコーディング中、内蔵スピーカーからは出力せず、ヘッドホンだけ鳴るので、正確なテンポを確認しながら録音できます。

フレーズ練習に役立つ再生機能を搭載

R-07は録音だけではなく、練習にも役立ちます。お気に入りの曲のWAVファイルMP3ファイルをインポートし、A/B機能を用いて曲の一部分を繰り返し再生したり、最大50%の速度までゆっくりにして再生すれば、難しいフレーズの習得に役立ちます。

録音手順

  • 1. 「SCENE」ボタンを押しシーン”楽器”を選択すれば、すぐ最適な設定になります。設定は手動でも可能です。
  • 2. 適切な場所にR-07をセッティングします。
  • 3. 「REHEARSAL」ボタンを押して楽器を演奏すれば、自動で適切な入力レベルに設定されます。
  • 4. 録音をはじめましょう!

アコースティック・ピアノ

Tips:

  • ピアノは様々なパーツから音が構成されています。R-07の内蔵ステレオマイクは無指向性なので、ピアノ特有の広がりを録ることに優れています。
  • マイクは主にピアノ弦と響板に向けましょう。
  • 距離間を変えると、アタック感とサステイン感が変わります。クリアなサウンドが得られるように距離を色々と変えてみましょう。

ドラムス

Tips:

  • R-07のマイクはドラム全体を覆うように設置します。バス・ドラムとスネア・ドラムの音量バランスに注意しましょう。
  • 空気圧で音が揺れないように、バスドラムより高い位置に設置しましょう。
  • バス・ドラムとスネア・ドラムの直線上にマイクを設置しよう。マイクの位置が、サウンドの左右・中央に来ることをイメージすると、ステレオバランスが良くなります。
  • 場所と距離を工夫次第で、様々なサウンドの特性を得られます。ドラムから離して録音すると、部屋の空気感が強くなります。演奏者の背後から録音すれば、最も定位感のあるサウンドになります。

アコースティック・ギター

Tips:

  • R-07のマイクはギター正面に向けます。弦鳴りとボディ鳴りの中間を狙うとバランスの良いサウンドを得られます。
  • サウンドホールに直接マイクを向けると、低音域〜低中音域が強すぎてこもったサウンドになってしまいます。
  • まずは、ネックとボディのジョイント部分にマイクを向けてみてください。特にストローク奏法では、もっともバランスのよいサウンドを得られやすいです。ブリッジに寄っていくと、だんだん温かみのある音になります。
  • マイクの位置はギターから15〜30cmくらいから始めると良いです。 音の好みによって、そこから近づけたり、遠ざけたりすると良いでしょう。

エレクトリック・ギター

Tips:

  • R-07のマイクはアンプ正面に向けます。
  • スピーカーのコーン中央に向けるとブライトなサウンドになります。コーンの中央から端にずらすと、低音が強調されたサウンドになります。

管楽器

Tips:

  • 管楽器単体での録音では、マイクをベルに直接向けると、耳障りなサウンドになってしまいます。マイクの角度を少し中央からずらすと、柔らかく心地よいサウンドになります。
  • サックスなどの木管楽器はベルとキーでサウンドが生成されます。ちなみに、全てのキーを押している時、音はベルのみから発します。木管楽器では、マイクの位置を少し低めにして左もしくは右から狙うと良いです。
  • 2本以上の管楽器を録音するときは、バランスが良くなるまで、R-07の位置を遠ざけます。

弦楽器

Tips:

  • アコースティック・ギターと同じように、バイオリンやコントラバスなどの弦楽器は、弦鳴りとボディ鳴りの中間を狙うとバランスの良いサウンドを得られます。
  • 弦楽器ではマイクの距離感によりサウンドに大きな違いが生まれます。部屋全体の鳴りを録るなら、楽器から約2mマイクを離しましょう。楽器そのものの鳴りを緻密に、クリアなサウンドで録るなら、楽器から約1mマイクを離しましょう。 より広がりのあるサウンドで録るなら約3.5 m離すと良いでしょう。
  • ヘッドホンを使って音をモニターしながら、高低を変えてトーンを調整しましょう。マイクを低くすると、低音域の強調されたサウンドになり、マイクを高くすると弓のアタックが強調されたクリアでオープンなサウンドになります。

電子楽器 / ドラム・マシン

Tips:

  • シンセサイザー、オルガン、電子ピアノ、ドラム・マシンといった電子楽器の録音は簡単です。R-07のMIC/AUX端子に Y字のステレオケーブル (左図を参照)を使って接続するだけです。録音時のモニターにはヘッドホンを使用しましょう。
  • 電子楽器の内蔵スピーカーや外部アンプを使用する場合は、R-07の内蔵マイクを使用して録音することも可能です。
  • Bluetooth®のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc. が所有する登録商標であり、ローランドはこれらのマークをライセンスに基づいて使用しています。
  • Qualcomm is a trademark of Qualcomm Incorporated, registered in the United States and other countries, used with permission. aptX is a trademark of Qualcomm Technologies International, Ltd., registered in the United States and other countries, used with permission.
  • Complies with the definitions of Hi-Res audio as recommended by the Japan Audio Society. The Hi-Res logo is a trademark and is licensed from the Japan Audio Society.