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ニュータイプ、こじらせ女子が社員になったら?
配信日 2024・6・6
おはようございます。 坪井佳織です。 ついに!エアロフォンを入手し、デビューしました! 単音楽器、サイコー!息でアーティキュレーション付けられるの、サイコー!すぐ曲になってサイコー!!
めちゃくちゃ楽しくて、1曲を練習し始めると、あっという間に2〜3時間経ちます。最近、こんなに夢中で楽器を弾き続けることがあまりなかったので、自分でも「あれ〜?やっぱりわたし、楽器が好きだったんだなー」と再認識しております。仕事に直結する練習ばかりで飽きつつあったので・・・。 本日は、世界に向けてエアロフォンのプロモーションを担当している、市橋怜奈さんをご紹介します。 わたしはお会いしたことがなく、事前情報として「東大院卒(!)の才女」と聞いておりまして、いただいたビジュアルは2022年にテレビ出演した際のこちらでした。
わー、なんだか清楚なお嬢様です。ビクビクしながら、「あの〜、市橋さん、このメルマガの出演OKなんですか?このメルマガって認識してます?」と確認してしまいました。一体何を聞いたらいいんだろう・・・と、一抹の不安を抱えながら扉を開けると・・・、
このコが立ってました!! はえ〜〜〜、かわえぇ〜〜〜◝(๑´ㅂ`๑)◜ わたしの大好物、下北沢にいそうなコがにこにこしてて、一気に気持ちがほぐれました。 「このカラーをキープするの、大変ですよね?」 「はい、月一で美容院に行ってメンテしてます」 「だよね〜」 コロナのテレワークのときにこっそりブリーチし、出社して何か言われるかな〜と思ったら、 「市橋さんはアレですか、ゴマキ世代ですかっ?!」 と、たしなめても褒めてもいない、謎のコメントをもらいw、「この会社、ブリーチOKなんだー」と思ったそうです。 この髪で、服装も見ての通り派手!でも、そのおかげで話しかけやすいようで、プロモーションのためにお会いする社外の方々(カメラマン、アーティスト、デザイナーなど)とコミュニケーションが取りやすく、メリットが多いんですって!今では戦略的にこうしている部分もあるとか。 実際、わたしもグンとハードルが下がりましたから。その作戦は大成功です。 ですが、会社としてまずいことは本当にないのか、取材に立ち会ったおじさん社員たちに聞いたところ、「いやぁ〜・・・、特に問題になりそうな場面は思いつかないなぁ〜」とのことで、ローランドって、本当に見た目はフリーなようです。まぁ、清潔感などの最低限のマナーはあると思いますが。
幼少期は、ピアノとエレクトーンをそれぞれ週1で習っていたという音楽好きな子で、わざわざ吹奏楽部のある学校へ受験して入ったのですが、「集団生活ができなかった」という、めっちゃローランド社員っぽい理由で退部してしまいました。集団生活ができないとは、「決められた時間に決められたことをやるのが苦手だった」そうですwww わwwかwwるww よくサラリーマンできてるwww みなさん、音楽好きな中学生が暇になるとどうなるか、ご存知でしょうか。 「デスノート」にハマる(※1) ↓ 変な持ち方でチョコやケータイを持つようになる(Lの影響) ↓ 「ヘタリア」にハマる(※2) ↓ 世界史、特にドイツにどハマりする ↓ 留学を目指し、ドイツ語学科に進学 ↓ テニミュ(「テニスの王子様」のミュージカル)で2.5次元にハマる ↓ つんく♂氏の才能を再認識して「ハロー!プロジェクト」にハマる←今ココ これまでメルマガに登場したオタクとは違う、ニュータイプではありますが、がっつりとこじらせた人生です(笑)。
(ハロプロ25周年コンサートの会場前で)
ところで、お話を聞いているとき、(※1)でわたしが、(※2)で編集部の多田が、「うぉぉぉぉ〜〜〜!!」という謎の雄叫びを上げてしまいました。ハイ、それぞれ、我々もこじらせておるものですから、思わず、おっさんのような声が漏れてしまったのでございます。 さて、こじらせ大学生の市橋さんは、大学では政治と音楽家の関係、特に戦争などで翻弄されたドイツの指揮者などについて研究をしました。念願のドイツ留学も実現し、世界各国の外国人5人とシェアハウスをしていたそうです。冷蔵庫の縄張りの国際争奪戦が毎日繰り広げられていたり、朝からインド人が爆音でスカイプしてる環境でも気にせず寝たりと、ゲットした経験値が想像を超えてます。 大学卒業時、「もう少し勉強したい」ということで、東大の大学院へ進学しました。そこでもやはり、ドイツの政治と音楽家について研究を進めたそうです。
(編集部注:フルトヴェングラーの墓碑です。この他に〝フリッツ親父〟ことフリードリヒ大王の墓碑の写真もありました)
そんな才女がなぜローランドに?! 興味がありますよね、もしかして言いたくないカナーと思いつつ、聞いてみたところ、シンプルに「準備不足過ぎて、他が落ちた」という理由でしたw ドイツ絡みでビールの会社とかいろいろ行ったんだけど、エントリーシートで落ちたり、グループワークで他の子の準備や前のめりの姿勢がすご過ぎて、何もできないままに終わったり(笑)、想像すると笑えます。 おや? 待って、でも、なぜローランドは受かったの? 「面接で、『最近、親と喧嘩したことは?』って聞かれたんですよ。 それで『ジョン派かポール派かで言い争いになりました』って答えたのがウケたのか、その後合格しました」 ローランドに来るべくして来た人でしたww 最終面接では、ドイツ留学に触れ、「ハウスメイトのシリア人やインド人と本音のぶつかり合いを余儀なくされ、結果、価値観や文化の違いを超えて本当に仲良くなりました」という経験談が気に入られたそうで、これは実際に、今も引くことなく、海外の人たちと対等にやり合っているそうです。市橋さん曰く、「語学力の問題というより、姿勢の問題だと思います」とのことで、わたしも本当にその通りだと思います。「日本人は英語が話せない」というけれど、子どもたちを見ていると、英語とかなんとかじゃなく、そもそも日本語でも堂々と自分の主張を通すことが難しそうだからです。市橋さん、とても頼もしいです。
現在は、月に一度は東京から浜松へ来て、エアロフォン開発者とミーティングを重ねています。やはり、顔を合わせて「エアロフォンを通して伝えるメッセージ」について想いを共有することはとても重要だそうです。
仕事のスタイルとしては、「0から1を生み出すのは苦手なので、とにかくさまざまな立場の方のお話をじっくり聞いて、それらを取りまとめるようにしています。人と話すことが好きなので、コミュニケーションを取ることを軸に仕事を進めています」とのことです。 お気に入りのエアロフォンはAE-30で、これは、初めて企画からプロモーションまで関わった機種なので、思い入れがとても深いそうです。特にアメリカやヨーロッパでは、それまで楽器としては未成熟なんじゃないかという見方だったのが、AE-30の登場によって見る目が変わったのを感じたそうで、そういう市場の変化を肌で感じることができたのもやりがいにつながったのかも。 今後は、「エアロフォンは始めやすい楽器で、ピアノなどに比べると「演奏して楽しい」と思えるまでのハードルがとても低いです。だからこそ、その次の1.5歩目を踏み出すお手伝いをして、もっともっとエアロフォンの魅力を広めていきたいです」という抱負を語ってくれました。 市橋さんが手がけたエアロフォンの開発インタビュー記事が公開されたので、ぜひ読んでみてください。
ローランド開発ストーリー:Aerophoneの裏側に迫る >>
ちなみにこの取材の後、編集部の多田さんと市橋さんはヘタリア飲み会を開催したらしいです。ズルい!次はデスノート飲み会でお願いします。
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当記事はメルマガ「ローランドの楽屋にて」のバックナンバーです。本文中の製品情報や社員の役職等は配信当時のもので、現在とは異なる場合があります。
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ライター・プロフィール
楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)
電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。
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