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謎のローランドジャージ
配信日 2020・12・3
こんばんは。 坪井佳織です。 読者のみなさま、こちらの写真を覚えていらっしゃるでしょうか。TR-6Sの開発担当のRPG第3開発部、田原大地さんです。(※2020年当時)
この謎のローランド・ジャージについて、スルーしたまんまでした。今日は、このジャージについてご説明します。 これは、ローランド社内の部活動、ローランド・サイクル・クラブのジャージです。 田原さんがサイクル・クラブの部長になる前から、ローランド・ヨーロッパのマーケティング担当、ジュールスさん(※2020年当時)が「常にチャリの話をしている外国人」として、社内では超有名でした。 で、「日本のローランドに部活があるよ~。ジャージも作るよー」と知らせたところ、 「は?!なんだって?! 俺も入れろ! 早くジャージ売ってくれ! はよ、はよ!!」 と、だいぶ危ない感じで食いついてきたそうですw こちらが、ジュールス来日入部記念ライドのときの様子↓
このときは、ローランド本社工場から見える山に登りました。 「浜名湖湖畔でも走ろか〜」とはならず、「坂道ないか?!坂道登ろうぜ!」となるのが、自転車フリークたちの特徴だそうです。
↑こちらは、アマチュアのレース、「ツール・ド・新城」のチーム・カテゴリーで優勝したときの写真です。 このときは優勝でしたが、ローランドの強さは「まぁまぁ」だそうです。浜松近郊ですっごく強いのは、ヤマハ発動機さんだそうですよ。すご〜。 実は、わたしもちょうど自転車いいなーって思っていたところだったので、興味津々です。 ちなみにわたしが買ったチャリはコレ↓
名前は「脱いだ洋服かけ」と言います(*´∀`) 最初の一歩として、田原さんに『弱虫ペダル』という漫画を教えてもらいました! これは、小野田坂道くんという少年が、ママチャリで秋葉原に通い続けた結果、レースに出るようになるというストーリーです。 田原さんは、6年前、事情で車がない時期があったそうです。 そのとき、会社の寮から所属事業所まで自転車で通っていました。アマゾンで1万円で買ったチャリでした。 それを見た、まさに小野田坂道くんのようなヒョロっとした同僚が、「渥美半島を1周するイベントがあるから参加しないか?」と声をかけてきました。 もう一人、高校時代にサッカー部で鍛えた同僚も誘われていましたが、二人とも、完全に自転車イベントをナメていたらしいです。 結果は惨敗。 その日から悔しくて悔しくて、次はヤフオクでロードバイクを4万円で購入。 部屋の中でトレーニングできる設備も買い、毎朝1時間、練習を始めました。 そのときのモチベーションは、「自転車の楽しさに目覚めた」わけでは全然なく、ただひたすら「ぐやじぃ〜〜〜〜!!!俺様が一番になりだい〜〜〜〜〜!!!」という気持ちだったそうです。 ま、出会いはそんな感じだったのですが、今ではどハマり。 「ブルベ」という認定式の長距離自転車イベントに何度もエントリーしています。 これは、200キロ、300キロ、400キロ、600キロとコースがあり、完走するとメダルがもらえます。 自分を追い込んで、キッツーいコースを完走したときの達成感がすごいらしいです。 また、仲間ができるのも楽しみのひとつ。 上記4種のコースを年内(というか1月〜6月の半年間)にクリアすると、4年に1回、パリで開かれる1,200キロの世界大会にエントリーできます。 こちらが2019年に参加したときの写真。
街をあげての大イベントで、この期間、シャンゼリゼ空港は自転車だらけです。 このジャージで参加したのは、自転車競技ではスポンサーの宣伝が命なのと、「誰か声かけてくれないかな〜」という期待もあったからです。途中、スイスのお菓子メーカー、Rolandさんと出会いました! 田原さんは86時間、3日半かけて無事に完走したそうですよ! スゴー。 ちなみに、全部で6,000人、うち約400人の日本人が参加し、完走した日本人は約半分だったそうです。 そうそう、ローランド本社の前の道を浜松方面へ向かうとき、「祝田の坂」という大きな坂があります。
こういう坂を勝手にレースコースにして、勝手に記録するサイトがあるらしいです。 こちら。 https://www.strava.com/segments/5807477 ローランド社員も入ってますw く、く、くだらないけど面白い! この「勝手に登り坂レース」は、頂上でぶっ倒れるんじゃないかと思うくらい、猛烈な速度で全力でこぎまくるので、もし、ものすごい形相で自転車をぶっ飛ばしているいい大人がいたら、それはローランド社員かもしれませんw ローランド・サイクル・クラブの活動の様子は、こちらのインスタでご覧いただけます♪ https://www.instagram.com/roland_cycle_club/ わー、素敵な景色と青空、美味しそうなご飯の写真にすっかり自分も行った気分で、エアサイクリストになりそうです。いやいや、ちゃんと乗ります! では、また来週〜♪
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人気の高いリズム・マシンTR-8Sをベースに、コンパクトな筐体に凝縮し開発されたTR-6S。その小さな筐体にはこれまでのTRシリーズ同様の、スピーカーを響かせ、部屋を震わせ、人々を躍らせる魅惑的な力強さを備えています。制作場所を選ばない、ハンズ・オン・プロダクションでビート・メイクをお楽しみください。
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当記事はメルマガ「ローランドの楽屋にて」のバックナンバーです。本文中の製品情報や社員の役職等は配信当時のもので、現在とは異なる場合があります。
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ライター・プロフィール
楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)
電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。
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