社内DJ教室の件

配信日 2020・6・18

おはようございます。
坪井佳織です。

あのー、読者様の中にDJの方いらっしゃいますか?

「お医者様はいらっしゃいますか?」的に聞いてみましたが、これまでのメルマガアンケートでも一件もそんな話題が出たことなかったので、いないものとして話を進めますよ〜。

全然知らない方のための豆知識。
今日おはなしする「DJ」とは、小林克也さんなどのラジオ・パーソナリティのことではなく、クラブで音楽をかける方のことです。

みなさんの、クラブDJに対するイメージってどんなものですか?

・YO!YO!って言う人
・プレイボタン押す人
・怖い人(笑)
・ヘッドホンを肩に挟む人
・バンドの後ろの方で机に向かってる人

ってなところでしょうか。

なんか、「何やってるのかよく分からない」ですよね。

わたしもです。

ローランド社内には、なんと、「初心者のためのDJ教室」が開かれています! 
そんな会社あります?

今日は、娘のDJ英才教育に失敗したお父さん、DJ西先生(RPG第3開発部、西 健一郎さん)と、受講者の田沼 萌美さん(基礎技術部)、岩端 祐介さん(第2開発部)にお話を伺いました。


(左から西さん、田沼さん、岩端さん、坪井)

まず、DJ教室を開くことになったきっかけは、

「マーケティング・チームから、営業さんがDJ機材を説明したり紹介したりするにあたり、まだまだDJ文化の知識が少ないのでという声がありました。そこで、社内のDJ認知度を高めようと思って、私ともう一名で会社に『社内DJ教室やりたいYo!!』と働きかけました」
 
だそうです。

これが大好評で、はじめは「仕事のために」って感じだったのですが、「DJ、シンプルに楽しい!」という声が広がり、第二回目も開催。「もっと機材をみっちり触りたい!」「練習時間が欲しい!」という要望から少人数の複数クラスとなり、「浜松でもやって欲しい!」と、どんどん社内にDJが増えているらしいです。

使った機材セットはコチラ。


(DJ-202、ヘッドホン、スピーカ、ノート・パソコンというシンプルなセットです)

DJの楽しみとして、まず、「好きな曲がスムーズにつながるのが楽しい!」ってことがあります。 

「えー、つなげるって、そんな大変なんですか〜?」と呑気に質問したところ、参加した田沼さん、岩端さんから「意外とテンポってバラバラなんですよ〜!!」と力いっぱい言われてしまいました。

それから、気持ち悪いつながり方をしないように、キーにも気をつけないといけません。

・・・と、こんな風に言うと、「なんだ、ハードル高いんじゃん」って思われるかもしれないけど、100曲くらいの曲を聴いて、ぴったり合う組み合わせを見つけたときの「よっしゃ!」感は格別らしいです。しかも、「えー?!ソレとコレ?!」っていう意外な組み合わせを見つけたりすると、ほくそ笑んで人に言いたくなるかもしれませんね。山下達郎とアンパンマンとか。←スミマセン、適当に言いました。

仕上げには、会社のハロウィン・パーティー(そんなのあるんかいw)でDJ!


ここ、本社エントランスの受付ですw

それぞれ、10分程度の持ち時間を与えられ、ただつなぐだけではなく、「どうやってお客さんを盛り上げるか」を考えて、準備。田沼さんは「就業時間後にここ(社員のための音楽室、かなでルーム)に来て、練習しました」。 

岩端さんは「僕はもともとクラブ・ミュージックが好きで、やってみたかったんです。DJ教室で面白さを知り、まんまとDJ-202を買いました」とのことです。

DJ-202にはリズム・パターンがあらかじめ入っているので、好きな曲を簡単にリミックスできてしまいます。ドラム音源も入っているので、自分の好きなパターンを作ることも可能。

それから同期用のMIDI端子が付いているので(MIDI端子がついてるSerato DJ用のコントローラーはローランドだけらしいです)、シンセサイザーのBoutiqueシリーズなどをつなげたら、テンポを同期して演奏で参加することができます。

そういえば、このメルマガ読者様からのおたよりで、よく「昔はバンド活動してましたが、最近はすっかり音楽から離れてます」という寂しい声をお聞きします。

好きな曲をつなげる→リミックスする→音を変化させる→ちょっとだけ演奏で参加する

上手になってきたら、盛り上げポイントを作り、家族に発表なんてどうですか?

DJ-202に対応しているソフトはSerato DJ Lite(無料版)ですが、ただいま、キャンペーン中につき、有償版の Serato DJ Pro が付属されています!
(編集部注:こちらのキャンペーンは現在終了しております。)

ちなみに、DJ教室では50代のおじさんDJも誕生し、「MajiでKoiする5秒前」の広末バージョンから竹内まりやバージョンをつなげる、というおじさんならではの楽しみ方でホクホクしていたらしいですよ。 

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当記事はメルマガ「ローランドの楽屋にて」のバックナンバーです。
本文中の製品情報や社員の役職等は配信当時のもので、現在とは異なる場合があります。

これからも全力でゆるい楽屋ばなしをお届けしてまいります!

ライター・プロフィール

楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)

電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。

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