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英語の先生はイカ天キング
配信日 2020・03・12
おはようございます。坪井佳織です。先日実施した読者様アンケートより…
ローランドの皆さんがどんな環境で働かれているのか、名物社員、面白い社内制度など知りたいです。
はいはい〜、ご要望にお応えして、社内英会話教室とその先生をご紹介しますよ〜。今日のゲストはこの方だいっ!!
ローランド社内英会話教室のジョー先生・・・ん?あれ?この言い方・・・。ピンと来たアナタは50代ですね?!1989年から2年弱、「いかすバンド天国」という、アマチュアバンド勝ち抜きコンテストの深夜番組がありまして、そこで勝ち抜いたバンド(イカ天キングと言います)が何組もプロデビューしたんですよね。わたしは当時、大学生で、一人暮らしをしていました。自分の部屋にテレビを持っていなかったので、下宿仲間で唯一、白黒テレビを持っていた子の家にみんな集まって、街頭テレビみたいに夢中になって見ていましたねー。司会の相原勇さんがバンドを紹介するとき、「次のバンドは、このバンドだいっ!」って言ってたんですよね。ローランドでは、福利厚生のひとつとして、就業時間後に英会話教室が開かれています。出席日数に応じて、会社から補助が出ます。いくつかのクラスを担当しているジョー先生は、なんと、27代目イカ天キング「GLU」のボーカルだったという経歴をお持ちなのですー!メジャーデビュー前のGLAYに勝ったそうですよ!(興味がある方は「イカ天 GLU」で検索してみてください)
カリフォルニア出身のジョー先生、たまたま来日して路上ライブをしていたところ番組関係者の目に止まりイカ天に出演、キングとなりました。番組出演後、1年ほど日本でミュージシャンとして活動したのち、奥様のご実家である静岡県磐田市(浜松市の隣)に引っ越し、浜松のデザイン会社勤務を経て、現在、フォーシーズンズ外語学院の理事長を勤めていらっしゃいます。磐田市に住み始めて、「ローランド?!あのハワード・ジョーンズのレコードのジャケットに載ってたシンセの?!近いじゃん!!行ってみたい!」と思い立ったジョー先生、断られても断られても、諦めずに訪れ、ついに英会話教室の契約を結びました。
(編集部注:著作権的にアレなので、ジャケットは編集部で手描きしたものです)
ローランドの社員生徒たちは、「モチベーションが高くて、学ぼうという姿勢があるから、教えていて楽しい」そうです。あるとき、「えっ?ジョー先生、イカ天キングだったの?」と知った、とあるクラスのローランド社員が「じゃあ、一緒にバンドやろうよ!」と誘い、「Butだに!」というバンドを組みました。バンド名の由来は、遠州弁がきつい女性社員が「でも」を「Butだに!」と言っていたことから来ているらしいです。
ジョー先生以外は全員ローランド社員。会場は浜松研究所内のホールです。ちょw衣装。社内の秋祭りでライブやったんですよねー(15年くらい前の話です)、わたしも見に行きました。流行っていたとはいえ、安易なレイザーラモンHGのコスプレに、半笑いしてたんですよ。ところが、「カーマは気まぐれ」など80年代の洋楽コピーバンドで、ザ・ナックの「マイ・シャローナ」の演奏が始まりまして、「♪My my my〜」まさか?まさかまさか?!・・・「フォー!!!!!!!!」キター♪───O(≧∇≦)O────♪大爆笑したのを覚えてます。しかも、すごい腰痛持ちがやってたので、ものすごくゆるい腰の動きだったというwこんなポスターまで作ってますw映画「マトリックス」のパロディだそうです。
まったく・・・、こういうくだらないことにクオリティの無駄使いをするところは、ほんっと、ローランド社員って・・・、・・・と思ったら、なんと、デザイン会社勤務だったジョー先生の作品でした!しょーもないことに対する馴染み方がすごい。その後、ジョー先生は再びバンド活動に復帰し、浜松を中心にバリバリと活動されています。音楽再開のキッカケがローランド社員って、ちょっとイイ話ですよね。
(ちょっ髪型w)ジョー先生、これからもよろしくお願いします♪
当記事はメルマガ「ローランドの楽屋にて」のバックナンバーです。本文中の製品情報や取材をお受けくださった方の肩書、および弊社社員の役職等は配信当時のもので、現在とは異なる場合があります。
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これからも全力でゆるい楽屋ばなしをお届けしてまいります!
ライター・プロフィール
楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)
電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。
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