TR-1000 Rhythm Creatorは、アナログの温かさ、デジタルの緻密さ、自在なサンプリングを融合し、ジャンルを超えたパワフルな楽器へと進化しました。
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本気の部活動
配信日 2019・12・05
おはようございます。坪井佳織です。 みなさんの会社には「部活動」がありますか? ローランドには、サイクル(自転車)クラブや、テニス・クラブ、フットボール・クラブなどと並んで、R-MONO Lab(アール・モノラボ)という「ものづくり部活動」があります。 恐ろしくバカバカしいものを、高い技術力で真面目に制作。 まるでこのメルマガみたいです。 Maker Faire Tokyoなど、全国各地のものづくりイベントにも積極的に参加しているようなので、目にされた方もいらっしゃるかもしれませんね。 今日は、会社の一室で開かれた一日限りのものづくり社内展示会に潜入してきましたので、愛すべき工作の数々を紹介します。なんか文化祭みたい!!
まず、R-MONO Labといえばコチラ。
https://youtu.be/XitKgozMn6c
ハイブリッド・リコーダー・パイプオルガン「RP-09」(写真左)と「RP-103」(写真右)です。製品名まで付いているところが、くだらないことに真剣に取り組んでいる証。 上の画像をクリックすると、恐ろしくくだらない作品解説の動画が再生されますのでご注意ください(ちなみに、YMOのRYDEENの演奏動画を掲載するにあたり、権利元にお願いしてちゃんと許諾を得たそうです。仕事以外になぜそこまで燃えるのか…)。 動画で解説してるとおり、ポンプを踏んでリコーダーに空気を入れ、鍵盤またはMIDI信号で吹き口に取り付けた弁を開け閉めすることで音を出すそうです。パイプオルガンも、元々は裏でフイゴを操作する専門の人がいたそうですから、同じしくみですね。今回は新たに送風機を開発したらしいです。 しかも、「パイプオルガンの仕組みと全く同じだから、説明に使いたい」とのことで、浜松市楽器博物館に納めることになったそうです。バカバカしさも突き詰めると崇高の域へ到達するんですね。 ※編集部注:浜松市楽器博物館は当メルマガでも過去に取材させていただきました。 激レアシンセが見られる博物館 >> こちらは、くま型リズムマシン「TP-808」(笑)。 イワヤ株式会社「こぐまのトンピー」を魔改造。TPはトンピーの略だそうです。 自分でプログラムしたリズムパターンを叩かせることができるそうです。
https://youtu.be/FntdCTNamjQ
もともと、開発者が子どもに買い与えたオモチャだったのですが、トンピーのあまりのリズム感の無さに「子どもがリズム音痴になる!」と心配して、プログラマブルなリズムマシンに改造(←このあたりからもう普通じゃないw)。 外見はトンピーなのですが、中身は3Dプリンターで骨格をすべて作り直し、サーボ・モーターとソレノイドという部品で動かしているそうです。A/BスイッチでDJミキサーのように左右を切り替えてプログラミング演奏可能という実用的な仕様になってます(仕事以外になぜそこまで燃えるのか…)。 こちらは、WOSKというチームが作った「かたたたきドラム」。
https://youtu.be/LnnyihmeeKo
振動センサーが入ってて、叩くと音が鳴ったり、絵が動いたり、2チームで競い合ったりできます。見てるだけだと「ふぅん」ですが、実際に叩くと予想以上にめちゃくちゃ楽しいです!そして、叩いてもらうと、本当に気持ちいいです(笑)。 これが本体です、良く見るとめちゃくちゃカッコ良く丁寧に作られています(仕事以外になぜそこまで燃えるのか…)。
展示会では、デモにかこつけて、社長の肩を叩く社員(製作者)の姿が!!
なんて破壊力のある絵面でしょうか。ゴマをすっているのか不満をぶつけているのか、微妙にごまかせるところが良いですね。 その他にも、こんな展示品がありました。
赤いカプセルを当てるまでサビを演奏しない、という地獄のようなガチャガチャ型ジュークボックス。
伝説的なアナログ・リズムマシンDr.Rhythm DR-55にMIDI端子を追加。テンポ同期や、MIDIノートで演奏ができます。オリジナルのDR-55はクローズド・ハイハットのみでしたが、ゲートタイムを伸ばして無理矢理オープン・ハイハットやペダル・ハイハットもMIDI演奏できるそうです。無駄に完成度高いです。仕事以外になぜ…(以下略)
ある界隈で有名な「シンセ仙人」によるラズパイ・シンセ。めちゃエグい音をブリブリと鳴らしてました。仕事以外になぜ…(以下略)
塩ビでできた謎の配管ドラム「エンビーくん」。開発したのはTR-909の開発者の星合さん。これ配管をつなぎ替えてチューニングを変更して、ちゃんと音階を演奏できるそうです。地味にすごい(笑) 部活としてやることのメリットは、会社の工作室や不活用資産を正々堂々と使わせてもらえることだそうです。それからきっと、部署や役職の垣根を超えて、「モノづくり好き」という接点だけで、意外なメンバーと出会えるのもいいですよね。 部活メンバーのひとり、渡瀬孝雄さんによると、ものづくりイベントの世界では「それ、なんの役に立つの?」と「買ったほうが早いよね」は禁句なんだそうです(笑) めちゃくちゃ楽しそうでうらやましい〜〜! R-MONO Labの作品をもっと見てみたい方は、こちらのR-MONO LabのWebページをご覧ください。「Products」のページに30個以上の作品が掲載されてます。
本号はバックナンバーです。本文中の製品情報や社員の役職等は配信当時のもので、現在とは異なる場合があります。
* R-MONO Labは2024年現在も展示会やものづくりワークショップなど積極的に活動しています。今年の新作は、テーブルや食器をトントン叩いて演奏するマイクロ・ロボットだそうです(意味わかりませんよね、詳しくはリンク先の動画をどうぞ!)
マイクロ・ビーツ・ロボット「TETOMO」>>
また、2024年11月23日(土)、11月24日(日)に岐阜県大垣市で開催される「Ogaki Mini Maker Faire」に新作を展示するのでぜひお越しください!とのことです。
Ogaki Mini Maker Faire >>
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これからも全力でゆるい楽屋ばなしをお届けしてまいります!
ライター・プロフィール
楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)
電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。
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