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AIRAシリーズ、グッドデザイン賞受賞
配信日 2019・10・31
おはようございます。 坪井佳織です。 本日の午後(2019年10月31日配信当時)、東京ミッドタウン・ホールにて、ベスト100の中からグッドデザイン賞の大賞が決まります。今年、ローランドは、AX-Edge、AIRAシリーズ(TR-8S、VT-4、MC-707、MC-101)、映像機器VR-1HD、V-02HDが受賞しました。
一般的には一品で応募するのですが、RPG第2開発部部長、南屋圭吾(みなみやけいご)さんが「AIRAの4機種が揃っていることのインパクトが強い」と考えて、AIRAシリーズでの応募にチャレンジしてみました。
まだ発売前に審査があったので、誰にも見られないように個室で、審査員のみなさんの前で実際に操作をしてプレゼンテーションしたそうです。もちろん、これがどんな楽器か知らない方々にお見せするので、受賞できたのは、その短い時間内で「なるほど〜」と理解できるくらい分かりやすかったってことですよね!シリーズを通して、操作性とデザインが両立できていることが評価されたそうです。 AIRAシリーズは、すべての機種に共通したデザイナーさんが関わっています。RPG事業推進部 事業推進グループ、木村昭仁(きむらあきひと)さんです。高級オーディオ・メーカーからローランドに転職された木村さん。カチッとした精密なデザインが特長です。
木村さんと南屋さんは、以前 V-Drums TD-25 の開発でいっしょに仕事をしたことがありました。南屋さんによると、木村さんは、製品コンセプトに対していくつもの全然違うデザインの提案があったり、細かな改善ポイントも予想をはるかに超えるクオリティで代案が返ってきたりして、とっても楽しく仕事ができたそうなんです。 楽しくやり取りするために重要なことは、製品のコンセプトです。デザインする前にしっかり話し合って、リーダーが何を求めているかヒアリングします。木村さんはそのあと、アーティストやミュージシャンに意見を聞いて、「いかに演奏しやすいか」「いかに演奏の邪魔にならない操作性を実現するか」を大事にして絵にするそうです。 たとえば「高級感があるデザイン」って言っても、わたしの考える高級感とみなさんの考える高級感は違いますよね。デザイナーが「自分はこう思った」って主張しても、お客様にそう思われなかったらだめなので、木村さんは「自分の中では言葉にしていろいろ考えるんだけど、一旦、絵にしたらあんまり説明しないようにしてますね。間違って受け取られたとしたら、お客様も間違って受け取る可能性があるってことだから」とのこと。 アートとしてのデザインと製品のデザインで大きく違うことは、大量生産のことを考えて部品の配置の制約や締め切りを守ってキリをつけるところだそうです。音楽もそうですよね〜、「これで完璧!」っていうキリはないですよね。 みなさんは、受賞した4機種を見て、どんなコンセプトでデザインされたものだと思いますか?
あえて答えは言いませんが、わたしはこのデザインから、コンセプト通りのことを感じました! わたしが一番「おぉっ?」って思ったのは、前に傾いていないってことです。楽器って、手前が低くなるのが当たり前だと思っていたから。まっすぐ、平(たいら)ってことも、デザイン・コンセプトに合ってると思いました。 実は最初は真四角の箱型で企画されたそうです。そこに製品リーダーから「側面に溝を付けたらどうか?」という提案がありました。こちらがそのスケッチです。
でも、絵ではなかなかイメージがつかみにくかったので、こんなモックアップ(実物大の模型)を作って比較しました。
また、Roland Boutique TR-08もAIRA TR-8Sも木村さんがデザインを担当しました。
「レジェンド機のデザインをできるだけそのままのイメージで再構築するのは、とても勉強になりましたし、自分のオリジナリティを出して新たにデザインするのも楽しかったです。そういう意味では、とても幸せな環境ですよね」 ところで、AIRAシリーズは開発部が浜松にあって、デザインする木村さんは東京オフィスにいらっしゃいます。実はこのインタビューもネットを使って行なっていまーす。
東京にいると、デザインするにあたり、フットワーク軽くアーティストの方々に話を聞きに行くことができるし、デザイナーとしてたくさんの刺激を受け取ることができるというメリットがあります。 でも、離れていることで仕事しにくいってことはないのでしょうか。 「距離があることで、次に打ち合わせするまでの間に何らかのものを仕上げなくてはいけない。メリハリが付いて、かえって効率よく仕事が進みました」 ローランドでさまざまなデザイナーさんとお話すると、みなさん共通して「受け止め上手」って思います。最初からそういう性格なのか、デザインを通してそうなっていくのか。両方なのかなー。木村さんにも、とっても穏やかにお話いただきました。 「グッドデザイン賞を受賞したって分かったときは、ヨッシャー!!って小躍りするんですか?」 「いえ、しないですね。発表まで家族にも言えないですからね。 でも、今回は、開発メンバーのフィードバックがあったうえでの受賞なので、みんなで取ったという感じがして嬉しくて、そっとiPad miniを買いました」
評価コメントなどはこちらから読めます。しっかりローランド製品を理解してくださって、「形から伝わるもの」ってあるんだなぁと感動します。ぜひ読んでみてください。 GOOD DESIGN AWARD | 受賞ギャラリー>>
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これからも全力でゆるい楽屋ばなしをお届けしてまいります!
ライター・プロフィール
楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)
電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。
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