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ほんもののオタクによる格言集
配信日 2019・04・11
おはようございます。 坪井佳織です。
今週は、開発部の入社1年目の2人をご紹介します。
まずはシンセサイザーの開発をしている部署でハードウェアを担当している須藤くん。 九州のいちご農家からやってきました。 子どもの頃は放課後や休日には力仕事のお手伝いをしていたそうです。 中学生のとき、2007年にYMOが出演したキリンラガーのCMでRYDEEN 79/07を聴いて、「今まで聴いたことない感じの音楽だ!」と衝撃を受けたことからシンセサイザーに興味を持ちました。 学生時代はロボコンに力を入れたり、学祭で使う「ウルトラクイズセット」を自作したり、ものづくりに楽しさを見出しました。
ボタンを押したらMIDIで音楽が流れるようになってるらしい
その後、「YMO好きだけど、シンセ高いなー。そうだ、作ってみよう!」と自作したそうです。シンセは、部品代2~3万円と無限の時間があれば作れるらしいですよ。
現在の須藤くんの部屋。自作シンセも置いてあります
YMOとものづくりが好きって、開発部のローランド社員の王道って感じ! それと、物腰の柔らかさや素朴な真面目さも。 須藤くんと一緒にお話を聞いたのは、ビデオ関連の開発部署で働いてるゲームオタクの長沢くん。
ちなみに、このTシャツはCELESTEというゲームのキャラらしい
みなさん、今、さらっと読みましたよね? ローランド社員でゲームオタク? 今さら驚かないよ、って。 わたしもそう思ってました。 でも、長沢くんのオタク度はケタが違います。 何しろ、「ゲームばっかりして、お父さんとお母さんに怒られなかった?」と聞いたところ、「両親がサクラ大戦が好きなゲーマーだったんですよ」ってことですから。 サラブレッドでした…(||゚Д゚) 東京生まれの東京育ち、浜松駅から車で50分という細江町に住むのはかなり辛い、とのこと。ですよね、都会じゃないもんね、と思ったら…! 「アキバが遠い。・゜・(/Д`)・゜・。」 確かに! 長沢くんが好きなのはデジタルのゲームだけではなく、ボードゲームも、です。 大学ではゲームサークルで、昼から夜の11時くらいまでボードゲームに興じていたそうです。
長沢くんの現在の部屋
ボードゲームはドイツが有名なのですが、そこから派生してドイツ語を勉強してみたり、音ゲーから転じて作曲やVJにはまっみたり、「カルネージハート」という、自分でプログラミングしたキャラを動かすゲームからプログラミングに興味を持ったり、どんどんクリエイティブな活動に広がっています。
長沢くんのVJ機材
なぜそんなにゲームが好きなのかというと、「人と競う」、つまりコミュニケーションを取るのが楽しいそう。 長沢氏曰く、「ゲーム中の行動に人の意思がある」。 ん? んんん?? なんか今、すごいこと言った? 気のせいかな。 ただのゲームオタクって言うとなんかイメージ悪いかなと思って、「まぁ、長沢くんの場合はさ、ただ楽しむだけじゃなくて、ちゃんとゲームからクリエーションの方向へ行ってるわけだから」とフォローしようとしたら、 「うーん…、ここはちゃんと自分のポリシーを伝えておきたいんですけど。 むしろ、クリエイティブなことに脳を使ってる暇があったらちゃんとゲームに向き合え、と言いたいです。」 言ったよね? 今、名言、言ったよね?? その他にも、「どんなに社会的ステータスが低かろうと、ゲームにおいては平等だ」だの、「すべての基準はゲームなので」だの、なんか、何かに収めようとしていた自分がちっぽけに思えてくるような格言をいただきました! 実はこの2人、「働く」ということそのものにはあまり積極的ではなかったそうです。 「僕たちがやりたいのはものづくりであって、就職というのはあくまでもそのための手段でしかない、という感じです。働くために働いてるんじゃなくて、ものづくりするために働いています」 理系の就活生にとってローランドはとても魅力的な会社で、入社したあとの印象は「良くも悪くも想像通り」だったそうです。 どういうことかというと、他の会社はリーダーシップなど働く大人としての適性を見られている感じだったけど、ローランドだけが面接のときに技術の話を聞いてくれた、と。 それで、入社してみたら、開発は製品の1パーツを作るのではなくて、「考えを形にすることができる」、それが思った通りだったそう。 「その分、やることは多岐に渡るので、仕事は大変ですがやりがいがあります」とのことです。 それぞれ、前向きで何かをやろうという気概にあふれてて、話してて気持ちよかったです。 彼らが1年後、2年後、どうなっているのかまた取材してみたい!
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ライター・プロフィール
楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)
電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。
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