ローランド社員のバレンタイン

配信日 2019・02・14

おはようございます。
坪井佳織です。

みなさん、本日はバレンタインデーでございますよ。(配信当時)
ご予定はおありですか?

これまで、この楽屋メルマガでは、ローランド社内に潜むオタクを大勢ご紹介してまいりました。もはや、潜むとは言わないくらい、ローランド社内がオタクだらけだということに薄々気づかれているのではないかと思います。

というわけで、オタク天国、ローランド社員に極秘バレンタイン・アンケートを遂行してみました♪
じゃーん!結果はコチラ↓

・・・。
びっみょ〜〜〜〜〜www

普通のモテエピソードなんか、朝から読んでもまったく愉快じゃないので、みなさんお楽しみの面白エピソードを晒していきましょう。

小学生の頃、本命のチョコを一日で7個貰ったことがあります。
今思えばあれが人生最初で最後で最大のモテ期でした..

そのありがたみは小学生男子にはなかなか分からないでしょうね。

小6のとき、確か、10個以上のチョコをもらいました。
ギリ or 本命の真相は分かりませんが、友人の渋谷君のお母さん以外は、全て本命だったと思っています。
いや、ひょっとしたら渋谷君のお母さんも本命だったかもしれません。
そんな華のある小学校時代とは打って変わって、中学からは男子校だったので、以来ほとんどチョコをもらうことはありません。
小学校の時が、明らかに私のバレンタインピークでした。

「中学からは男子校だったので」は、「もし女子がいればもらえないはずはない」という強がりということでよろしいでしょうか。

中学1年?のとき、2月14日の朝、教室の机をのぞくと、チョコが入ってました。
手作りではなかったのですが、ある程度大きな箱入りで、包装などがきちんとされていました。
手紙などもなく、誰が入れたかもわからず、非常に困惑した記憶があります。
いたずら?入れる机を見違えた?怖い・・・。
中学生ということもあり、友達にからかわれるのも嫌だったので、その日一日は何事もなかったかのように振舞っていましたが、内心心臓バクバクでした(笑)
後日談としては、今も誰が入れたかは今も分かっていない、ということです。

わー、何だったのでしょう?
恥ずかしかったのか、間違えたのか、聞いてみたいですね。

中学生の時、大好きだった女子から学校で手づくりチョコをもらった。
食べるのがもったいなくて、机にしまっておいた。
春先に開けてみたら白いカビがびっしり生えていた...

食べてよ〜〜(泣)

続きまして、手作りの失敗談です。
人の失敗って、なんでこんなにおもろいんでしょうか。

中学の時に物凄く好きだった男の子に頑張ってトリュフチョコを作り持っていった。
レシピでは、チョコを丸く形成するとき、半生状態のチョコをアルミホイルで包んで丸く形成し、冷蔵庫で冷やし固める、と書いてあったので、その通りにやってみた。
数時間後、チョコの状態を見てみたら、丸い形とはとても言えない、超絶ブサイクな形のトリュフチョコ的なのが出来上がってて、しかもホイルがチョコに思いっきり食い込んだ状態で固まっていた。
ホイルを取り除き、翌日その男の子にチョコを渡した。
さらに翌日、学校へ行くとその男の子から「お前からもらった昨日のアレ、マジ何かの罰ゲームかよ?」と言われ「なんで?」っと聞いたら「アルミホイルが入りまくってて銀歯が超痛かったんだけど〜」と言われ、クラス中に言いふらされた。
それ以来、手作り的なものはやめました。

言いふらすのは、なんていうか、嬉しかったんでしょうけど、アホですねー。
こうして調子に乗った男子は女子を傷つけるのであった!

小学生の時、電子レンジでチーズが溶けるんだから、チョコも湯せんしないで電子レンジで溶かしてしまえとアルマイトのボウルかなにかに入れて溶かして成形しました。
死ぬほど不味いと気づいたのは人にあげたあとでした。
化学を痛感した原体験です。

うっぎゃーーーー!!
読んでるだけで、奥歯あたりがキーンとしてきますぅ〜。

次に、バレンタインデーの思い出が蘇る、胸キュンソング!!
つか、「胸キュン」とか言いますか?今。その手のキーワードに無縁になっちまったもんで、ボキャブラリーが・・・。

ある曲の歌詞に一念発起したYutaka(21才)は、片思いのYukiがバイトしているイトーヨーカドーで出待ちを敢行。
〜途中、省略〜 帰り際、駅で「これがボクのマイホーです!」と渡したカセット・テープにはSIAM SHADEの「1/3の純情な感情」。
時は平成10年、今思うと、あまりに昭和臭がする思い出。
以来、Yukiから連絡はなかった。

な〜にが、マイホーや!
ちなみに「マイホー」とは、歌詞の「My Heart」をYutaka的に良い発音にして、イケてる感を演出した結果、さらにダサいことになったというホー(Heart)ブレイクな結末でした・・・。

なぜかいつも別れの時はオフコースの「さよなら」が脳裏に流れる。

いや、なぜかも何も・・・。
そのまんまじゃ・・・?

いろいろ晒してくださったローランド社員のみなさま、ありがとうございました♪
今、思ったんですけど、ぶっ飛んだ面白エピソードが案外少なかったのは、そもそも、バレンタインデーの思い出そのものの母数が少な・・・、あ、いやいや、なんでもないです。

では、最後にせんえつながら、わたしの甘酸っぱい思い出で締めくくろうと思います。

わたしがローランドに勤めていたある日、細江工場(現・本社工場)で打ち合わせしてから浜松研究所へ出社すると、休憩室に美味しそうな高級チョコが置いてありました。

「誰のか分からないけど・・・、こんなところに置く方が悪いもん!」

パクっ。

誰も見ていなかったので、口の中の美味し〜いチョコがすっかり溶けてから何食わぬ顔で部署に入っていきました。

すると、同僚のジャパネット髙井氏(秋頃のメルマガに登場した、口から生まれた男)が、

「奥田くん(←当時のわたしのあだ名)、チョコ・・・」

と手を差し出してくるではありませんか!!!!

みっ、見られてた?!?!
どこから?!
誰もいないのを確認したのに!!!

「ザ・うろたえる」というポーズで後ずさりしたところに、

「あの〜、今日、バレンタインデー。
他の女子社員さんから、この部署全員にって高級チョコいただいたんだけど。
チミは?」

そう、あまりにも無縁な生活を送っていたわたしは、バレンタインデーだからチョコがあると気づかず、持ってこないどころかつまみ食いしていたのです!

窮地に追い込まれたわたしの口からは、人生で初めて、こんな言葉が自然に出てきていました。

「ぎゃ、ぎゃふん!」

また来週〜!

これからも全力でゆるい楽屋ばなしをお届けしてまいります!

ライター・プロフィール

楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)

電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。

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