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謎の美人ドラマーはかく語りき
配信日 2018・05・18
おはようございます、お肉大好き坪井佳織です。
先週の「楽屋にて」は、新製品のVドラムTD-17のプロモーションビデオの撮影秘話をお送りしました。
仕上がったムービーを見ていちばん驚いたことは、あんなに透明でお肌ツルツルで、華奢で折れそうで妖精みたいだったアニカさんが、なんていうかパワフルでたくましいお姉さんみたいに映ってたことです!
…ってことは、テレビで見ても華奢な方は実物見たらどうなっちゃうんでしょうね〜。
アニカ・ニルスさんはドイツ出身。YouTubeに上げた動画から人気に火が付き、現在なんと、登録者数15万人超えの世界的に大人気の女性ドラマーです。
6歳からドラムを始めたアニカさん。地元のバーバリアン楽団(バイエルン地方の伝統的なブラスバンド)にパパと一緒に所属し、ビール祭りで演奏したりしていました。嘘みたいにドイツですね!
けど、聴いてた音楽は実はマイケル・ジャクソンだったらしいです。
「音楽は、何をやってるかはどうでもよくて、たとえすっごくトリッキーなテクニックでも、誰でもシンプルに楽しめることがいちばん大切だと思うわ。 セオリーは後で習えばいいから」
「ふぅん」って聞き流したアナタ!アニカさんのYouTubeムービーを見てちょーだい。とんでもない変拍子から、5:4なんていうポリリズムまで、サラリと叩いてるのがアメ〜ジングですから。
曲はすべてご自身で書かれています。その作曲方法がすごい!新幹線の移動中にパカっとパソコンを開けたと思ったら、まるでピアニストのようにパソコンのキーボードを演奏して録音してました!
https://youtu.be/Lowk0E2_dAM
そんな素晴らしい音楽性をお持ちのアニカさんに、ローランドのPVで演奏していただくにあたり、まず、ご自宅にVドラムのTD-50を届けたそうです。「どう思った?」って聞いたところ、こんなご意見をいただきました。
「アコースティックかデジタルかって比べて考えるのは、もうやめてもいいと思うわ。
だって、わたしはもう生ドラムは持ってるわけで、せっかくVドラムを手にしたんだから、そこからインスパイヤされた音楽を奏でたらいいと思うの。
演奏方法自体は(アコースティックもTD-50も)まったく同じだから、新しいサウンドを楽しめばいいだけよ」
くぅっ! そう、本当に一流のミュージシャンほど、楽器や音楽に寛容なんですよね〜。
今回、発売になったTD-17は「Best for Practice」というコンセプトなので、練習に使うのにどんなポイントが大切か聞いてみました。
「音や叩き心地も大切だけど、重要なことはTD-17はサイズがアコースティックドラムとほぼ同じってことね。 サイズが違ったら違う叩き方をしなくてはいけないから」
スティックを持つ位置やリムショットのときの感覚、フィルで次々にタムを叩く腕の動きなど、実際にパッドを使って何故サイズが同じである必要があるのか、ていねいに教えてくれました。
最後に、「撮影どうだった?」と聞いたところ、
「すっごくたくさんのスタッフがいたからびっくりしたわ。
わたしがYouTubeのムービーを作るときは、ひとりとかせいぜい数人でバタバタしてるけど、今回は、わたしはただ演奏するだけで、あとはぜ〜んぶやってもらえたから、とっても楽だった!
あぁ、それと!! 撮影が全部終わって照明を落としたら夜だったから、とても驚いたわ!」
ですよね、ですよね!?
左:肉好き。右:お野菜派。
さて、2週に渡ってお届けしたTD-17とアニカ・ニルスさんの話題ですが、実はもうひとつ、面白い話があります。ローランドがミュージシャンにオファーするとき、どうやって交渉すると思いますか?気になりません?フフフ、開発担当の人に聞いてありまっせ〜!!でも、この話はいつかまた…。
ではみなさま、よい週末を!
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これからも全力でゆるい楽屋ばなしをお届けしてまいります!
ライター・プロフィール
楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)
電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。
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