にこやかのハンバーグ

配信日 2018・05・04

おはようございます!坪井佳織です。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?

今日はローランドも休業なので、こっそりと心底くだらないネタをお送りします。あまりにもくだらなすぎて、一周回って胸を打つかもしれません。試してみましょう。

人にはそれぞれ、その街に住み続ける理由があると思います。わたしの場合、浜松に住み続ける理由はなんだと思いますか?仕事?音楽?ローランド?

ノンノン、コレです、コレ。

ご存知でしょうか。静岡県のご当地グルメ炭焼きレストラン「さわやか」のげんこつハンバーグです!
長澤まさみさんがテレビで紹介してから全国区になり、今やローランド本社工場と浜松研究所をつなぐ道沿いのさわやか細江本店は県外ナンバーの車でいつも激混みです。だってー、うまいもん!!

ローランド社内にもそれはそれは大勢のさわやかマニアがいます。今日は、これまで行った数々のしょうもない企画をご紹介します。

しょーもない企画・その1

あるとき、「げんこつハンバーグをつまみに飲みたい」という企画が持ち上がり、10人ほどのさわやか愛好家(全員、ローランド社員)が集まりました。席に座ると、人数分の生ビールと共に「とりあえず、げんこつハンバーグ」。「えっと、追加でげんこつハンバーグ」。「シメに、げんこつハンバーグ」。

今ほど大人気店ではなかった時代、店員さんと顔見知りだからこそできた飲み会でした。

しょーもない企画・その2

ローランドの昼休憩は45分間です。浜名湖沿いの研究所から最寄りのさわやか細江本店へ行って帰ってくるのは、普通に考えたら無理なのですが、チャレンジしてみることになりました。

配車を決め、昼休憩のチャイムの最初の音が鳴るやいなや、非常階段横にスチャッと第1号車をつけます。乗る順番に従って、すごい勢いでローランド社員がらせん階段を駆け降りる様子は、脳内で「太陽にほえろ!」のテーマが鳴り響きましたね。

あらかじめ予約して焼いてもらっていたげんこつハンバーグを、一言もしゃべらずに食べ、午後の始業時間に何事もなかったように椅子に座れたときには、なんとも言えない達成感を味わったものでした。

しょーもない企画・その3

げんこつハンバーグが好き過ぎた我々は、ついに「自分たちで作ろう!」という境地に達しました。

まず、さわやかに週3~4で通い、店員さんに「レシピを教えてくださいよぅ~」と迫ってみましたが、無理に決まっています。その代わり、「がんばってください!」と、ソースはね避けの紙とお口直しの飴をくださいました。ありがとう、当時の店長!!

肉屋さんに「ぶっちゃけ、さわやかのハンバーグをパクりたいんです」と相談して、ノリノリで提案してもらったひき肉5キロと、憶測レシピに従ってオニオンソースの材料を用意しました。

さわやかはハンバーグにかけるソースを、オニオンとデミグラから選ぶことができるのですが、なんといっても秘伝のオニオンソースこそがさわやかファンを釘付けにしているのです。そこで、我々もこのオニオンソースに果敢に挑んだわけなのですが…、

なんと、あろうことかチューブ入りの「My デミグラソース」を持ってきた不届きものがいました!

その不届きものは当時の上司だったのですが、げんこつハンバーグパクリの道ではそんなことは関係ありません。「挑戦してもいないのに諦めるのかぁ!」と一喝。

「にこやか」と名付けられたこの企画、結果から言うと惨敗でした。オニオンソースがシャビシャビの大辛…。大人の遊びに付き合わされた子どもたちが「これ…、美味しくない…」とか言い出す始末。

こうなったら、先ほどのデミグラ上司にすり寄り、ペッコペコでデミグラソースを分けてもらうしかあるまいな。フッ。

にこやかBBQはこの後、何度も続きまして、だんだん、だんだん、本家に近づいていったのでした。

みなさんも、ゴールデンウィーク、やることがなかったら浜松にげんこつハンバーグを食べに来ませんか~?ローランドには1ミリも関係ありませんが。

これからも全力でゆるい楽屋ばなしをお届けしてまいります!

ライター・プロフィール

楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)

電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。

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