ロック魂でございます

配信日 2018・02・01

こんばんは、坪井佳織です。
毎朝、寒いですね〜。1分でも1秒でも長く布団の中にいたいです。昔、小学校に必ずひとりはいましたよね、真冬でも半袖半ズボンの男子。あの子は寒くなかったんでしょうかね。

さて、今日は「ローランド社員・オタク訪問第二弾」をお届けします。ローランドに潜む、あんなオタク、こんなオタク、誰の得にもならないことを真面目に取材しております。木曜夕方という中途半端に忙しい時刻にすみません。よかったら星マーク付けて、忘れずにあとで読んでください。

今週のオタクは、入社3年目、NCP開発グループの岡昇平くん。奈良県出身でありながら関西なまりのない、落ち着いたしゃべり方をするので、以下、岡さんと呼びたいと思います。

浜松は「日本のカリフォルニア」と言われるほど温かいのですが、今年はむちゃくちゃ寒いのです。そんな極寒の中、細江寮エントランスで岡さんをお待ち申し上げておりました。

すると…!

「どうもたいへんお待たせいたしました」

さっむ!!見ただけで寒い!!!!!!
これは第二弾から骨のありそうな社員で、インタビューのし甲斐があります。

こだわりの主張が聞けそうなので、早速、メモの準備。

「それは、何かポリシーなの?」と聞くと、「いえ、衣替えが間に合ってないだけです」。

…あ、そう(-_-)。冬服、はよ出しや、これから冷え込むで。パタ(←メモを閉じる音)

こちらが岡さんのコレクションです。

ならべてみました。

すごい数です。いちばんすごいのは、1977年に発売されたOD-1(Over Drive)を持っているにも関わらず、1500個限定で2017年に発売されたBOSSコンパクト40周年セットも持っていること。本家の隣にちょこんと並べられたOD-1クロックにもBOSS愛を感じます。これをコレクターと呼ばずして、なんと呼びましょう?!…そう、オタクですね。

入社当時は第1開発部でドラムを担当していたそうですが、ボス開発部を経て、この1月からNCP開発グループという部署で開発を担当されるそうです。

オタク訪問第一弾のカスブチくんもそうですが、2人に共通していたのは、「前の部署も勉強になって楽しかった」と。また、大学の勉強も直接役に立つこともあるし、直接ではないにしてもやったことは活きていると思う、とのこと。そして「浜松は好きです」。なんか、2人ともポジティブだし学び方が上手。

岡さんがギターを始めたのは、高2のころだそうです。このエフェクターの数からすると、割と遅めですよね。

石鹸屋というロックバンドのLIVEを見に行ったことで、自分も弾いてみたい!と思ったそうなのですが、そのLIVEになぜ行ったかというと、

「親とケンカしたから!」

ですって。

「親とケンカした」→「むしゃくしゃするぜ!」→「そうだ、ロックだ!」→「オレさま、ロックのLIVE行っちゃうぜ!」→「ぬお〜!ギター弾いてやるぅ!」

岡さん、ロックの王道を真っすぐにお進みになっています。ちなみに、ケンカの原因はまったく覚えてなくて、たぶんくだらない理由だったとのこと。

わたしはローランドに勤めていた頃、音楽をジャンル分けして、そのジャンルにどんな音楽的な特徴があるかを分析する仕事をしていました。でも、音楽ジャンルって、それだけじゃない何かがありますよね。

ロックといえば、わたしは「反逆のエネルギー」っていうイメージですけど、皆さんはどうですか?

岡さん、「反逆のロック魂を込めて、真冬も半袖で通す所存でございます」とか言ってくれたら締まるんですけどね。衣替え、はよやりや〜。

これからも全力でゆるい楽屋ばなしをお届けしてまいります!

ライター・プロフィール

楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)

電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。

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