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輝け!! 黒歴史
配信日 2017・12・8
おはようございます、坪井佳織です。 先日、品川駅前を歩いていたら、大人の人たちがずらーっと並んで、みんなスマホを連打してました。あとから聞いたら、みんなで一丸となって何かの敵を倒してたらしいです。 誰も誰ともコミュニケーションを取ってなかったんですけど、すっごい力を合わせてたんですね!トーキョー、恐るべし!!(注:浜松在住おのぼりさんの偏見です) どうして品川駅をうろついていたかというと… この方に会ってみた!のです。
じゃーん。hasuさんです。 メルマガを発行するにあたり、「ブログにリンク貼っちゃっていいですか?ついでに会いに行っていいですか?」と。限られた人生ですからね、会える人には会わなくちゃ。 たっぷり2時間、20年+4年の時を埋めてきました。 hasuさんは現在、ゲーム音楽の作曲家として活躍されてます。 中学生の頃、YAMAHA社のPSRという自動伴奏つきキーボードで「いろんな音で自動演奏する楽器があるんだ!」と感動してから、MC-50とSC-55で本格的に打ち込みを始めてローランドにハガキを送るまでのいきさつを、そのまんま、初めて楽器と出会った子どもみたいに教えてくれました。
そしてそして!例のお手紙を実際に見せていただきました。
要所要所に「バイトっぽい感じ」がにじみ出てて爆笑。 手紙、もし、ちゃんと上司の手と目を渡り歩いてたら、きっちりとはしてたでしょうけど、つまんない手紙になっていたでしょうね。そうすると、「ちゃんとする」ってなんだろう、って思いました。 hasu少年の心を打ったのは、「すてきなデータを作ってくださいね」ってところだったそうです。「すてきな曲」じゃなくて「データ」ってところ。
「ミニチュアとかジオラマとか好きなんですよね。 ものすごく精巧にできたニセモノでしょう。 それと同じように、リアリティを追求した打ち込み音楽が好きなんです。」 最後に、お名前やお顔、どこまで公表していいですか?と聞きました。 「全部、いいです。 ぼくの音楽人生の始まりは間違いなくローランドに支えてもらいました。 そのおかげで今のぼくがあります。 ローランドに恩返しできるんだったら、そんな嬉しいことはありません」 だーーーーーー(号泣) ローランドって、会社ですよ? メーカーですよ? …でもね。 中学や高校の頃って、そうだったよなー…。 何かに没頭して、夢中になって、そのためだったら、あり得ないエネルギーと体力を朝から晩までそそぎ込んで。 稚拙な思い込みで、着々と黒歴史を刻む日々。 わたしなんて、坂上忍が好き過ぎて、本気で結婚できると思ってましたからね。 むしろ、その頃のパッションの余韻で今を生きてるというか。 品川駅の中央改札口でさよならして、何だか、自分に正直に生きていこうって思いました。 スマホの連打でつながってる大人たちも、もしかしたら、ちょっと顔上げて、となりの人に挨拶したら、何か違うことが始まるのかもしれません。 わー。 いかん、いかん。 ゆるく役に立たないメルマガのはずが、イイハナシ風ですみません。 来週は、力抜いてお届けします。
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これからも全力でゆるい楽屋ばなしをお届けしてまいります!
ライター・プロフィール
楽屋の人:坪井佳織 (つぼい かおり)
電子ピアノや自動伴奏の開発に携わっていた元ローランド社員。現在、本社近くでリトミックを教えています。元社員ならではの、外でも中でもない、ゆるい視点でメルマガを執筆しています。どうぞよろしくお願いします。
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