Roland - DJ Pierre's Phuture Collection

アシッド・ハウスの過去と未来

アシッド・ハウスのパイオニアが手がけたパッチとパターンのコレクションが、あなたの楽曲をさらにハイレベルなものに生まれ変わらせます。このジャンルの産みの親とも言えるDJ Pierreが監修した、変幻自在な音色を繰り出すTB-303サウンドに、TR-707/TR-727のダイナミックなリズム・パターンを加えることで、あなただけの究極なパフォーマンス・トラックを作り上げることができます。

+ Standard Features

TB-303/TR-707/TR-727それぞれ32パッチ音色とパターン
DJ Pierre の特別監修によるサウンド・コレクション
アシッド・ミュージックに最適化されたパターンを搭載
Roland Cloudで再現されたTB-303/TR-707/TR-727全ての機能を使用可能
Roland CloudのProメンバーシップ、及びUltimateメンバーシップにて利用可能
ライフタイムキーによる購入も可能

偶然見出されたスケルチ・サウンド

1980年代半ば、日本のシンセサイザー・メーカーと、シカゴのアーティストが全く新しい音楽文化を創りだしました。その中心となったのは、新たな音楽へのパッション溢れるクリエイティブなデュオと、今では伝説となった3つの電子楽器でした。

Designing the Phuture

友人でありコラボレーターであるSpankyと共に、DJ Pierreは1986年に画期的なデュオPhutureを結成しました。彼が中古で手に入れたRoland TB-303のノブをひねった瞬間に生まれたインスピレーション、ベースラインの周波数とレゾナンスのうねる様な音色変化こそが、その後の音楽シーンに不滅のインパクトをもたらしました。それ以来、DJ Pierreはエレクトロニック・ミュージックのシーンに名を残す存在となります。10年以上の最先端ハウスミュージック・プロダクションをリードし、多くのアーティストの信頼を積み上げたマスタークリエーターは、今なお衰えることを知りません。

‘ACID HOUSE LOVE’ PRINT AVAILABLE FROM DOROTHY

THE INSTRUMENTS

TB-303

RolandのTB-303 Bass Lineは、ウォームかつエネルギッシュ、独特なリキッド・サウンドを創り出し、1980年代後半のアシッド・ハウス・ムーブメントを決定づける存在となりました。実は1981年に発売された当初はとても過小評価されていましたが、その数年後にエレクトロニック・ミュージックのプロデューサーたちがその可能性を再発見することになります。この小さな筐体から変幻自在に放たれる、滑らかでかつ不可思議なリキッド・サウンドが、その後今なおシーンを魅了し続けることになりました。

TR-707

1985年、ローランドはTR-707リズム・コンポーザーを発売しました。発売当初はそれほど知られていない存在だったTR-707も、その後、歴代Rolandリズムマシンのポジショニングを継承し、シンセポップ、アシッド・ハウス、インダストリアル、エレクトロ、インディー、オルタナティブなど、あらゆるジャンルのヒット・トラックで活躍しています。

TR-727

1985年にTR-707と並んで、TR-727リズムコンポーザーは、エネルギッシュなラテン・パーカッション・サウンドを満載して発表されました。TR-727は、トライバル・ハウスやアシッド・ハウス、ポップやテクノまで、何十年にもわたって幅広いスタイルで幅広く活躍してきました。それ以外にも、アフロビート、レゲトンなど、エキゾチックで現代的なスタイルにも最適なマシンです。