完全ポリフォニック、常時発音状態のバーチャル・トーンホイール
VK-8は、豊かな表現力と伝統的なオルガン・サウンドを完全復刻したモデルとして、多くのプロ・オルガン・プレイヤーから高い評価を得ています。VK-88/8Mはそのバーチャル・トーンホイール音源やCOSMテクノロジーによるアンプ・モデリング、オーバードライブなど、オルガン・サウンドの核になる部分をそのまま継承するとともに、さらにリファイン。あらゆるスタイルのオルガン・プレイに対応します。
バーチャル・トーンホイールは、伝統的なトーンホイール・オルガンと同様に常時発音状態にあるので、抜群の高速発音が可能。特にグリッサンド奏法時には高速レスポンスならではのダイナミックな表現が行えます。もちろん、アッパー、ロワー、ペダルの各音源部は完全ポリフォニックですので、音切れの心配がなく理想的なオルガン演奏が可能です。
また、トーンホイールから漏れた信号によるリーケージ・ノイズや、鍵盤操作で発生するキー・クリック・ノイズも、忠実に再構成。トーンホイール・オルガンのサウンドを細部にいたるまで表現することができます。
こだわりのロータリー・スピーカー・サウンド
オルガン・サウンドの重要な要素の1つである独特の回転スピーカーの効果やアンプの歪み、そしてキャビネットによる箱鳴りなども、COSMテクノロジーで徹底追求。アンプ・モデリングでは、ジャズやロックなどで多用されるオルガンの定番アンプをモデリングし、各アンプ固有の真空管の特性や箱鳴り感、スピーカーの音響特性を忠実に再現しています。これにより、キーボード・アンプやモニター・スピーカーで本格的なロータリー・サウンドが得られるだけでなく、ライン録りのレコーディングにおいても存在感のあるサウンドが得られます。
さらに、VK-88/8Mでは新規のアンプ・タイプを1種類追加。他のタイプより多くの歪みが得られ、しかも歪みを深くしていっても音量が一定に保たれる新感覚のアンプ・タイプで、音量の調整を意識することなく、演奏に集中することができます。
また、オーバードライブは真空管アンプの歪みをリアルに再現。自然なドライブ感や、低域のドライブ・ブーストによる強烈な歪みサウンドなど、よりリアルなオーバードライブ・サウンドが簡単にコントロールできます。その上、エクスプレッション・ペダルによる音量変化にも自然に追従するので、自然なオーバードライブ・サウンドが得られます。
VK-88のサウンドと操作性をデスクトップ型に凝縮したVK-8M
VK-8Mは、バーチャル・トーンホイール音源をそのままモジュール化することで、ピアノやシンセサイザーのプレイヤーも本格的なオルガン・サウンドを加えることができるよう設計されています。
オルガンのプレイ・スタイルでは、あらかじめプログラムされた音色を切り換えて演奏するだけでなく、演奏しながら音色を変化させるなど、リアルタイム・コントロールが不可欠です。このため、VK-8Mはラック・マウント・タイプではなく、プレイヤーの手元で操作できるデスクトップ型にデザインされています。
メイン・キーボードの上に置いて使用できるほか、専用ブラケットBKT-8(別売)とスタンドPDS-10(別売)を使用することで、操作しやすい好みの位置にセッティングすることができます。
さらに、VK-8Mはデスクトップ型ながら、天然木塗装仕上げのサイド・パネルを採用。使い込むごとに味わいと風格が増すオルガン・モジュールです。
オルガンならではの操作性を追求したパネル・レイアウト
VK-8Mは、モジュールながら演奏時の操作を考慮したパネル・レイアウトを採用。オルガンの音づくり/音色コントロールには欠かせないハーモニック・バーももちろん搭載しています。オーバードライブやトーンホイール・タイプなど、頻繁に使用するコントローラーは独立したつまみやボタンとして配置することで、直感的な操作が行えます。
また、クレッシェンド、トーンホイール・ブレーキなど、オルガン演奏のパフォーマンス性を格段に高める好評のDビーム・コントローラーを搭載。VK-88同様のカラーLEDに加え、VK-8Mにはグリッサンド奏法をリアルに再現したグリス・モードも搭載しました。内蔵のオルガン音源と、LINE IN端子に入力されたキーボードの音量バランスを、エクスプレッション・ペダルでミックスできるアクティブ・エクスプレションなど、オルガンの表現力を最大限に引き出すコントローラーも装備しています。
オプション
専用ブラケット BKT-8(別売)
スタンド PDS-10(別売)